第五章 現代へ
1話
「セ…レビィ……?」

夢の中で、私の目の前にはセレビィが居た。

「………成長したね」

セレビィが話しかけて来た。セレビィは続けて私に言った。

「君たちはもう、現代へ戻って来てるよ。お帰り。僕は、君の願いをかなえるよ。さぁ、言ってごらん」

「わ、私は…一緒に旅をした、アランとイエローを生き返らせてほしいの」

「アランが言ってた通りだね。目を覚ましてごらん?」

セレビィはそういうと、どこかへ飛び去って行った。

「リーフ!おい!リーフ!!」

グリーンはリーフを揺さぶり、起こしている。

「ねぇ、ここってさ、俺達が最初に居た小屋だよね?」

ファイアがウッドデッキに出て、グリーンに言った。

「うっ………うう」

目を覚ますと、グリーンが居た。体を起こしてキョロキョロする。

「私たち、戻って来たんだね。ねぇ、アランとイエローは?」

「アランとイエローは、外に居るよ」

ファイアが外から中へ戻って来てそう言った。

「うっ!」

「きゃっ!」

外で突然アランとイエローが上から降って来た。

「いだだだだっ!腰!腰!!イエロー!腰!!」

「はいはい、今どいてあげるわよ。そんなに腰って言わなくても分かってるから。大丈夫?」

「うー…」

腰をスリスリしながらアランとイエローは立った。空を見上げ、小屋を見る。現代に戻って来た。

「一度死んだけど、帰ってこれたんだね。何があったのかは知らないけども」

アランがぽつりとそう言った。

「そうだね…あとはアイツを止めるだけ。場所は…そうね、たぶんだけどシオンタウンじゃないかしら」

イエローがそう言った。小屋からリーフ達が出て来た。

■筆者メッセージ
後三話で本編完結
アラン ( 2016/07/12(火) 03:24 )