5話
〜1〜
カスミさんが居るジムへ行き、カスミのところまでたどり着くと、見知らぬ人が立っていた。みた感じは軍人っぽいけど…なんで居るんだ?と、二人は思いつつカスミさんの話を聞く。
「使用ポケモンは二匹、そしてタッグバトルよ。ゲームではダックは通信しかないけど」
「メタい…カスミさんメタいですよ」
ファイアはポツリと呟いた。そして、カスミの隣にいる彼をカスミは紹介した。
「私の隣にいるのは、マチスよ。三つ目のジムリーダー。こんなにチマチマ長い話かいてたらめんどいでしょ。だから私達二人に勝ったら、2つのバッジを渡すわ」
「誰に、「長い話を書いてたらめんどいでしょ」って言ってるんですか!?というか、さっきからメタ発言しかしてないし!!」
グリーンはカスミさんに突っ込みを入れた。
「まぁまぁ、メタい発言は置いといて。二人に勝ったらバッジを2つ貰えるんだし…良いことじゃん」
ファイアはグリーンをなだめる。グリーンは、
「…ま、良いけどよ。行くぜ!」
と、苦笑いをしながら、気合いを入れた。彼ら二人はモンスターボールを構えてカスミとマチス、四人同時にボールを投げて、試合開始となった。
「YO!話は聞いてるYO!」
(マチスさんってゲームではこんな喋り方だっけ)
ファイアはそう思いつつ、マチスさんの話を聞いた。
「今、ファイア、マチスさんってゲームではこんな喋り方だっけって思ったでしょう?」
「心読まれたよ…」
「え。お前、まじでそう思ってたのかよ」
「最近、ロケット団がーポケモン盗んでるって聞いたYO!」
マチスはそのまま話を続けて、カスミがポツリと呟いた。
「時事ネタ持ってきたよ…」
「そ、そんなことわかってる!時事ネタって……ほら、あれだろ?あのー最近噂されてる、事件とか…そういうのだろ?そういうのこの物語に求めてないから!」
「今回の話、ネタばっかや…」
笑いの空気になりつつも、ポケモンはトレーナーの指示を待ちながら、バトルは始まろうとしていた。