みどり・みどり!!!
毛利「…何故、雨が降っておるのか…?…日輪が拝めぬではないか!!」
我は日輪の申し子、毛利元就よ。ここ近頃、厳島は雨が降ってばかりで日輪が拝めぬ。…………もしや、今読んでる貴様のせいか?もしそうだとしたら…焼け焦げよ!!…しかし、貴様らのせいでは、おそらくないな…。とすると…
毛利「…ジャローダ、貴様のせいか…?」
ジャローダ「……」
毛利「……鳴き声も出さぬか…。誰の影響だ…?」
ジャローダ「…(ジーッ)【アンタだよ…。あんたのせいで俺まで影響されたんだよ…。」
毛利「…かような目で我を睨んでも、怖くもないわ…。」
ジャローダ、こやつは違う。我のそばを片時とも離れたことがないからな。信用できるのは…こやつだけだ。駒どもを信用しても、意味がない。失敗を犯す…、それは我の罰を受けるということだ。
毛利「…しかし、いつまでもこうしていると、長曾我部がいつぞや動くかもしれぬ。何か手を打たなければ…。……駒どもを縛って吊り下げる(=てるてる坊主)」
兵1(駒)「毛利様、私たちはどうすれば…。」
毛利「ここに呼んだのは、貴様らを吊るすためよ…。」
兵「!??」
毛利「けして、首吊りをせよと申しておるわけではない。体を縛るのだ。」
兵2「同じじゃん…(ボソッ)」
毛利「貴様、今何かほざいたか…?(ギロッ)まぁ、我は貴様らを吊るして雨を止ませる。ただ、それだけだ…。分かったら、さっさとやれ。」
毛利「何故…我まで吊るされなければならぬ…?」
兵「…(汗)」
我がジャローダに『駒どもを吊るせ』と命じたはずだが、我まで吊るして、駒どもと同じようにさせたわ…。計算外…。あやつ、生意気だ。下から我を軽蔑するかのように見ておる。あの表情…ムカつくわ…(怒)
毛利「ジャローダ!!下ろせ!!」
ジャローダ「……(にやっ)」
毛利「っ…!?」
あやつ…何かたくらんでおる。あの顔を見る限り、必ずなにか…。
毛利「っ…貴様、まさか長曾我部のところに行くわけではないな…?」
ジャローダ「……^^」
我、手立てなし。オワタ…^0^
毛利「な、ならぬぞ!!行ったら貴様、どうなってもいいのか!!我の輪刀で裂くぞ!!」
ジャローダ「…^^」
ひどい事言っておきながら、泣きそうになっている…。ある意味、我優しい…^^
んがっ!!そのようなことはどうでもよい!!止めなければ…!!行ってしもうた^0^オワタ
毛利「ジャローダ!!!帰って来い――!!!」
ジャローダ「〜♪【毛利様、必死だなwww】