燃える炎は火山の如く……!!
?「うぉぉぉ――――!!滾るぅぅ―――!!」
?「……!!【我も熱く燃えてきたぁ!!】」
猿飛「相変わらず、コンビで熱いこと…」
おっと、挨拶がまだだったね!俺様、真田軍忍び隊・猿飛佐助。俺様、自分で言っちゃうけど、優秀なほうだよ?ほかのに比べたらね。
で、最初の方に、熱く燃え滾ってた人いたでしょ?あれはうちの大将・真田幸村。前は『旦那』って呼んでたけど、お館様こと武田信玄が病で伏せちゃって、それで今は変わり…なのかな?たぶん?それで、大将のポケモンは『エンティ』。まぁ、普通の人が聞いたらびっくりするよね。伝説のポケモンなんかパートナーにしちゃってって。俺も最初に会ったときはびっくりしたよ。まだ、大将幼かったから、『伝説のポケモンなんて連れて』って思った。でも、もう慣れた。二人は一心同体と言っても過言じゃないし…。でも、お館様には『まだまだ、精進が足りん!!幸村ぁ!!』なんて言われてるけどね。
それで、話は少し戻るけど、その大将の性格が移ったのか、エンティまでも暑苦しくなっちゃった。俺様、ついていけない…(汗)でも、主従としては着いてく価値があるなと思うよ。
あー、長くなったけど、俺様のポケモン紹介してなかったよね?俺様のポケモンは、ケロマツ。素早いし、俺様との相性ばっちり!!
真田「佐助ぇ!!何をしておる!!お前も精進せい!!」
猿飛「えー、大将。お館様じゃあるまいし。」
真田「何を言う!!武田軍を継いだのは、この幸村だぁぁ!!お館様のように立派に堂々としていなければ意味がない!!」
エンティ「……!!【そーだ、そーだ】」
猿飛「っ……。はいはい。でもさ、大将も、立派になったよね。お館様が倒れたとき、独眼竜の旦那とも、ろくに戦えなかったけど…。」
真田「あの時は、己をどこかで見失ってしまい……だが、これを立ち直らせてくれたのがエンティなのだ。」
猿飛「っ……。」
真田「エンティ、感謝いたす。」
エンティ「……【我は貴方様と共にいることしかできないので…】」
それでね、二人が気づかせてくれたんだ。ポケモンの絆をね…。俺、忍びだから、そういう感情的なことは一切立ち入らないんだよね。だから、ケロマツとも、ただの『相棒』だったんだけど……今では、欠かせない存在って言ってもいいと思う。
猿飛「ケロマツ、これからもよろしくお願いしますよ!!」
ケロマツ「……!?【なんだ!?急に改まって…?】」
猿飛「さぁて、少し調べたいことがあるんだったから、行きますか…。」
真田「何処にだ?」
猿飛「ちょいと、独眼竜のところにね。ちょいとしたk」
?「わざわざ、行かねぇでも、ここにいるぜ。」
真田/猿飛「!!?ま、政宗殿!!/なんで、いるんだい?」
エンティ「……【ちっ!!ライコウの奴がいる。切り抜けは…無理だ】」
ライコウ「……【俺の主はいつ来るか分からねぇぜ。】」
伊達「ちょいとしたpartyをな…。」
猿飛「どうやって、ここを突破したんだい?」
伊達「まぁまぁ、戦をしに来たわけでもねぇんだがな…。」
…なんか、大将と決着を着けにきたわけでもなさそうだな…。一体……。あっ……!!
まさか……!!
猿飛「ま、まさか…!!」
伊達「そう、その『まさか』だ…(微笑)」