6話
「さ、おしゃべりはこれで終わりだ。ポケモンが待ってる。先手必勝!マグマラシ!エレブーに火炎放射だ!」
お話はこれだけにして、バトルが開始された。マグマラシはエレブーに青白い炎を吐き出した。本来赤とオレンジの火炎なんだが、このマグマラシは特殊なのかもしれない。つづいて、グリーンのポケモンも攻撃を仕掛ける。
「フシギソ!ソーラービームだ!今までためてたうっぷんをはらせぇ!」
「うっぷんって何よそれ!スターミィ!エレブーを守るのよ!」
なんだかんだバトルをして、最後の一匹ずつとなった。ファイアはカメール。マチスはライチュウだ。どう考えてもこっちが負ける…はずだった。が、マチスはやれやれとした顔で
「Оーよくやりますねー強いですねー降参しまーす」
「ちょっと、降参してどうすんのよマチス」
カスミがマチスに怒った。
「十分に強いのはわかりました。彼らなら、ロケット団を止められるかもしれません。私のポケモンだって、十分に戦いましたし、残りHPが残っていません。それに、正々堂々と戦って無理だとわかりました。カスミもよくわかってるでしょう。さ、彼ら二人にバッジを渡しましょう」
「まぁ…それはわかってたけど…まぁいいわ。みんなよく頑張ったし。はい、二つのバッジよそれと、はい…技マシン。」
カスミとマチスの会話が終わり、戦いが終わるとバッジと技マシンを渡してくれた。
「中身は、水の波動と十万ボルト。使い捨てだから、考えて使うといいよ」
「「ありがとうございます」」
そういってマチスから技マシンをもらい、お礼を言った二人は、ジムを出て、ポケモンセンターへ行くのであった。そして、ポケモンセンターで一日過ごすのであった。