ポケットモンスターFR・LG〜三人の旅〜














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第二章 君の言葉が届かない
5話
〜1〜

カスミさんが居るジムへ行き、カスミのところまでたどり着くと、見知らぬ人が立っていた。みた感じは軍人っぽいけど…なんで居るんだ?と、二人は思いつつカスミさんの話を聞く。


「使用ポケモンは二匹、そしてタッグバトルよ。ゲームではダックは通信しかないけど」

「メタい…カスミさんメタいですよ」

ファイアはポツリと呟いた。そして、カスミの隣にいる彼をカスミは紹介した。

「私の隣にいるのは、マチスよ。三つ目のジムリーダー。こんなにチマチマ長い話かいてたらめんどいでしょ。だから私達二人に勝ったら、2つのバッジを渡すわ」

「誰に、「長い話を書いてたらめんどいでしょ」って言ってるんですか!?というか、さっきからメタ発言しかしてないし!!」

グリーンはカスミさんに突っ込みを入れた。

「まぁまぁ、メタい発言は置いといて。二人に勝ったらバッジを2つ貰えるんだし…良いことじゃん」

ファイアはグリーンをなだめる。グリーンは、

「…ま、良いけどよ。行くぜ!」

と、苦笑いをしながら、気合いを入れた。彼ら二人はモンスターボールを構えてカスミとマチス、四人同時にボールを投げて、試合開始となった。

「YO!話は聞いてるYO!」

(マチスさんってゲームではこんな喋り方だっけ)

ファイアはそう思いつつ、マチスさんの話を聞いた。

「今、ファイア、マチスさんってゲームではこんな喋り方だっけって思ったでしょう?」

「心読まれたよ…」

「え。お前、まじでそう思ってたのかよ」

「最近、ロケット団がーポケモン盗んでるって聞いたYO!」

マチスはそのまま話を続けて、カスミがポツリと呟いた。

「時事ネタ持ってきたよ…」

「そ、そんなことわかってる!時事ネタって……ほら、あれだろ?あのー最近噂されてる、事件とか…そういうのだろ?そういうのこの物語に求めてないから!」

「今回の話、ネタばっかや…」

笑いの空気になりつつも、ポケモンはトレーナーの指示を待ちながら、バトルは始まろうとしていた。


■筆者メッセージ
この物語に面白さを求めてないからっ!!
アラン ( 2016/01/24(日) 06:34 )