シオンタウンへついたグリーンは、ピジョットをモンスターへ入れて、ポケモンセンターへ入っていった。

「よ！グリーン！！ファイアはどうしたんだ？」

レッドの隣にいたのは、姿が違うリーフがいた。すると、リーフが呟いた。

「ここに来てないってことは……失踪したんじゃないかしら？」

「何っ！？」

「っ！！」

レッドは驚いた声を出した。グリーンはやっぱり、という顔をした。

「俺、探してきます！！」

「待ってっ！！」

グリーンの手を掴むリーフは彼を引き留めた。

「私も行く。私も探すっ！！だからお願い、連れてって！」

彼女の言葉にグリーンは瞳を鋭くした。

「………」

「お願い！グリーン！」

あの時とは、ロケット団にいた彼女とは別人見たいだ。また、姿を消すんじゃないか、その事がグリーンには不安だった。

「条件がある。探すのは良いけど、絶対に…」

彼女の顔を見て言った。

「絶対に、居なくならないで。もう、嫌なんだ一人になるのは」

その言葉にリーフは照れて言った。

「私も嫌よ……私の罪…受け入れてくれる？でも、ただいまを言うのはあとよ？」

「あぁ、分かった」

その光景を静かに見ていたレッドは言った。

「俺はここに残って待ってるよ」

「レッドさん…分かりました！」

リーフを連れて、グリーンはシオンタウンのポケモンセンターを出た。