奴隷の僕が執事になって・・・
四話中編
サーナイトはエンの方を向いた瞬間ムスッとした顔でリアに質問した。
「リア、あの薄汚い奴隷は?」
それを聞いた瞬間、エンは袖の中に隠していた拳銃でサーナイトを撃ちそうになった。
「申し送れました、私リアの母の紫風と申します、リアのわがままに付き合ってあげてくださいね、奴隷さん。」
エンは自分を抑えられなくなり袖から拳銃を取り出し、紫風の方に向けた。
「こちらこそよろしくお願いします紫風様、ですが私のことを奴隷とお呼びするのは止めていただきたい。」
するとエンの首に小刀が×のように重なってあてられた。
「紫風様に銃を向けるとは何様のつもりだ!今すぐ土下座して謝罪しろ!」
エンは素早く袖からもう一つ銃を取り出し両手をクロスし、黒服の男に向かって発砲した。
黒服の男達の首に針が刺さりそのまま倒れた、針は麻酔針で殺傷能力は低かった。
紫風は微笑みながら言った。
「ごめんなさいね、奴隷と言うのはやめるわ、弱小子供さん。」
すると紫風は手を少し挙げるとエンの体は微妙に蒼く光った、そして紫風は手を横に振るとエンはおもいっきり壁にぶつかった、紫風のサイコキネシスだ。
紫風は微笑みながら言った。
「ほら、弱いでしょ?」


■筆者メッセージ
少し遅めの投稿申し訳ありません。
今回文字数が少ない+書くことがないのでおまけ書きますw
  3.5話
リアに襲われてから三時間まだ筋肉痛で動けなかった。
リアはまだ気絶しているらしいが今の俺にはそんなことどうでも良い、むしろ気になるのはなぜ武器を持っていたかだ。
俺は一日中それだけを考えていた。
あんぱん王子 ( 2011/11/16(水) 01:02 )