第三話後半 姉弟の話
火鈴「おかしいな?」
霊兎「おかしいのは姉ちゃんだよ、いきなり抱きついてきて、どうしたんだよ、」
火鈴「いや、こうすれば疲れが飛ぶって聞いたから試しただけだ、何か間違えてたか?」
火鈴は頭に疑問付を浮かべながら話す
霊兎「うん、最初から全部間違えてる、僕に抱きついても僕の疲れは消えないし、逆に疲れるよ、あと何で部屋に入ってるの?」
火鈴「あ、いや、これはだな、」
火鈴は少し顔を赤くして部屋から出ていった
霊兎「・・・何だったんだ?」
霊兎はまたベッドに入り眠りについた
〜 一階リビング 〜
火鈴「おい!怜悧!話と違うじゃないか!」
顔を真っ赤にして怜悧を怒鳴りつける火鈴
怜悧「フフ、簡単に騙されちゃダメでしょ?少しは自分で判断しなさい、」
クスクスと笑いながら言う怜悧
火鈴「あれはお前を信じてやったんだぞ!?というか、あいつの疲れなんか取れていないじゃないか!」
怜悧「確かに霊兎の疲れは取れてないけどあなたの疲れは少し取れたでしょ?」
火鈴「私はあいつの疲れを取ってやりたいだけだ!」
〜 この話し合いが結構長く続いたのは言うまでもない 〜