第三章 コウキとユウキ
07
空の木の下に立つ。
「うわぁ。大きいね。」
「何せこの地方で一番空に近いからね。」
「このてっぺんにレックウザが住むんだな。さあ、登ろうぜ!‥‥って、どこから?」
木の回りを一回りしてみたが、登れるような設備はどこにもない。
「ブイ、どうやって登るの?」
僕はブイに聞いてみた。
「まあ、すぐにわかるさ。」
そう言うと、上を見上げた。
すると、2つの影――オオスバメとムクホークが降りてきた。
「こんにちは。」
「ブイか。お前がここに戻ってきたと言うことは‥」
「うん。相棒(パートナー)を連れてきたよ。」
ブイが言うと、二人は僕の方を向く。
「我々はここの護衛を任されている者だ。まあ、好きに呼んでくれ。
お主が『蒼の戦士』だな。
レックウザ様に会う心の準備は万端だろうな。」
「はい!」
「それでは、早速‥」
「あのお‥俺は?」
オオスバメとムクホークはピースにノータッチだったのだ。
「お主は?」
「俺はピース。コウキと共に旅をしている仲間だ。」
「ムクさん。やはり決まり通りピースをレックウザ様に会わせることはできないですよね?」
ムクホークはしばらく考え、
「共に旅をする仲間と言ったな。」
「ああ。」
「と言うことは、共に戦う仲間でもあるよな。特例だ。今回は認めよう。」
「本当ですか?ありがとうございます!」
敬語を使うピースを僕は初めて見たかもしれない。
「さあ、レックウザ様がお待ちでおられる。それでは行くぞ。我々の背中に乗るのだ。」
僕はオオスバメに、ブイはムクホークに乗った。
「しっかり捕まっているように。」
そう言うと、上へ上へと上昇を始めた。









■筆者メッセージ
お久しぶりです!
ポケベースに意外と時間をかけてしまいwww
只今期末テスト真っ最中ですが、いつも通りに更新できればと思います。
ぎゃおす ( 2012/12/07(金) 06:45 )