第2話 ポケモンとの出会い
???「…ぇ……き…」
…誰だろう…?どっからか声が聞こえる…。
???「ねぇ……きて…」
まただ…
???「ねぇ!起きて!」
翼「うぅ…」
俺が目を覚ますと目の前に茶色い獣が居た。その茶色い獣は
???「はぁ〜。良かった。倒れていたから心配したんだよ?…君、ここらじゃ見ないけどどこから来たの?」
翼「…良く観たらお前…イーブイ?…って、え?何でイーブイが…って言うかポケモンが喋っているんだ!?」
???「?ポケモンが喋るのは当たり前じゃない。だってあなたもポケモンじゃない…って言うか私の質問に答えてくれない?」
翼「俺が…ポケモン?何言ってんだ、俺は人間だぞ。ちなみに人間世界から来た。」
???「人間?どこが?どっからどう見てもアブソルじゃない。その鎌といい白い純白の毛並みと言いそれのどこが人間なのよ。」
俺は驚いてまず自分の手を見てみた。するとその手は人間のそれではなく真っ白い純白の毛と藍色の鋭い爪がついていた。
翼「な…ウソだろ!」
しかし、周りを見回しても四肢に純白の毛そして藍色の尻尾。ポケモンになっていることは明らかだった。
???「変なの…、もしかしてさ私を騙そうとしてる?絶対そうだ!」
翼「んなわけねーだろ!って言うか「俺は元人間です」って言って騙すやるがどこにいる!それに、俺がお前を騙してどうすんだよ!」
???「それもそうだけど…そういえばあなたの名前なんて言うの?」
翼「俺の名前?翼だ」
???「へーツバサって言うんだ。私の名前はシェイって言うの。イーブイのシェイ。よろしくね。…ところであなたこれからどうするの?」
翼「そういえばそうだな…ってか行くとこねーし!」
(うっわーどうしよう…野宿か?ここで野宿か?食べ物ねーし早速世界救うこと出来なくなるじゃんかー。ホントどうしよう…)
シェイ「じゃあさ、お願いがあるんだけどさ、…一緒に探索隊…やってくれない?」
翼「探索隊?って何だ?」
シェイ「あ、そっか、知らないよね。探索隊って言うのはね不思議のダンジョンって言うところにあるお宝を探し出したり、未知のダンジョンを発掘したりなどいろんなことをする仕事だよ!…私、ずっと夢見てきたんだ〜。だから、ねぇ、お願い!一緒に探索やろう?ねぇいいでしょ?」
翼「分かったよ。じゃあ、やるか探索隊!」
シェイ「やったー!ありがとうツバサ!」
これが、後に世界を救うことになる探索隊の始まりだった。