7話
「何で…俺逃げてきた見たいに……くそっ!」
ファイアは、お月見山の洞窟に入ったあと、呟くように言った。
ゼニガメから進化したカメールが隣に立って居ると、覚悟を決めた、目付きに変えて、洞窟の中を探索する。
「カメール、隠れて」
岩影に隠れるよう言った。ファイアはちらりと見ると、そこには
「グリーンやタケシさんが言ってた……ロケット団か……あれは」
胸の所に大きな『R』と描かれた服をロケット団員は着ていた。
「誰!?そこに居るには!」
「ちぃ!」
カメールを抱き抱え、ファイアはその場から強行突破するため、ロケット団員が居たとしても、走った。走る、がちらりと横を見ると、驚いた顔をした。俺と同じぐらいの年齢をした少女が居た。ロケット団員から逃げた俺とカメールはお月見山の出口へやってきた。
〜2〜
「何をしてるんだ!直ぐに追うぞ!」
「は、はい!」
他のロケット団とその少女は、逃げた少年を追う。彼女は他のロケット団と共に追いながら思っていた。
(あれは……ファイア……?)
「止まれ、リーフ」
その班のリーダーが、彼女の名前を言った。
「は、はい」
「お前は今すぐ、サカキ様の元へ戻れ」
「分かりました」
威圧を感じたリーフは、すぐにその言葉を言い、お月見山の洞窟を出て、サカキと言う人物の元へ帰って行った。