1話
サカキとリーフ、タッグの戦いが終わり、ポケモンセンターへもどる三人。ジョーイさんにベッドを借りてもらい、くたくたな三人。食事もとらずにそのまま眠ってしまった三人は次の日に起きた。
「んーおはよう。二人とも…」
「お、おぉーおはよう。」
「まだ眠い…」
まるで昔に戻ったみたいな声で二人は返事をした。
「うーん!」
リーフは背伸びをした。ファイアとグリーンも体を起こして、背伸びをした。朝の食事を済ました後、トキワシティを右側にある通路を入って言った。そして、チャンピオンロードへ来た。とうとうここまで来たんだと思った。チャンピオンロードの、洞窟を進み、トレーナーと戦いながら、セキエイ高原に付いた。傷ついたポケモンをセキエイ高原のポケモンセンターで休ませ、アイテムを買い、奥へ進む。奥へ進むとドアは閉まって、目の前には女性がいた。
「挑戦者ね。三人…シバ、キクコ!」
「ウーハー!」
「フェッフェッ…わかっとるよ」
奥からシバと呼ばれた男とキクコと呼ばれた女性が出て来た。
「私は、その緑の服を着てる少年と戦うわ」
「ウーハッ―!俺は赤い服を着てる少年だ」
「私ゃ、リーフと戦う事にするよ」
ファイアとリーフは奥へ入っていった。後姿を見た後目線を目の前に居る女性に戻して言った。
「俺はあんたとってわけだな。何であのばあさんはリーフの事知ってんだ」
俺は女性に言った。
「さぁ?そこまでは、分からないわ。私はカンナよ。さ、話すより今はバトルよ。グリーン!」
名乗っても居ないのに、なんで俺らの事知ってるかは謎だ。でも、戦わなきゃファイアとリーフには会えない。今は目の間に居るカンナさんを倒す事だ!
「ジュゴン!」
「フシギバナ!」
〜2〜
「ウーハッ―!俺はシバだ。ファイアよ、勝負だ!」
「受けて立つよ」
二人はボールを握る。
「なんで、キクコさん、私の事知ってるのかしら?」
「フェッフェッフェ…あのオーキドの事じゃ」
私の目つきが鋭くなった。このおばさん、博士の事知ってるようね。って事は、チャンピオンは…ワタルさんじゃないって事になるわね。私はキクコさんに聞いた。
「私の父知ってる?」
「知っとるわい。科学者じゃろ?君を、実験台として使った人物。アイツはいまこの地方にはいない。ジョウト地方にいると思うがな。フェッフェッフェ、行くんじゃろ?この旅が終わったら」
「……ええ。行くわ。父を探す。そのためには貴方を倒さないと、先には進めないのよ!」
「その粋じゃ、来い!」