103話 もう一つの活路I
平和な昼過ぎに、激しい稲妻が小樽運河傍に轟く。
「キュウコン!」
「ははっ、悪いね。サイドを一枚引いて私の番はこれでおしまいだ」
修学旅行で北海道に来た俺たちの二日目の行程は小樽自主研修。という訳でのんびり夏の北国を楽しもうとしていたはずが、移動販売のソフトクリーム屋の店主、船井さんと対戦することになっていた。
しかしこの対戦に勝てばソフトクリーム半額! 負けても失うことはないから受ける一択問題なし。安くおいしくプレミアソフトをいただきます。
……のつもりが、この人本当に強い。並大抵じゃない。最初の滑り出しこそ行けると思ったが、たくさん並んだグレートポケモンに包囲されて完全に劣勢に立たされていた。
今の俺のバトル場はピィ30/30。ベンチに炎エネルギーが一枚ついたバクフーングレート130/140、無傷のバクフーングレート140/140、マグマラシ80/80、炎エネルギーが二つ付いたリングマグレート20/120。
船井さんのバトル場にはダブル無色エネルギー、雷エネルギーが一つずつついたデンリュウグレート140/140、ベンチにはデンリュウグレート140/140が二匹、そして雷エネルギーが一枚ついたジバコイルグレート140/140。
俺のサイドが残り四枚に対し、船井さんのサイドは三枚。だがサイド差以上に場のポケモンのコンディションが劣勢になっている。
「俺のターン。まずはサポートカード、フラワーショップのお姉さんを発動。自分のトラッシュに存在するポケモンを三匹まで、そして基本エネルギーを三枚まで選択して山札に戻し、シャッフルする。俺はトラッシュのヒメグマ、リングマグレート、バクフーングレートの三枚だけを山札に戻す!」
炎エネルギーはトラッシュにあってこそ真価を発揮する。ここで戻す意味はないと踏んだまでだ。
しかし状況は一向によくならない。船井さんのデンリュウグレートのポケボディーの感電は、俺が手札から自分のポケモンにエネルギーをつけたとき、そのポケモンにダメカンを一つ乗せる効果。今デンリュウグレートは三匹いるので、エネルギーを一枚つけただけで30ダメージも受けてしまう。
そんなこともあって、俺が手札からリングマグレートにエネルギーを手札から一枚つけただけでリングマは気絶してしまう。だからってエネルギーをつける手段がないわけでもない。
俺のバクフーンのポケパワーはトラッシュに存在する炎エネルギーを一枚、自分のポケモンにつけてその後そのポケモンにダメカンを一つ置く効果。トラッシュから、なので感電の効果は受けないが、残りHPが20/120のリングマには一枚しかつけれない。
エネルギー三つだけではリングマの最も威力の高いワザ、メガトンラリアットが使えない。バクフーンで支援しながらリングマが大暴れするというパターンを組み立てている俺のデッキの動きが見事に封じられている。さらにカードドローのポケパワーを持つキュウコンも気絶させられて、この状況を持ち直すのも困難だ。だからと言って指を咥えて見てるだけ、っていうわけには行くまい。
「グッズカード、ポケモン通信! 手札のロコンを山札に戻し、山札からバクフーングレートを手札に加える。そしてマグマラシをバクフーングレート(140/140)に進化させる!」
リングマが戦えないとなるとバクフーンで戦うしかない。俺はピィ(逃げるエネルギーは0)をベンチに逃がし、既に炎エネルギーが一枚ついているバクフーン130/140をバトル場に出す。
「更にバクフーンのポケパワーを発動。アフターバーナー!」
俺の場にもバクフーングレートが三匹いる。まず二匹分のアフターバーナーで、トラッシュの炎エネルギー計二枚をバトル場のバクフーンに乗せ、ダメカンを二つ置く。そしてもう一匹の効果はベンチのリングマに使い、炎エネルギーとダメカンを一つずつつける。
これでバクフーン、リングマのHPはそれぞれ110/140、10/120。感電のリスクは避けることが出来るがどちらにせよダメカンを避けずしてエネルギーをつけることが出来ない。
「行っけぇ! フレアデストロイ!」
右手に烈火を宿したバクフーンが後ろ脚で力強く走り、船井さんのデンリュウにその右手で勢いよくブローを喰らわせる。と同時に二匹を起点に爆発が巻き起こる。
「フレアデストロイの効果で、互いのポケモンについているエネルギーを一つずつトラッシュする。バクフーンの炎エネルギーと、デンリュウのダブル無色エネルギーをトラッシュ!」
「しまっ!」
デンリュウのHPは70しか削れなかったが、それでもダブル無色エネルギーをトラッシュしたことは大きい。デンリュウのワザ稲妻クラッシュは雷無無のエネルギー計三枚を要求する。一気に二枚分削れたのはかなりのアドバンテージだ。
「まだまだ、私の番だ。まずはグッズカード、ポケモン入れ替えを使い、バトル場のデンリュウとベンチのジバコイルを入れ替えさせてもらう。そしてジバコイルに雷エネルギーをつけて、ジバコイルのポケパワーを使わせてもらうよ。電磁ドロー」
電磁ドローは自分の手札が六枚になるまでカードを引くポケパワー。今の船井さんの手札は五枚。よってカードを一枚引くだけだ。しかし本当にカードを引くペースが早すぎる。船井さんの残りの山札の枚数は七枚。どっちが手札でも問題ないくらいだ。
「そしてもう一枚グッズカードを使わせてもらおう。プラスパワーだ。これによってバトルポケモンに与えるワザのダメージをプラス10する」
「ま、またプラスパワー!」
「さてバトルだ。ジバコイルでバクフーンに攻撃、ロストバーン! このワザは自分の場のエネルギーを任意の枚数ロストし、その枚数かける50ダメージを相手に与える」
「そんなにダメージ与えるの!?」
「私は先ほどベンチに戻したデンリュウの雷エネルギーと、ジバコイルについている雷エネルギーの二枚をロストする」
ジバコイルの元にエネルギーが集まり、圧縮され、それが全方位に一気に放出される。かなり大きな衝撃か、真正面から受けたバクフーン0/140は空中で一回転して俺の近くまで吹っ飛ばされた。
ロストバーンの50×2+10=110ダメージは、十分あると思われた俺のバクフーンの残りHPを綺麗に削り取ってしまう。ダメだ、追いつけない。
「これで私はサイドを一枚引くよ」
サイド差は二枚に広がった。この差をひっくり返すのは簡単とは到底程遠い。もう少しのスキも見せられない。どうすればいい。今の俺の場ではHP140のオンパレードである船井さんのポケモンを倒すことなんて……。いや、まだチャンスはある。
船井さんの場にあるエネルギーはジバコイルについている雷エネルギー一枚のみ。そしてロストバーンは雷無と二枚以上のエネルギーを要する。このエネルギーの差を活かすんだ。
「ベンチのバクフーン(140/140)をバトル場に出す。そして俺のターン。まずは、手札の炎エネルギーをバトル場のバクフーンにつける!」
「なんと! それで本当にいいのかい?」
「もちろん!」
鳩が豆鉄砲を喰らったように驚いた表情を見せた船井さんだったが、やがて再び年齢に似合わぬ少年のような力強い表情に戻り、ポケボディーの発動を宣言する。
「君が手札からエネルギーをつけたことによってデンリュウのポケボディーの効果が発動! 感電だ」
バクフーンの足元から電撃の槍がその体を襲う。デンリュウ三匹分の計30ダメージを受けたが、まだまだ。
「まだまだ! バクフーンのポケパワー、アフターバーナー!」
バクフーン二匹分のアフターバーナーで、合計二枚の炎エネルギーをバトル場のバクフーンにつける。その効果によってバクフーンの足元から火柱が巻き起こり、そのHPをポケパワー二回分の20ダメージを受ける。戦う前からHPは90/140とほぼ半分程受けてしまったが、これでエネルギーに炎炎無を要求するフレアデストロイが使える。
「俺はさらにサポートカード、エンジニアの調整を発動。手札の炎エネルギーをトラッシュすることで、山札からカードを四枚引く。そしてヒメグマ(60/60)をベンチに出し、バクフーンで攻撃。フレアデストロイ!」
バクフーンの炎の拳による爆発パンチは今度はジバコイル70/140を捕える。フレアデストロイの効果でバクフーンの炎、ジバコイルの雷エネルギーをそれぞれトラッシュ。
これで船井さんの場にある全てのエネルギーが消え去った。エネルギーが無ければもうダメージを与えることさえ難儀になるはずだ。
「なるほど、考えたね。確かにエネルギーがなければ私はワザを使えず、君にダメージを与えることが出来ない。それでもサイド二枚分の余裕が私にはある。君がサイド二枚引くか、それより先に私がこの状況を打破するか、どちらが早いかな?」
そうは言ってもこれしか打つ手がないんだ、仕方ない。少なくともミスプレイではないはずだ。
「私のターン、私はベンチのまだダメージを受けていない方のデンリュウに雷エネルギーをつけて私の番は終わりだ」
「おっ、もう俺の番か。まず俺はバクフーンのポケパワーを発動する。アフターバーナー」
バトル場のバクフーンのアフターバーナーで、自身に炎エネルギーを一枚つけて10ダメージを受け、さらにベンチのバクフーンのアフターバーナーで同じくベンチに存在するヒメグマに炎エネルギーを一枚つけて10ダメージ受ける。HPはそれぞれ80/140、50/60だ。
「手札からグッズカード、ジャンクアームを使わせてもらう。このカードは自分の手札のカードを二枚トラッシュすることで、トラッシュにあるジャンクアーム以外のグッズカード一枚を手札に加える。俺はその効果でポケモンキャッチャーを手札に戻し、早速使わせてもらう」
ポケモンキャッチャーは相手の場のポケモン一匹を選び、そのポケモンを無理やりバトル場に出させるもの。俺は船井さんが前の番にエネルギーをつけたデンリュウをバトル場に出させる。
「攻撃、フレアデストロイだ!」
デンリュウ70/140にダメージを与え、バクフーンとデンリュウの互いのエネルギーを一枚ずつトラッシュさせる。これでまた船井さんのエネルギーは全滅だ。
確かに船井さんの場にはエネルギーが残らない。そしてダメージを与えている。だというのにサイドは一向に減る予感を感じさせず、本当にこれで正しいプレイングなのだろうかと俺が逆に戸惑ってしまっている。
今の手札にジャンクアームもポケモンキャッチャーもない。次の番に上手く引けなければ、このコンボも崩れてしまう。
「私の番だ。私は再びベンチにいるダメージを受けていないデンリュウに雷エネルギーをつけて終わりだね」
今の船井さんの手札は六枚に対し、山札が五枚。ついには山札の方が手札よりも少なくなっている。
「くっ、俺のターン!」
引いたカードはリングマグレート。ポケモンキャッチャーもジャンクアームも引けなかった。これじゃあエネルギー切れのコンボが狙えない。
いつの間にかかいていた額の汗を、制服のカッターシャツのすそで拭いとる。俺が押し返している、そのはずだ。
なのに本能的に焦りを感じているのか。呼吸のペースが早くなってる。右手が自然と拳を作り。その中では手汗をかいている。理論と勘が正面衝突して、処理能力が正しく答えを弾き出せない。
こういうときこそ落ちつけ。深く息を吸って吐いてを二、三度繰り返し、心拍数を整える。この状況を打破するためにはどうしたらいいか。
バクフーンの今のHPは、次に一度でも稲妻クラッシュを受けるだけで気絶しかねない。そうなったらアフターバーナーを使える回数も少なくなる。
だからと言って手札からエネルギーをつければ感電を喰らってしまう。リングマのワザエネルギーは三つか四つ、バクフーンに必要なワザエネルギーは三つ。どうしてもそれに値する量をすぐさま並べることが出来ない。
このまま殴りに行ってもダメだし、だからと言って死に体のリングマグレート10/120をバトル場に出すわけにはいかない。ベンチのバクフーンはエネルギーがついておらず、戦力になれない。
「翔」
ふと風見に名前を呼ばれ、振り返る。腕組みをした風見は、パズルが解けたかのように唇の端を僅かに緩めている。
「ポケモンを倒すだけがポケモンカードか?」
「は? ……それってどういう!」
「後は自分で考えるんだな」
何を言ってるんだ。ポケモンを倒さないと勝てないだろ。ポケモンを気絶させてサイドを引いて、サイドを引き終わるか、それか相手の戦えるポケモンがいなくなれば対戦に勝利する。そんな至極当たり前な……。
そうか。なるほど、その手があったか!
「なるほど、そういうことか! 見えたぜ。まず俺はバトル場のバクフーンについている炎エネルギーを二つトラッシュしてベンチ逃がす。そして俺は新たにリングマ(10/120)をバトル場に出す!」
「えっ? それでいいのかい?」
「もちろん! そしてバクフーンのアフターバーナーを発動するぜ」
アフターバーナー二回分を、ヒメグマを対象に発動する。これでヒメグマ30/60についている炎エネルギーは三つ。
「リングマで相手のデンリュウに攻撃。アームハンマー!」
リングマが両手を合わせ、振り上げる。そして勢いをつけてデンリュウの体に叩きこむ。
このリングマグレートのポケボディーは暴走。自分にダメカンが一つでも乗っていれば相手に与えるワザの威力が+60になるというかなりアグレッシブなポケボディーだ。そしてアームハンマーの元の威力は30。よって30+60=90ダメージが残りHP70/140のデンリュウに与えられた。
「アームハンマーの効果! 相手の山札の一番上のカードを一枚トラッシュする。そしてサイドを一枚引いて俺の場は終わりだ」
モニターでトラッシュされたカードを確認する。ライチュウグレート、えげつないカードをトラッシュ出来たもんだ。危ない危ない。
船井さんがバトル場に送りだしたのはさっき雷エネルギーをつけたデンリュウ140/140。攻めに来るということか。
「私のターン。バトル場のデンリュウにダブル無色エネルギーをつけ、リングマに攻撃。稲妻クラッシュ!」
稲妻クラッシュは威力40のワザだが、コイントスをしてオモテならその威力に40加え、ウラの場合は相手のエネルギーを一枚トラッシュする効果を持つランダムなワザ。そして船井さんのコイントスの結果はウラ。だがトラッシュしたところでリングマ自身が気絶してトラッシュに行くので別に問題は無し!
空から一筋の青い稲光がリングマを突きさす。苦しげな悲鳴とともに、二歩千鳥足でふらついて、そのまま前のめりにドサリと音を立てて崩れる。
「サイドを一枚引かせてもらうよ」
これで船井さんのサイドはあと一枚。だがまだまだチャンスはある。サイド差二枚をひっくり返すとんでもない活路が、秘策が。
「俺はバトル場にヒメグマを出す。そして俺のターン。まだまだ全力で行く! ヒメグマをリングマグレートに進化!」
新たにリングマグレート90/120がバトル場に再び現れ、大きく吠える。既にポケボディー、暴走の効果が働いているのか今にも辺りを暴れ回りそうだ。
「早速バトル! リングマでアームハンマー!」
ベンチのバクフーンのポケパワーでエネルギーをもう一枚足せば、10ダメージを受けるがアームハンマーよりも威力が30高いメガトンラリアットを使えるようになる。
しかしそれでも相手のデンリュウのHPを20余すことになり、返しのターンで稲妻クラッシュを受けるハメになってしまう。これでいいんだ。
リングマの怒りの鉄槌がデンリュウ50/140に振り下ろされ、船井さんの山札の一番上のカード、プラスパワーがトラッシュに送られる。
「まだまだ、そんなもんじゃ私のポケモンは倒せないよ! さあ私のター……、ん?」
カードを引く船井さんの手が一度止まる。訝しい様子で山札を見て、次いでしまったと顔に書きながら俺を見つめる。
「こっちかー、いやぁ参ったね!」
船井さんはやられたねと軽く笑いながら、右手をトンと頭に当てる。今船井さんがカードを引いた時点での山札の数は残り一枚だけ。
そう。ポケモンカードの勝利条件はポケモンを倒すだけに非ず。カードを引くことが出来なくなったプレイヤーはその時点で負けとなる。俺は風見のあのアドバイスを受けて、ポケモンを倒す、からデッキ破壊にプレイングを移したのだった。
「ぐぬぬ、デンリュウでリングマに稲妻クラッシュ!」
コイントスはオモテ。その効果で40+40=80の大ダメージだが、それでもリングマ10/120は両手で稲妻を受けてギリギリで踏ん張る。
「俺の、タァーン! リングマで最後の攻撃、アームハンマー!」
渾身の一撃がデンリュウと船井さんの山札に襲いかかる。重い一撃を受けて倒れたデンリュウ0/140だけでなく、船井さんは山札の最後のカード、ピカチュウをトラッシュに送らねばならない。
「デンリュウが気絶したことでサイドを一枚引く」
「……私はデンリュウ(70/140)をバトル場に出す。だけど、私の山札は……0枚」
「これでカードが引けなくなって、俺の勝ちだ!」
大きくガッツポーズをすると、モニターにWINの三文字が並び、場の全てのポケモン達が消えていく。
デッキ破壊なんて初めてしたけど、これもなかなかどうして悪くない。
「ふー、一時は本当に終わったかと思った」
「君本当にすごいね、まさかあそこでデッキ破壊をしてくるなんて」
バトルベルトを直した船井さんが、そう言って握手を求める。
「俺の連れが一言言ってくれなかったら思いもつきませんでしたよ」
握手に応え、風見の方を向いてやればうすら笑いを浮かべてこちらを見つめてくる。どことなくあのどや顔に僅かながらも腹が立つが、あのアドバイスのお陰で勝てたんだから何も言わないでおく。
「いやいや、それでもあの状況をひっくり返すのは本当にすごいよ。本当にいい経験になったなった。良ければソフトクリームなんて無料で持っていってほしいくらいだよ」
あははは、と笑いながら語る船井さんだったが、俺はその言葉をきっちり逃さなかった。
「本当ですか!?」
「え?」
「本当に無料でいいんですか?」
「いや、その、……うん。熱い対戦にしてくれた君への大サービスだ」
よっしゃー! と、対戦に勝った時よりも大きくガッツポーズをした。
「はいもしもし?」
『風見雄大の姿を確認しました。現在小樽にいます』
「そうかい」
『今後も動向を追い続けるつもりです』
「必ずだ。必ず逃すなよ」
『はい、遠藤様……』
携帯電話の通話が切れて、久しぶりに訪れたこの洋館の中に静寂が返ってくる。
懐かしい。かれこれ一年程前に風見雄大がいなくなってからここに来る必要が無かったが、この来るべき機会に備えて忘れ物を取りに来た。
手記。自分が記したモノだったが、置き去りにしたままだった。風見雄大を育てた自分が、その成長の様子を記したそれだった。
「雄大……。貴様に一泡吹かしてやろう」
ククク、と一人静かに笑いながら、長い廊下を歩き続ける……。
翔「今回のキーカードはリングマグレート!
ダメカンが一つあるだけで威力倍増!
圧倒的パワーで敵を蹂躙!」
リングマ HP110 グレート 無 (L1)
ポケボディー ぼうそう
このポケモンにダメカンがのっているなら、このポケモンが使うワザのダメージは「+60」される。
無無無 アームハンマー 30
相手の山札を上から1枚トラッシュ。
無無無無 メガトンラリアット 60
弱点 闘×2 抵抗力 − にげる 3