願い…そして旅立ち
「やっぱり…窓から見たときからいいと思ってた。」
私の願い…それはこの森のなかにある原っぱにいくこと。
「私ね…ママとパパと離れる前までずっといえのなかにいたの……、この青い目が街では出られないほど嫌われていたから、あと、このリボンが悪いポケモンに狙われているから。」
「そうだったんだ…。僕m」
「でも………、この空を見てると…そんなことも忘れちゃいそう…」
私は涙をひとつ流した…
「よし、決めた!僕、チコと一緒にいく!」
私は涙を拭いていった。
「え…!?ど、どこへ?」
「【ボストさん】っていう歴史化学者がクエスタウンにいるって聞いたことがあるんだ。
だからボストさんに聞けばそのリボンのこともわかるかもって…。だから、僕も一緒についていっていいかな?」
「う…うん、もちろん!ありがとう…!」
「よし、じゃあ、明日の朝、出発しよう!」
チックの提案でボストさんという家にいくことに…
でも…チックは心強そうで、その家までは楽しく行けるのなら…良いのかな。
~☆~[次の朝]
「今は…古いバッグしかないけど…どっかいい街があったら買うからそれまで我慢してね。」
といっても、私もチックも斜めがけだが、ボロボロでもないし、困ることはなさそうだ。
「それじゃ…」
「「しゅっぱーつ!」」
この日から…すべてが始まった。
ーチコは新しい仲間とのぼうけん、そして、第2の人生がスタートした。
ーチックはずっと出られなかった森から出て、殻を破った。
新たなる日を迎えた二人に太陽が祝福するように眩しく輝いているのであった。