第二章 グルースシティの人々
第九話 マイとミズキ
「うわぁ〜〜〜!」
ガシャンガシャ〜〜〜ン!
「……!?」
大きな物音で目が覚めるミズキ。
「び、ビックリした……い、いきなり大声出さないでよ」
床にはおかゆがこぼれている。
「あ、ご、ごめんなさい」
目を覚ますと、そこは部屋の中だった。
「ここは」
「あ、えっと〜……そう。お父さんが帰りにミズキちゃんを見つけて、家まで送ってくれたんだ。
 ここは私の家だよ。五十嵐さん」
父が帰りに見つけたなど、嘘だ。
だが自分たちは国家の最高機密。何とかしてごまかす。
「そ、そう……」
「でもなんで港にいたの?」
ミズキは一瞬だけ考えた。
「……散歩」
「あんな夜遅くに?危ないよ!」
「……」
「ま、まぁ。無事でよかった」
ミズキの頭には、包帯が巻かれていた。
「これ……」
「あ、私の妹のミオがやってくれたの。ミオもお父さんも心配してたよ?」
「あなたは何を」
「何って、君を看病してるの。今日学校だったんだけど、先生に許可もらって休みにしてもらった。
 お父さんは今日お店をしてるし、ミオは今日学校だけどね」
するとミズキはうつむいて、
「どうして」
と、ぼそっと言った。
「無駄なのに、どうして」
「無駄じゃないよ。傷ついた人は助けたいし、助けるのが普通だと思う」
「……何にも、出来ないよ。私」
「出来なくてもいいよ。助けたいって思ったのは、私だよ」
その言葉に、ミズキは目を閉じた。
「分かったなら、安静にして。今意識が安定してるなら、治るはず」
「……」
「て、うわぁ!おかゆ片付けるの忘れてたぁ!」
床にこぼしたお粥を、必死にかき集めるマイ。
「おかゆ、作るね」
「いい」
「え?」
「いいから」
そのままミズキは横になった。
「そ、そう……」



一方ホロロジウム軍事センターにやって来たシズル、カエデ、ナナの三人。
「まずはこれを見てくれるかな?」
カズマがレーザーポインタを使って説明。
そこには、口を開けている(ように見える)ジーランスの姿。
「おそらくこれはジーランスの技、あくび。食らうと強烈な眠気に襲われて、たちまち……」
突き上げられているマイの姿。
「こうなる」
レーザーポインタを直し、話を続けるカズマ。
「これが防御力の高い小鳥遊君だからよかったものの、例えば二階堂君、君が受けるとどうなると思う?」
「危険……ですね。ダイビングはみずタイプ。ほのおタイプのオレが受けたら……」
「(ピー)られるわね」
「何気なくRー18な言葉を言うんじゃない!」
少しだけ引き気味の笑いをしたあと、咳払いをしてシズルが言う。
「回避方法はあるんですか?」
「それが問題だ。おそらく奴は今回の行動に味をしめて多用してくるはず。君たちの力ではあくびを連打できる奴に対抗出来るだろうか……」
「……」
するとナナが、ポンと手を打った。
「眠りといえば……」
「え?」
「何か対処法を思い出したの?」
こくりと頷き、
「眠り攻撃で眠ってしまったら、○眠の誘いを使われる前に起こせばいい」
……しばらく静寂。
「……それ、サ○ュ○ス的なノリだろ」
「うん。○キ○パスは眠っている相手には、必ずその技を使うんだから」
「せっかく隠したのにどうしてそんなバラシを!」
「とにかくみんなのトラウマ。思い出しただけで身震いがする。そのためにイヨマ」
「あ〜もういい。分かったから!これポケモンの小説!」
若干のメタ発言が飛び出したところで、
「……」
シズルが気付く。
「眠ってしまったら、やられるまえに起こせばいい。眠っている相手に必ずその技を使う……」
「な、シズルまで何を」
「ねぇ。これってあのエンプティにも言えないかな?同じことが」
「え?」
ここでようやくカズマが気付いた。
「俺的には龍の眼光→マカカジャ×4→メギドラオ……」
「あぁもうそういう話じゃなくてですね……」
「いや、分かって言ってるよ?」
カズマが話を戻す。
「確かに、あくびを使ってから相手は攻撃してくる。つまりあくびが命中しなければ奴は無防備だ」
「あくび……」
そして今度はカエデが、
「オレなら、隙を作れるかも」
「本当?」
「あぁ。……多分」
じっとカズマがカエデの顔を見る。
「なるほど、確かにそうだな」
「え?」



一方その頃、マイは、
「……ゆっくり、寝てるわね」
眠っているミズキを見る。
「……」
体を拭こうとするが、マイはあることに気づいた。
「?」
そういえばミズキ、先程から一滴も汗をかいていない。
「……」
寝息も、非常に静か……
「……(あれ?)」
いや、聞こえない。
「……」
恐る恐るマイは、脈をとってみようと、ミズキの右手に手を伸ばす。
「……!?」
結果はすぐに分かった。
脈を感じない。それどころか、ミズキの体温も感じない。
「……勝手に触らないで」
「!?」
突然声が聞こえたので、マイは思わず飛び退く。
「ご、ごめん……」
「……」
ミズキが起きていた。
「触ったの?私を」
「あ、いや、その……」
「正直に言って」
「うっ……うん……」

ベッドに腰掛ける二人。
「どういう、ことなの?五十嵐さん」
「私は……」
するとミズキは自分の頭を抑えた。
「わわ、無理しなくていいよ。まだ治ってないんだし」
「治っても治らなくても同じ事。私はもうすでに……死んだのだから」
「?」
驚くより先に、疑問が浮かぶ。
「死んだって……今目の前で生きてるよ。五十嵐さん」
「目の前で生きているのなら、私はどうして脈がなかったのか、それは説明できる?」
「あ、いや、それは……」
ふぅと息を吹くミズキ。
「私は……一度死んだ。今、ここに<生きていられる>のには理由があるの」
「生きていられる……」
「……」
うつむいたまま、何も話さないミズキ。
「私を、笑う?」
「え?」
「私は死ぬことすら許されない。そんな不幸な出来事に見舞われた私を、滑稽だと笑う?」
「急に何を……」
何か言おうとしたが、真剣なミズキの姿を見てマイはこう言った。
「笑わない」
「え?」
「君がこんな目にあったのも、不幸な出来事が理由なんでしょ?人の不幸を見て笑うなんて、私にはできない」
こちらも真剣に話す。
「それに、君が一度死んでいるとか、そんなことを聞いても、私は嫌うことはできないよ」
「どうして?」
「友達だし」
ひどく単純な理由だった。
「……」
「いいでしょ?ミズキちゃん」
「え?」
突然ミズキのことを名前で呼び出すマイ。
「ミズキちゃんって、呼んでいい?」
「か、勝手にすれば」
「やった〜!私のことは、マイって呼んでいいよ!」
「……」

「ねぇ」
「ん?」
しばらく経って、再びミズキは話し始めた。
「あなた……家族は妹と父親だけ?」
「うん。お母さんは私が幼い頃に、事故で死んじゃったんだ。私を幼稚園に迎えに行く途中にね」
「え……」
マイは遠い目をしながら続ける。
「私にはよくわかんなかった。お母さんが急にいなくなることっていうのが、どういうことなのか。
 だけどね、お母さんがいなくなった。そんな過去を思い出すより、これからの未来に思いを寄せる方がいい。お父さんにそう言われたの」
「ごめんなさい。せっかく忘れかけていたことを」
「忘れるわけないでしょ?お母さんの思いを忘れちゃ、お母さんは悲しむよ」
再び二人して黙ったあと、ミズキはこう言った。
「ねぇ、もう少し質問していい?……もし、もし、お母さんが戻ってくるなら、あなたは」
「そんな事、考えない」
「!?」
「お母さんはもういない。だからこそ、私はその現実を受け入れて生きないといけない。
 お母さんが戻ってくるなんてまやかし、見るだけ損だよ」
真剣な顔をして語ったあと、笑顔になって、
「それに、忘れずにともらうこと、そうすれば死んだお母さんの魂も、少しは報われるかなって私は思う。
 それを無視して無理やり現実を捻じ曲げてまでお母さんを蘇らせたって、それは違うと思うんだ」
「現実を捻じ曲げるだけの力が、あなたにあるとしても?」
「うん!それでも私は、今起きてる現実と戦うよ!」
「!?」

現実を捻じ曲げるために、戦う自分。
現実を受け入れ、それでも戦うマイ。
日々と戦っているのはお互い同じ、だがそれは……

道がまるで違うものである。

「……あ」
何か悪いことを言ったのか?マイはそう思い、ミズキの方を見る。
しかしミズキは、その言葉を飲み込む暇もなかった。
「な、何?」
必死に動揺を飲み込み、ミズキはマイに言う。
少しほっとしたマイ。
「あと、もうひとつ質問していい?」
「うん。もう一つと言わずに、あといくつしてもいいよ」
にこにこしながら話す。
「もし、未来が絶望に包まれているとしたら、あなたはその現実も受け入れられる?」
「?」
マイは首をかしげた。
「どういうこと?」
「答えて……!」
「む、難しい……質問だね。でも、私はそんな未来、想像したくないよ」
あえて突き放した上で、さらにこう続ける。
「未来が暗いなら、私たちの力で変えることが出来ればいいなって思う。もちろんそれは、人の迷惑にかからなければ、のレベルでの話だけどね」
「……例えば、エンプティだったら?」
「!?」
ハッとした。ミズキはエンプティを知っている……?
「仮に、エンプティが未来を救う鍵になっていても?」
その言葉に、マイは少しだけいらつく。
「いろんなものを壊して、いろんな人を危険な目に遭わせて、いろんな人を悲しませて、それのどこが未来を救う鍵なの!?」
「!?」
「いろんな人に迷惑をかける破壊の神のようなエンプティが、未来を守るための鍵になるわけがないよ!
 エンプティは、未来を守るために倒さなくちゃいけない相手……
 だから、軍の人々がいつもいつも命の危険にさらされながら戦っているんだよ!
 死んだ人だっているんだよ!家族を奪われて、悲しむ人だっているんだよ……!
 それを仮にでも、未来を救う鍵に例えるなんて、それはちょっとおかしいよ!」
目を点にするミズキ。
「……ご、ごめん。ミズキちゃんは関係ないよね」
頭を掻きながら謝る。
「い、いいの。私こそごめんなさい」
その時、マイのポケットで何かが震えた。
携帯のバイブレーションだ。
「ちょっと、ごめんね」
部屋の外に出るマイ。
「出番ですよ。ミズキ」
声がした。
「エンプティが、息を吹き返し、まもなくアントリア海にやってきます。いつまでも休んでいる暇はありません」
「……はい」

「本当、ですか?」
電話相手はカズマだった。
「分かりました。すぐに向かいます」
電話を切ったあと、部屋の中に戻るマイ。
「ちょっと出かけてくるね、ミズ……」
・ ・ ・
「あ、あれ……?」



ホロロジウム軍事センターにやってきたマイは、作戦の全貌を聞かされた。
「だがこの作戦は、長所ばかりではない」
「え?どういう……」
「いつまでも、奴があくびを使えなくなるわけではない。奴があくびを使えないうちに、どれだけダメージを与えられるかだ」
「それなら、大丈夫です」
ナナが声を上げた。
「昨日の状態のままなら、すでにジーランスは大分弱っているはずです」
「常に最悪の状態を見越して行動せねばならんのだよ、白石君。慢心は常に毒となる。それを忘れないようにね」
「そ、それもそうですね。ありがとうございます」
「え?何故礼を……?」
話が脱線しかけたので、カエデが流れを戻す。
「要はスピード勝負。オレたちの真価が問われますね」
「そういうこと。では……出動だ!」
「「「「はい!」」」」



アントリア海近辺の港にやってきた4人。
「「「「スタートアップ!」」」」
変身すると……
「僕だ。ユウジだ」
「はい、聞こえます」
「エンプティの反応、やや大きい。おそらくすぐ近くにいる。さぁ、見せ場だよ」
そして、
ザバ〜〜〜ン!
ジーランスが海から飛び出してきた。
「よしっ」
まずはマイがゆっくりと近づき、メガホーンで一撃。
ズウン……!
それに怒り、ジーランスがあくびをしようとするが……
「どうした?またあくびか?」
カエデが声を上げた。
「お前はそればっかりだな。そんなあくびばっかしてくるってつまんないよ」
向きを変えるジーランス。カエデをじっと見る。
ほんの少しだけ心拍数が上がるカエデだが、なおも挑発を続ける。
「ほらほらどうした?かかってきなよ。それとも、オレたちってそんなに近づけなくなるほどかわいい?」
ジーランスはついに怒りをあらわにし、
「グオン!」
と叫んでカエデにもろはのずつきを放ってきた。
「ふっ!」
高く跳躍してかわし、
「ナナ!頼む!」
「タネマシンガン!」
ドドドドドドド……ドゴンドゴンドゴン!
直撃。ジーランスはその場に倒れこんだ。
「はぁ〜〜〜〜〜!」
ズウン……!
そこへ上からメガホーン。
ジーランスは既に倒れそうだ。
「今ねっ!」
「うん!」
力を溜め始めるマイとシズル。しかしジーランスは最後の抵抗にあくびを使う。
「うっ……」
受けたのはカエデだ。
「か、カエデちゃん!しっかり!」
今にも目を閉じそうなカエデ。それを確認したジーランスはダイビングを使う。
「カエデ」
「……」
すでに返事もできない。
「もう、やむを得ない」
「え?」
すると突然ナナは思い切り右手を振りかぶり……
「ま、まさか、ナナちゃん」
その、まさかだった。
バッシィ!
「ぐは!」
目が冴えるカエデ、その時、足元から水が湧き出してきた。
「くっ!」
側転。直後にジーランスが飛び出してくる。
「ナナ、ありがとう」
「うん。結構力入れた」
ナナは右手をプルプルと振る。
「……でもなんだ……口の中で鉄の味が……」
「い、言わぬが華」
改めて力を溜め始める。

「はぁ……はぁ……」
そのタイミングでアントリア海にやってきたミズキ。
「思ったよりエンプティは、早く現れましたね。あなたがぐずぐずしすぎなのです」
「わ、分かっています!」
そしてミズキはダーツを構える。
「頼りにしています」
それだけを言うと、ナイトメアは去っていった。
その様子を見ることもなく、ミズキはまっすぐジーランスを見る。

お母さんはもういない。だからこそ、私はその現実を受け入れて生きないといけない。

「……!」

現実を捻じ曲げるだけの力が、あなたにあるとしても?

うん!それでも私は、現実と戦うよ!

マイの言葉が頭に響く。
「や、やめて……!」

「現実」は「破滅」。
自分はその現実を捻じ曲げようと戦っている。
それは、いい事なのだろうか?
こう言ったやり方でなくても、別のやり方があるのではないだろうか?
自分がやってきた「現実」を捻じ曲げるための行為は……
「違う……こうしないと、みんなの未来が……!」

エンプティは、未来を守るために倒さなくちゃいけない相手……

だから、軍の人々がいつもいつも命の危険にさらされながら戦っているんだよ!

それを仮にでも、未来を救う鍵に例えるなんて、それはちょっとおかしいよ!

「!?」
振り払おうとすると、ますます声が響く。
「わ、私は……!未来を守らなきゃ……!だからこそ……!エンプティの力を利用しなきゃ……!
 お願い……邪魔っ……しないで……!」
だがその時だ。
ドゴ〜〜〜〜〜ン!
「!?」
爆音が聞こえた。
目を開けると、エンプティの姿は跡形もなくなくなっていた。
「そ、そんな……!」
そしてミズキの体から力が抜け……



「!?」
目を覚ますミズキ。そこはまた、マイの部屋だ。
「あ、起きた。大丈夫?」
マイが声をかける。
「もう、一応病み上がりなんだし、無理しないでって言ったはずだよ」
「……私は、そんな簡単に死ねないって言ったはずだけど」
「死ねなくても!心配したんだからね」
ベッドに腰掛けるミズキ。
「(また……出来なかった……)ねぇ」
「ん?」
「昨日から、エンプティが出てたでしょ?あれはどうなったの?」
「あ、いや。え〜っと……ぐ、軍の人がやっつけたんじゃないのかな?」
「そう」
立ち上がるミズキ。
「ちょ、大丈夫?」
「もう大丈夫、家に帰らないと、私の帰りを待ってる人がいるから」
「……送っていくよ」
「……」
ミズキは悟っていた。
自分はもう、未来を変えることが出来ないのかもしれない。
「お願いがあるの、小鳥遊さん」
「ん?」
「私に、手を伸ばさないで」
去ろうとするミズキ。
「ちょ、ミズキちゃん!どういう」
「別れが寂しくなるから!」
「え……!?」
「私はすでに死体……時が来れば、土に還るのみよ。それに……」
最後に睨むような表情で、
「あなたがいう未来は、きっと来ない」
「……?」
それだけを言うと、ミズキは部屋を出ようとする。
「み、ミズキちゃん!ちょっと待って!」
「何」
「私だけじゃない!シズルちゃん、カエデちゃん、ナナちゃん……みんなミズキちゃんの痛みをきっと分かってくれるよ!
 ……正直私はミズキちゃんの事、よくわかんないけど、1人で何でも背負い込むのは良くないよ!」
それを聞いたミズキはこうとだけ言ってドアを閉めた。
「口でなら、何とでも言えるのよ……!」
バタン!
「ミズキちゃん!」
ドアを開けると、そこにミズキはいなかった。
「ミズキ……ちゃん……」
しばらく静寂が場を包んだ。



しばらく部屋でじっとしていると、ミオが入ってきた。
「お姉ちゃん。五十嵐さんは……」
「……」
「お、お姉ちゃん……」
ただならぬ雰囲気に、ミオはこう言った。
「喧嘩、しちゃった?」
「……ミズキちゃんに……別れが寂しくなるから、これ以上私に構うのはやめてって、言われちゃった……」
「お姉ちゃん……」
「ミズキちゃん……何か隠してると思う。私たちに言えない何かを……」
落ち込むマイに対し、ミオはあえてこう言った。
「お姉ちゃんが落ち込んでも、先には進めないよ」
「え?」
「お姉ちゃんが本当に、五十嵐さんを助けたいなら、まずお姉ちゃんが元気にならなきゃ!」
そしてミオはぐっと握りこぶしを作り、
「あたしも、応援するよっ!」
と、力強く言った。
「……」
するとマイは、
「うん、そうね!」
と、笑みを浮かべた。
「分かったなら、早く降りてきて。晩ご飯出来てるよ!」
「は〜い!」
マイは少しだけ目元を拭ったあと、ドタドタと部屋を飛び出した。

TO BE CONTINUED……

バタフライ ( 2013/04/09(火) 16:34 )