chapter4 語られる真実
04
ディアルガとパルキアの復活から10年がたった2024年。両者はあるポケモンレンジャーの活躍で暴走を抑えられたんだ。世界は神の怒りの恐怖に脅かされることない、平和を迎えた…ままならよかったんだけど…。
ギンガ団の残党が、再びディアルガとパルキアのチカラを独占しようとした。勿論、そんなことを他の組織も黙って見ているわけが無い。ギンガ団が動いたのを皮切りにロケット団やマグマ団と言った他の地方の、いわゆる《悪の組織》が一斉に動き出した。

自分たちの利益のことしか考えない奴らだ。当たり前だが争いが始まった。
初めはポケモンバトルから始まったんだけど、だんだんとエスカレートしていって、争い始めてから3ヶ月、遂に兵器を投入した。これが争いが泥沼化した要因なんだ。
あそこがああしたからこうする。今度はこうだからこうしよう。子供かって言いたいくらいくだらない小競り合いは、だんだんと兵器の戦闘能力を高めていく。すると、遂に一般市民をも巻き込んだ。空爆、地上戦、砲撃戦…。そして遂に核戦争にまで陥ってしまった。
その醜い争いをディアルガは鎮圧させようとしたけどニンゲンの攻撃を喰らってしまい衰弱。神のチカラの秩序を保てなくなったこの世界はどんどん荒廃が進行していく。ここの時が止まっているのもその為さ。もしこのままの状態が続けば《星の停止》を迎えるだろう。

――――side ミドリ――――

――で、ミドリとコウキはそんな世界を変えるために、過去の世界に向かったんだ。

セレビィの話をずっと聞いていた。それでも何も思い出せないが、何も覚えてなくても俺は自分の決めたことを貫いてやる。そう思った。

「でも、なんでミドリは記憶を無くしてしまったの?」
――その事も話さなきゃね。それはボクのせいだ。ボクがミドリたちを時空ホールに送り出した後にヨノワールたちにやられて、時空ホールを保つことができなかったんだ。

あの時のか。俺とコウキが時空ホールに飛び込んだ後、追いかけていたヤミラミとヨノワールがセレビィのことを襲ったんだ…。

――ミドリの記憶を無くした上に、姿をニンゲンにさせちゃって本当にごめんなさい。
「謝るなよ。もうなっちまったことはしょうがない。それよりさ、あのヨノワールたちは一体なんなんだ?」
――奴らは…。未来の世界をこんなにしてしまったニンゲンを撲滅させたいんだ。その為にボクを倒して過去に向かった。消息はボクも掴めないけど。っと、もうそろそろ元の時代に帰ろう。続きは向こうで。

セレビィがそう言うと、セレビィの身体が来た時同様、光り輝く。そんなセレビィの力を借りて、俺たちは元の時代に戻る――。


■筆者メッセージ
高3生の皆さん、センター試験1日目お疲れ様でした!自分は高2なので、上から目線ぽくなるのですが、これからも二次試験等に向けて頑張ってください!
是非自分の書いた小説で息抜きして頂ければと思います。
ちゃ ( 2014/01/19(日) 00:51 )