そんなにいきたいのですか?
貴様に逝く資格は無い。
~スオーノ=ポーネー視点~


サウは黙りこくった。
なんか私はとにかく腹立たしい。
「キサマは理由もなしに逝こうとしてるのですか?!
許せませんわ!」

サウは目をまん丸にさせる。
でも、そんなの構わない。

「理由も無しに死ぬのは腹を痛めて産んだ親達に失礼!
それ以前に腹立たしいですから嫌ですわ!!」

怒り50%なので対して怖くないと思う。
声も張り上げて言ってない。

「だって僕は…!」
「言い訳・屁理屈無用ですわよ!!」

私は机を思い切り叩く。

バンッ

と、ものすごい音がするのが分かった。

「ねえ。
ズヴークは普段なにしてるの?」

唐突なサウの質問。

「答えて差し上げましょう。
私はこの森の生き物たちの命を守る仕事をしています。」
「イノチ?
マモル?」
「ええ。」

ダメだこいつ。
全然分かっておりませんわ。

「自殺を図る生き物たちを説得して、そのイノチを守るしごとですよ。」
「え…?」

「え…?
じゃあありませんこと!」

家の中、家の付近に生き物がいないのを確認した。





RuBi ( 2014/08/16(土) 00:28 )