第4話 可笑しな話
次の朝、目を覚まし朝ごはんを取る。クロガネシティを後にして、洞窟を行き、コトブキシティへと戻って来た。
「あら…博士とコウキ君…アイツらギンガ団とかいうやつじゃ…」
戻って来てそうそう、厄介ごとに巻き込まれ、ため息をつくヒカリ。
「ちょっと、ギンガ団の下っ端!何してんのよ!」
「あん?なんだよ嬢ちゃん。お偉いさんに、話し聞いてんの!邪魔すんな」
下っ端その一がいい、ちらりと、ナナカマド博士を見ると、博士がめんどくさそうに対応している。
「勝負しましょうよ。私達が勝ったら、私の前から居なくなりなさい」
「ぼ、僕も手伝うよ」
コウキもボールを持ち、その二を見る。
「おい、とっととやるぞ」
その一がその二に言い、二人はボールを持つ。
「行け!ポッタイシ!」
「モウカザル!」
「ズバット!」
「スカンプー!」
タッグバトルをするが、あっさり倒され、二人は、驚いていた。
「ふざけんな!」
下っ端その二が言うとヒカリはポッタイシをボールに戻し、言い放った。
「ふざけてないし。貴方たちがふざけてるのよ。こんな街中で…」
「だっ…だまれ!不可抗力だ!」
「人間の力じゃどうにもならないって?ばっかみたい…」
髪をふぁさっと手で払い、ヒカリは下っ端その二に言い放った。
「そ、それよりその資料もらうぞ!」
「博士!」
コウキが博士の名前を言い、その場に行こうとしたが、ヒカリが下っ端一の足をすくい、下っ端一は転ぶ。
「うごっ!!」
下っ端一は、すぐさま起き上がり、ヒカリに言った。
「は、鼻が折れるじゃないか!も、もう行くぞその二!」
「あ、うん。お、覚えてろー」
お決まりの捨て台詞をはき、ソノオタウンに続く洞窟へと走って行った。
「た、助かった。アイツらしつこくてな…」
「しかし、ヒカリ…勇気というか度胸があるね…」
コウキに言われ、別に、めんどくさいだけ、といい、博士とコウキと別れ、ソノオタウンへと向かうべく、コトブキシティを後にした。
「ソノオでも何かするのかしら…ギンガ団…。ったく…行く先々で厄介な相手しなきゃいけないなんて…」
めんどくさい、どうでもいいと思いつつ、洞窟を抜け、ソノオタウンへとたどり着き、ポケモンセンターでいっぷくしているとソノオタウンの奥にある場所で何かを喋っているおかっぱ集団ならぬ、ギンガ団が、居た。
「はぁ〜〜〜」
大きなため息をつき、コーヒーを飲み終え、ポケモンセンターを後にし、ギンガ団を見つけ、声をかけた。
「あんたらまたやってるわけ?」
「な…お前誰だ!?」
ああ、こいつらさっきの連中とは違うけど、同じ集団なのは間違いないと思った。どうでもいいけど。
「な、なんだよ…お前には関係ないだろ」
そう言われ、腕を掴まれ、ここで木のみの勉強をしていればいいと言われ、時間つぶしにもなるしいう通りにした。数分、木のみの勉強と木の実をただでもらい、先ほど居た連中が居なくなっているため。覚悟を決めた。
「行くよ。厄介な事だけど、町がめちゃくちゃになる前に仕留めるよ」
そう自分のポケモンに言い、奥に入っていったギンガ団を追った。