第5話
「お待ちしてましたわ」
シルフカンパニー入り口でいたのはアテナとランス。こんどは相手がお出迎えをしてきた。
「ジュペッタ!シャドークロー!」
アテナに向かって、シャドークローを放った。
「ヤミカラス!ゴットバード」
直ぐ様アテナはヤミカラスのボールを投げたため、攻撃を当てることは出来なかった。ヤミカラスのゴットバードを受ける瞬間に、ジュペッタ自身がみちづれを選らんだ。
「ジュペッタ!」
そのまま倒れこみヤミカラスも空を飛んでいたが、どさりと床へと倒れた。
「みちづれですか…卑怯な手を」
「卑怯は、どっちかしらね。フリーザー!!」
色ちがいのフリーザー。珍しい!と目を輝かせてアテナは叫んだ。コホンと咳払いをした。
「氷の礫」
フリーザーは容赦なく、ポケモンを出していないアテナに向かって、鋭い氷の礫を放つ。あまりの痛さに悲鳴を上げるアテナ。
「ポケモンをまだ出していないというのに…っ!!」
怒りで声が大きくなっている。が、そんなことはどうでもいい。
「出てきて、ウリエル。エアスラッシュよ」
ボールからだしたトゲキッスのウリエルは直ぐ様、アテナに空気の刃を当てる。赤い髪はばさりと切られる。
「冷たい牢獄に堕ちなさい」
そういい、フリーザーに冷凍ビームをお見舞いした。アテナは立ち上がろうとしたが、無数に受けた傷で思うように動かない。冷凍ビームをうけ、その場で凍ってしまったアテナ。
「………」
フィーリアは何も言わない。その場にいた彼も戦闘が終わって、ランスは倒れている。
「ふぅ…この前の強さほどじゃあないな…」
彼のポケモンも手当てをし自身のポケモンも手当てをする。階段を上り、したっぱをロズレイドで無双する。彼も戦い、ヘイガニやデリバードを使い、したっぱのラッタなどを倒している。社長室へ向かうどうちゅう、ジョイト地方の伝説、幻のポケモンの資料を見つけた。
ホウオウ、ルギア、ライコウ、エンテイ、スイクン、セレビィ
6枚の資料が机に置いてあり、直ぐ様資料の紙を回収しバッグへといれた。何のために、机に置いてあったのか。もう居場所を特定して見つけたのか?それはまだわからないが不安ばかりがよぎってしまう。机のところにいると、したっぱから奪ったカードキーを彼が持ってきた。
「見つけたぞ、カードキー。すぐに社長室に行くぞ」
「ええ」
私は頷き、社長室の部屋へと向かった。