01
・・・。
・・・・・・。
・・・・・・・・・。
ここは・・・。
ここは、どこ?
もしかして・・・夢・・・?
・・・!!
あれは・・・『ダレカ』・・・!
まって、行かないで。
まって・・・。
・・・・・・・・・。
「・・・ふああ!!」
起き上った勢いで、わらが何本か中を舞った。
・・・夢?
夢を見ていたような気が・・・。
えーと、内容はなんだっけ。
だれかが出てきたような気がするんだけど・・・。
「ま、いっか。・・・ポスト見とかなきゃ、二匹おこりそうだな・・・。」
そう、二匹とは、あのめんどくさい二匹だ。
泣き虫な奴とうるさいやつ。
ああ、そういえばニドラン・・・。
チームに入れるなら名前決めないと。
いや、まだ入れるとは決まったわけじゃないけど。
ドアを開けると、外はまだ薄暗かった。
「おはよーございまーす!!」
「うわああ!!」
びびびびっくりした!
「ニドラン、もっと静かに入れ!」
「ハイ!僕ルノさんの寝起きを見れて幸せです!」
なんかこの小説アブナイ方向に向かってるぞ!
ていうかメロメロっていつまで続くんだぁー!
「ルノ、おはよ!・・・て、ニドランも早起きだね〜。」
そこ!?
ニドランにのしかかられながら床に転がってる私を見てなんともおもわないのか!
「・・・ポストは?キイ、見てみて。」
「え、なんでルノがみれb
「起き上れないんだよ!」キイは苦笑いをした後、ポストのほうに歩いて行った。
私は体当たりでニドランをどかすと、起き上った。
「・・・うわ、見事にカラッポだよ!」
「そりゃそうだ。昨日結成したばっかだしね。」
「受け身じゃ駄目です!ペリ連いきましょ!」
・・・。
「ペリ連・・・?」
「あれ、ルノ知らないの?ペリッパー連絡所の略だよ。」
ポケモンの世界でも略称ってあるのか!
「ついでにポケ広も案内されては?」
ニドランが言う。
「そだねー。ルノ引っ越してきたばっかだし。」
「・・・ポケ広はポケモン広場?」
「「うん」」
そこはちゃんと言おうよ!