救助隊ポラリス!【ポケモン不思議のダンジョン〜赤〜】 - はがねやま
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02
「ほらっ。ここがポケモン広場だよ。」
石で舗装された歩きやすい道。
自然のものを使ってつくられた建物。
なにより、にぎやかなポケモンたち・・・。
私たちはポケモン広場に来ていた。
「あそこはカクレオンのお店だよ。ダンジョンで必要なものが買えるんだ。」
ニドランが説明をする。
指を差されたのは、カメレオンに似た二匹のポケモンだった。
人当たりのよさそうな緑のカクレオンと、紫のカクレオンだ。
ていうか・・・色違い!
はっじめて見たああああ!!
「おや、新入りかい?」
緑のカクレオンが言う。
「うん、おととい引っ越してきたんだよ。僕と救助隊をやってるんだ。」
救助隊のところを強調して、キイが胸を張った。
どんだけ・・・。
ニドランが救助隊バックから麻ぶくろをとりだした。
ちなみに、救助隊バックはニドランが持つことになっている。
「え〜と・・・リンゴください。」
まてえ!
勝手に使うな!
・・・この後、麻袋だけはキイが持つことになった。


カクレオンのお店のほかに、ペルシアン銀行、ゴクリンのれんけつ店、ガルーラの倉庫など、沢山のお店があった。
「ここをまっすぐ行ったところがペリッパーの連絡所だよ。」
キイの先導のもと、道を歩くと掲示板のようなものが見えてきた。
紙が沢山貼ってあり、風にばらばらと鳴っている。
「ほらっ。ここに掲示板があるよね?ここに救助の依頼があるんだ。」
キイにいわれるままに見てみると、そのかみは確かに救助依頼の手紙だった。
てことは・・・これ全部?
「最近ね・・・増えつ続ける救助依頼に、救助隊の数が間に合ってないんだ。」
へえ・・・。
「だから、僕たちが頑張りましょうよ!」
「そうだねっ。」
「「エイエイオー!」」
・・・。
「・・・ルノさん、ノリ悪いですよ!」
「そうだよ、ここはみんなでやるでしょ!」
ポケモンと人間のテンションの違いがわからない・・・。

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■筆者メッセージ
=====あとがき=====
謝ります・・・。
ごめんなさい。更新しなくて。
ル「・言・」
あ、目も笑ってない。
こまめ ( 2014/04/03(木) 17:24 )