ポケットモンスターFR・LG〜三人の旅〜














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第三章 君の言葉が悲しくて
10話
研究所が燃えているのを目に映る。下を見るとロケット団がいることも分かった。すぐに、ファイアの家を出て、研究所へ行き、ファイアはカメックスをボールから出して、火を消すことを支持する。

「おい、博士はどこだ!街の人をどこへやった!?」

グリーンは、ロケット団を捕まえて、胸倉を掴み、言う。

「し、知らねぇよ。俺はただ、研究所を燃やせと…!」

「くそっ……」

「………グリーン」

研究所の火を消し終わって、ファイアはグリーンがうつむいている姿を彼の名前を呼んであげることしか、できずにいた。




〜2〜




「ファイア」

「どうした…?」

小さいころ三人で寝た場所、小屋の外で空を見上げていると、グリーンが、声をかけてきた。

「シルフカンパニーが怪しくないか?」

「そうだね…行こう」

小屋の外での会話が終わり、ヤマブキシティへ空を飛ぶを使い、行く。






冷たく、俺の感覚を奪う…彼女の声…なんで、戦ったのか俺にはまだ、分からない。






〜3〜




人間はポケモンに指示をする。信じてるから?命令されて、嫌がるポケモンだって存在する。でも、それでも、世界がそうさせている。ことは…変わりはない。なぜ、悪は存在するのだろう?

悪いこと、してもいいじゃない。

傷つけてもいいじゃない。

涙を流しても、雫は落ちない。泣きたいのに、泣けない。そうしたのは、サカキだから。



「待ってるよ?ずっと…永遠に…」


ゆっくりと、ソファーから立ち上がり、つぶやいた。モニターに映る二人を待ちながら、マサラタウンから連れてきた人を見ながら言った。

「ごめんね…これが、仕事になっちゃってるから」

苦しい微笑みを出しながら、その場を後にした。

アラン ( 2016/03/16(水) 20:21 )