番外編
マイト編 3話
悪、それは悪いことをする奴ら。そしてカントー地方で悪事を働かせている、ロケット団員を僕とアランは見つけた。いざ、戦いになってみると僕は怖かった。相手はコラッタ。アランは何もしない。僕を確かめてるようにも見えた。でも、僕は勇気を出して、ご主人の指示を待っていた。ご主人は、微笑んで僕に指示を出してくれた。

「コラッタ!必殺前歯!!」

ロケット団の下っ端がコラッタに指示を出した。僕に向かって歯を向けて突っ込んでくる。ご主人はこう、僕に指示をした。

「左に避けて火の粉よ!!」

僕は言われた通りの指示に従い、コラッタに攻撃した。攻撃されたコラッタはいたそうな顔をしていた。やっぱり怖い…でも、戦わなくちゃいけないときがいまだと分かった。悪事を働くロケット団。僕は怒りが感情から出ていた。僕はご主人の指示を聞きながら、ズバットを倒したりした。そうしているうちに、僕は強くなった。ヒトカゲから進化して、リザードになり、リザードからリザードンに進化した。背中にご主人を載せて、カントー地方を回った。ライバルのレッドさんとも戦い、ジムバッジを集めたりした。そして、四天王とも戦い、ご主人と俺はチャンピオンになった。姿が変わって、僕から口調を俺に変えたのは、もう弱虫な自分じゃなくなったから。弱虫で、臆病者だった俺を変えてくれたのはほかでもない、俺の大切なご主人だった。チャンピオンになったご主人と俺は、同じく、ジムバッジを集めて、四天王を倒してきたのはレッドさんだった。レッドさんも、俺のご主人もにやけていた。レッドさんの、レッドさんの後ろには色違いのレオが居た。俺と同じで姿を変え、進化をし、強くなった。もう、昔の弱い俺じゃない。今ここで、証明してやる。レオ、俺は強くなった。この勝負、負けられない。ご主人は俺に火炎放射の指示をだした。もちろん、レッドさんのリザードン、レオも火炎放射をだした。同じ炎タイプの技で、ぶつかって爆発が起きる。

「大丈夫!?マイト!」

爆風で前が見えなくなって、ご主人声が聞こえた。爆風で見えなくなって、自分の事を心配せず、先に俺を心配してくれた。俺は鳴き声で大丈夫だと知らせると、翼で視界を元に戻し、バトルの続きを始める。

「ありがとう、マイト」

「…心と心が通じ合ってるんだな、アラン」

そうレッドに言われ、「えぇ」とアランは答えた。勝負は一時間ぐらいかかり、どちらのリザードンも体力が限界であり、トレーナーも限界に近い状態であった。

「はぁ…はぁ…マイト!ブラストバーン!」

「レオ!こっちもブラストバーンだ!」

同時にブラストバーンが放たれた。同時に放たれた究極の技で回りは爆発と爆風が巻き起こる。煙が晴れて、目を開けると、マイトは倒れていた。立っているのはレッドのレオだった。

「マイト…!」

すぐにアランはマイトに近寄り、元気の塊を与えた。ポケモンバトルに負けて、レッドが近寄って来た。

「全力をどっちも出したさ。この戦いが終わった今、また探そう」

「うん…マイト、よく頑張ったわね」

元気の塊与えて、元気になったマイトはニコニコしていた。ありがとうご主人と、言わんばかりの笑顔で。オーキド博士がやって来て、レッドを部屋の奥へ連れていく。私はマイトを連れて、始まりの街、マサラタウンへ空を飛んで帰っていった。


ありがとう、ご主人。俺はご主人のお陰で、変われた。そして、強くなれた。


これからも、ずっと信じてる。
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■筆者メッセージ
アラン ( 2016/06/26(日) 05:23 )