僕らの隣には、いつも君たちがいてくれた。
バルーンフライト
01
はじめてフワンテで飛ぶことを知ったのは、まだソノオにいた11歳の頃。


「なぁ…ホントに大丈夫なのか?」
「大丈夫だって。向こうから手つかまれても逆に俺らが振り回せるって、兄貴の図鑑に書いてあった」
「それに俺らも生きてるし、な」
たまに川沿いの発電所にやってくるフワンテの手を捕まえて、5秒キ-プする。そんな、田舎町のガキの精一杯の度胸だめしがきっかけだった。たしかあの時は仲のいい奴らに誘われて、すこしドキドキしながら川まで歩いていったんだっけ。かすれた看板の近くで、紫色のポケモンがふよふよと漂っている。
「…ほら。今後ろ向いてるからチャンスだぞ」
「えっ、でも・・・・」
「ニツキが成功すれば5レンチャンで、タツキたちの記録抜けるんだよ〜。だから、ほら行っちゃえって」
「う。・・・・うん。じゃあ…行くよ」
友達の一人に背中を押されて、僕はゆっくりフワンテへの一歩を踏み出した。
僕の家は何故か妙なところで厳しい家で、その時一緒に行った友達含め、周りの奴らはみんなはじめてのポケモンを貰っていたんだけれど、その頃の僕はまだポケモンを貰えていなかった。だから友達よりもずっと、フワンテとの距離感がやけに大きくて、度胸だめし以前のところで緊張したのを今でも覚えている。
まだまだ幼かった僕の手が、フワンテの小さな手と視界の上でようやく重なったとき、突然フワンテがくるりとこちらを向いた。

「ぷを?」

フワンテと目があった瞬間の衝撃は、今でも軽くトラウマだったりする。
「うっ、うわぁぁぁあ!?」「ぷををを?!」
悲鳴を上げながら慌てて後ずさる僕に、フワンテも軽く飛び退く。というか明らかに逃げようと浮き上がる。
「ヤバい!逃げられるよコレ!」「馬鹿!はやく手掴め!!」
ビビりながらそれでもフワンテに手を伸ばしたのは、僕なりのプライドってやつだったのかもしれない。必死に伸ばした僕の手はふたまわりは小さいフワンテの手をがっしりと捕まえて、なんとかフワンテの逃亡は阻止出来た。
「ぷををを〜!!」ぐるぐると回りながらフワンテは必死に逃げようとする。でも5秒キ-プのためには、この手を離すわけにはいかなかった。

「1!」友達のカウントが始まる。
「2!」体を膨らませて、フワンテがさらに逃げようとする。
「3!」「ぐうぅぅぅ…」僕は必死に足を踏ん張る。内心、魂を持っていかれるんじゃと思いながら。
「4!」ずりずりと足が地面を滑りはじめる。なんだよ振り回せるなんて嘘じゃないか!そんな図鑑と友達への文句を考えられたのもそこまでだった。
「5!」僕の足が、地面から離れた。

「・・・・え?」
上を見上げると、眩しい位の青空。下を見下ろすと、一面に広がる花畑。
「うそ・・・・だろ?」
信じられないことに、僕はフワンテに掴まって、空を飛んでいた。今さらになって考えてみると、飛び降りて怪我しないくらいの高さだったんだからそんな風景見えるはずはないんだけど、とにかく11歳の僕には、見慣れたソノオのあれとは違う、もっと別な感じで綺麗な花畑が見えた。風もないのに、何故かフワンテは滑るように進んでいって、花畑は僕の足元を過ぎていく。鳥ポケモンで飛んだとき―初めて飛んだのは父親のムクホ-クだったっけ―とは違う、あくまでも穏やかな、なめらかなフライト。
「すっげぇ・・・・」
どれくらい、僕はフワンテに掴まっていたんだろう。

「ニツキ!いいから手離せ!」「まだそんな高くないから今なら降りれるぞ!」

その声に反射的に手を離した僕は、無様に花畑…ではなく草の生えた地面に転げ落ちた。
少し遠くから、友達が走ってくる。
「おい大丈夫か!?」「な・・・・なんとか」
くらくらする頭で見上げた空には、天高く舞い上がるフワンテ。
「すっげ-よニツキ!お前空飛んでたんだぞ!」「うん…ほんと・・・・すごかった」
友達からの心配と称賛に、僕は上の空で答えていた。

『3秒間のフライト』。この僕の記録はしばらく抜かされることはなくて、タツキがフワンテを追いかけるあまり発電所の機械にぶつかって壊してしまい、大人にこの遊びがバレて度胸だめし自体が無くなることで、めでたく殿堂入りとなった。

****

あれから12年。
「よ-し、いくぞフワライド!」「ぷをを〜〜!」
僕はわざわざフワライドで空を飛ぶ、風変わりなトレ-ナ-となっていた。
あの時のように手に捕まる訳じゃなくてフワライドに乗っかる形でのフライトだけど、それでもあのふよふよと浮かぶ感じ、楽しさは変わらない。今はソノオからノモセに引っ越して、すっかりあの頃を思い返すこともなくなったけど、このフワライドと子どものフワンテだけが子どものころの僕を忘れさせないでくれていた。トレ-ナ-としての仕事も上々で、今話題のフリ-タ-になることもなく安定した暮らしを送れている。もちろんパ-トナ-たちも増えて、うるさいながらも楽しい暮らしだ。
ただひとつ問題なのは――

『何?またアンタ彼女にフられたの?』電話の向こうで、コハルが呆れたような口調で言った。
「うん……」『もうこれで何回目よ?』
「3回目…」
『嘘。4回目よ。も-、アンタが失恋した月は電話代が上がるから迷惑なのよ』
「でもさ…こういう愚痴聞いてくれるのも言えるのもお前だけなんだよ」
コハルはバイト中に知り合った数少ない…というか唯一の女友達で、こんな僕と長々と電話で話してくれる良い友達だった。
『…まぁいいけど。で何?また原因はアレ?』
「そう…アレ。」僕はフロ-ゼルとじゃれあうフワライドに目をやった。
『アンタさぁ…そうやって妙に見栄張るからダメなのよ』「
だってデ-トに空から颯爽と登場するのは男のロマンだろ?」
『それでデ-トに2時間遅れるんだったらロマンもム-ドも皆無よ』
それに僕は枕をバンと叩いて応じた。「しょうがないじゃないか!フワライドで飛ぶんだから!それくらい大目に…」
『でもフラれたのは事実でしょ?女からすればデ-トに遅れる男はサイテ-なのよ。分かる?』
「う゛っ」何回も言われてきたフラれ文句を突きつけられ、僕は布団に撃墜される。
「……でも」『でもじゃない』

そう、僕のフワライド――というかフワライドのそらをとぶは遅すぎるのだ。それも洒落にならないレベルで。飛んだのに遅刻は当たり前。下手すれば風に流されあらぬ方角へ飛んでいき、家に帰るのもままならななくなる。もう何回『コトブキで待ち合わせね!』と言われて絶望に落ちたことか。もし僕がトバリかナギサみたいな都会あたりに住んでいたら、遠出の心配をする回数もぐっと減ってたと思うんだけど、残念ながら僕の住まいはノモセ。おまけにここシンオウ沿岸部はわりに風が強い場所で、フワライド乗りにはかなりつらい場所なのだと、ノモセに住まいを見つけてから知った。
デ-トはおろか、普段の外出もままならない。この大問題に、僕は決着をつけられていなかった。"夢"なんてものに縛られて。

『いいかげん諦めたら?アンタ、ペリッパ-持ってるでしょ?』
「……ねぇコハル。僕の体質分かって言ってるの?」『分かってるわ』コハルはしれっと言った。
『でもそこはもう割りきっちゃうしかないんじゃない?』
「…確かにデ-トに遅れる男はサイテ-かもしれない。それは認める。でも、デ-トにベロンベロンに酔ってくる男も僕からしたらサイテ-だ」
たしか父親のムクホ-クに乗せられた時も、酔っちゃって大変だったっけ・・・・僕はぼんやり昔のことを思い返す。
『・・・・まぁね。それもそうね』そういえば、とコハルは言葉を次ぐ。
『アタシの知り合いの医者、そういう体質に詳しいらしいんだけど・・どうする?』何回も言われてきた事実を突きつけられ、僕は沈黙する。助けを求めるように見た部屋の床には、ふわふわと飛び回るフワライドの影が踊る。その影に一瞬あの青空と紫色の輝点が写った。それと花畑も。
「・・・ゴメン、コハル。」
僕はあの夢のような、夢だったかもしれない、あのフライトが忘れられないんだ。
「やっぱ…僕はフワライドで飛びたいん、だ」
『・・・・アンタさぁ』
「分かってるよ」僕は苦笑いしながら答えた。そうやって意地張るからダメなんだって。『・・・・分かった。とにかく愚痴だけは聞いてあげるから、あとは自分でなんとかしなさいよ。いいわね?』
あと電話代はレストラン払いでね、と言い残し、コハルはブツッと電話を切った。
「・・・・どうしよう…」布団に寝転がった僕を、ぷを?と上からフワライドが覗きこんできた。心なしか心配そうな目をしていて、僕は申し訳なさで一杯になる。
「ん?コハルがななつぼし奢れってさ。電話代の代わりに」
あくまでも明るくそう言うと、あのレストランの高さを知っているフワライドは、ぷるぷると頭・・・・というか顔・・・・というか体を振った。
「だよなぁ・・・・ちょっとアンフェアだよね」ぷぅ、と同意するかのように少し膨らんだフワライドは、開けてた窓から入ってきた夜風に煽られ、部屋の向こうまで飛んでいった。
「・・・・ホント、どうしよう」昔読んだ本にも、こんなシ-ンがあった気がする。たしか、泥棒になるか否かを延々と悩んで、試しに入った家で結論が出る話。
「・・・・あ、そうだ」あることを思い付いた僕は、布団から勢いよく起き上がった。その風に煽られたのか、またフワライドが少し飛んでいく。

****

「ん〜・・・・ないなぁ・・・・・・・・」
かれこれ2時間、僕はパソコンとにらみあっていた。要するに決断にはきっかけが必要。そんな訳で僕の背中を押してくれる情報を得るため、僕は検索結果を上から順にクリックしていた。Goluugに入れたキ-ワ-ドは、『フワライド』『飛行』『悩み』。でも引っ掛かってくるのはそういうフワライド乗りのコミュニティやサイトばかりで、そういうコアなファンは僕の悩みを「それがロマン」と割りきってしまっていたのだった。でも残念ながら僕はフワライドのロマンより、男としてのロマンや人間としての効率の方をまだ求めたい。
何十回、薄紫色のサイトを見ただろう。白とグレ-を基調にしたそのサイトは、唐突に現れた。
「・・・・なんだここ」
『小鳩印のお悩み相談室』。見たことのないポケモンの隣に、そのサイトの名前が控え目に記されていた。見知らぬ鳥ポケモンはこういう。
『ようこそ。このサイトはフリ-形式のお悩み相談サイトです。僭越ながらこのピジョンが、アナタの悩みの平和的解決のため、メッセ-ジを運ばせていただいております。もし、なにかお悩みのある方は、この下の「マメパトの木」に。お悩み解決のお手伝いをしてくださる方は、「ムックルの木」をクリックしてください。
私の飛行が、アナタの悩みを少しでも軽く出来ますよう・・・・』
どうやらこのサイトは、何回もでてきた「お悩み」と最後の一行の「飛行」に引っ掛かったらしかった。
「お悩み相談室・・・・か」最近はこういう体裁を装って個人情報を盗むサイトがあるらしいけど、緊張しながらクリックして現れたフォ-ムには、ニックネ-ムと悩みを書く欄しかなくて、どうも犯罪の匂いはしなかった。
「……やってみる?」僕は画面の明かりに照らされるフワライドの寝顔を見る。ただのイビキかもしれないけど、ぷふぅとフワライドは答えてくれた。
「・・・・よし」僕はキ-ボ-ドに指を当てた。ニックネ-ムは少し迷ったけど、『小春』にした。

****

件名:そらをとぶが遅すぎます

フワライドのそらをとぶは遅すぎてまともな移動手段になりません。
デ-トで颯爽と空から登場、のようなことをしたかったのですが、フワライドに乗っていったところ約束時間をかなり過ぎてしまいました。彼女に振られました。気分が沈んだのでそらをとぶで帰ったのですが、夕暮れ時にぷかぷか浮いているのが心にしみました。
リ-グ戦でも空から颯爽と登場がしたかったのですが、あまりにもゆっくりすぎるそらをとぶで遅刻しました。不戦敗で夕日が心にしみました。
フワライドに乗り続けたいです。でも遅すぎます。フワライドをそらをとぶ要員にしている方は、どんな対策をとっているのでしょうか?お答え、よろしくお願いします。

補足  鳥ポケモンに乗ってそらをとぶと酔います。

****

次の日。
「・・・・お?」意外なことに、返事はすぐ帰ってきていた。

『もしあなたが鳥ポケモンをお持ちなら、「おいかぜ」と「そらをとぶ」を覚えさせることをお勧めします。おいかぜをしてもらいながら併走(併飛行?)してもらえば、かなり早くなるかと思います。あなたを乗せて飛べなかったポケモンも、きっと満足してくれるはずです。
・・・・ただし飛ばしすぎにはご注意を。』

「そうか・・・・おいかぜ、かぁ」たしか効果は『味方のすばやさをしばらく上げる』、だったなと僕はおぼろ気な記憶を思い出した。というかリ-グに再挑戦しようとしている身なのにこんな技の記憶がテキト-でいいのだろうかと一人思う。そういえばフワンテ時代に「覚えますか?」と聞かれて、どうせダブルバトルはしないからとキャンセルした覚えがある。
そこでもうひとつ、僕は思い出したことがあった。この間引っ越してきたオタク風の男。たしか技マニアとか言っていた気がする。なんか技を思い出させるとか、させないとか言っていて・・・・
「……よし」僕は一つこの作戦にかけてみることにした。Goluugのワ-ド欄を白紙に戻す。新しく入れたのは、さっきみたフワライド乗りのコミュニティサイトの名前だった。


「よし・・・・行きますか」僕はバックパックのバックルを締め、天高くボ-ルを放り投げた。
「フワライド!フワンテ!飛ぶよ!」「ぷををを!!」「ぷぉっ!」
僕はフワライドの頭に飛び乗り、空へ舞い上がった。冬だというのに暖かいシンオウの空。けどテンガン下ろしの風は冬のままで、僕らに吹き付けてくる。案の定フワライドの進路がやや東に逸れた。僕はあの小鳩の言葉を慎重に思い出す。
「フワンテ!右舷に回れ!」「ぷお!」フワライドより小さい体のフワンテは機動力が高い。テンガン下ろしに煽られながらも、なんとか僕らの右斜め前、指示通りの位置についてくれた。
「よし!そこで『おいかぜ』!」内心上手くいくかと思いつつ、僕はフワンテにやや鋭めに命令する。すると―

「ぷおわ!」
ごうとフワンテから信じられないくらいの強風が吹き出してきた。
「うおっ?!」僕は一瞬風に浮いた体を掴み戻し、なんとかフワライドに掴まり直す。おいかぜってこんなすごい技だったっけ?そう思ったのもつかの間、視界がぐんと上に煽られた。
「お?」
下を見ると、僕は空を飛んでいた。
今までにないくらい、高く。
今までにないくらい、速く。
遠い街並みの中にも一瞬、花畑が見えた気がした。

「お・・・・おおおぉ!!」おいかぜに乗って、フワライドはテンガン山にぐんぐん迫っていく。風に流されるのではなく、あくまでも乗って。
フワライド乗りのサイトで知ったんだけど、フワライドの持つあの黄色い四枚のひらひらは風の流れを捕らえるためのもの、つまり翼に近いものらしい。僕にとっては風と恋への敗北旗でしかなかった翼は、今飛ぶために意思をもってはためいていた。
「ほんとに・・・・ほんとに空飛んでるぞフワライド!」僕はフワライドの紫の体を思わず叩いた。
「ぷを〜!」少し不機嫌そうな、でも楽しそうな声をあげてフワライドはさらに速度を上げる。昔感じたムクホ-ク羽ばたきとは違う、水面を滑るようなフライト。「
ぷぉ〜♪」僕らの脇を、フワンテが楽しそうに回りながら追い越していく。あの日の僕が掴まっている気がして、僕はしばらくフワンテの手を目で追いかけていた。

「よし・・・・見えてきた」「ぷぉっ!」「ぷをを-!」
遠くのテレビ塔を見つめながら、僕は嬉しさを噛み殺していた。ここまで2時間。今までの最高記録、いやもう別次元の速さだ。途中一回PP補給でヒメリの実を使ったけど、これくらいなら二人にも負担を掛けないだろう。
フワライドと一緒に、飛び続けることが出来る。
それだけでもう、涙が出そうだった。いやもう出てたのかもしれない。けどこれからのことを考えると、泣き顔をつくる訳にかいかなかった。
「・・・・じゃあ後少しだし、おいかぜ使い切っちゃうか!」「ぷぉぉっ!」
勢いよく吹き出す風に乗って、僕らは塔の立つ街を目指す。幸せの名前がつけられた、僕にとっては不幸の街。でも今日からは幸せを受け入れられるかもしれない。街の広場が見えてくる。
その時、僕の頭に一抹の不安がよぎった。

(――止まるの、どうしよう)

「危ない!」
その声に反射的に振り向いた僕は、無様に花畑・・・・ではなくタイルの地面に転がり落ちた。僕が落ちたおかげでフワライドは地面に激突しなくてすんだけど、僕は盛大に顔を擦りむくことになった。少し遠くから誰かが駆け寄ってくる。
「ちょっと何・・・・・・アンタ何してんのよ!」
顔を上げると、コハルが呆れたような顔で僕を見下ろしていた。腕時計を見ると、10時を少し過ぎた位置を指している。待ち合わせは―10時。

「・・・・ゴメン、遅れちゃった」地べたに転がりながら、僕は曖昧に笑う。
「・・・・遅れすぎよ、バカ」

フワライドがコトブキのビル風に揺れる。少しお洒落をした君は、やれやれと笑ってくれた。



■筆者メッセージ
原作:[マサラのポケモン図書館 2012/06/20投稿「バルーンフライト」]

初めましての方は初めまして。また読んで下さった方はありがとうございます。
aotokiというものです。

まず、この話の原案となる素敵な悩みを下さった小春さん、そしてお悩み相談企画を立ち上げて下さったマサポケ管理人のNo.017さんに感謝の意を述べたいと思います。お二人がいなかったらこの物語は出来ませんでした。本当にありがとうございます。
いちおうこの作品の「返信」は私のものなのですが、果たしてこのような愚解が悩みの解決になったのかは微妙なところです。
aotoki ( 2012/10/26(金) 20:48 )