ポケットモンスターFR・LG〜三人の旅〜 - 第四章 君に言葉を伝えたくて
4話
「………グリーン、悲しい思いさせて、ごめんね」

突然、リーフが口を開いて謝りだした。

「ファイアとグリーンは何も知らない。知らなくていいことなの。だから、目を瞑って?」

「そんな事、出来ないよ。たとえリーフが言っても、俺達は目を瞑らない」

「そう…なら、消えてよ」

彼女は彼らに言ったのと、同時にポケモンを出した。

「何だあれ…あれは、ポケモンか?」

グリーンが言うと、リーフが言った。

「DNAポケモン。デオキシス…これが最後よ、マサラタウンに帰って」

「リーフ!!」

グリーンが彼女の名前を叫ぶ。ファイアはグリーンの顔を見た後、ポケモンを出して言った。

「無駄だよ。今の彼女は本気だ。だから、何を言っても無理だと俺は、思う。だからポケモンを出して、グリーン。ほら、見てよ彼女の目、前とは違うよ。悲しい目じゃなくて、本気の目だ」

「………ばっかやろうが!!!」

グリーンは叫ぶ。そして、フシギバナを出した。ファイアはカメックスを出して、リーフを見つめる。

「何をそんなに、君を縛る?」

ファイアはリーフに問いかけた。



どうして、そんなに私を求めるの?

■筆者メッセージ
間違えて下書き保存のチェックを外してしまいました(苦笑い)
アラン ( 2016/04/02(土) 16:00 )