第二章 赤の戦士
01
翌朝。
「うぉきろーーーーーーっ!」
ピースが僕たちを起こす。もっと優しい起こしかたはできないのだろうか?
「‥今何時だよ」
「4:15」
「‥もっと寝かせてよ。10:00にしかここを出れないって言ったろ?」
何でも朝は入院中のポケモンの世話をするため、ホテル業務は10:00迄きないんだと。だから、10:00迄チェックアウトできない。
「お前さ、そんなに時間に縛られて良いのかよ?旅に出るんだろ?気合い入れていけよ」
「体力を回復させるのも立派な準備!あと2時間位ねる!おやすみ‥」
僕は再び夢の中へ‥
『ダメ!!!』
ピースの《ダブルニードル》とブイの《でんこうせっか》が炸裂!
「いっっってえーーーーーーーーーー!」
思わず叫ぶ僕。いや、ニンゲンが喰らったらガチでヤバいよ。
「わかったわかった。起きる。起きるか
らまて」
あんなの喰らったら根負けするわ。
「‥で、あと5時間何すんの?」
「それじゃあ、今日の目的地迄の道のりとか、とりあえず今日することの確認しよう。」
どこから持ってきたのか、地図がある。
関東地方の‥おお?
「ちょっと待ってよ!ここどこ?」
「うーん。君たちの住む世界のパラレルワールドとでも言っておこうか。」
「まさか、カントー地方なんて言わないよね‥?」
「ご名答。でも、君が知っているカントー地方とは違うよ。それが証拠に地名を見てみて」
どれどれ‥
『カワサキ』『タチカワ』『ナラシノ』‥
なるほど。そう言うことね。察した。
「事情がわかったところで本題に。今僕たちはホシカワに居る。今日はこれからイケブクロまで行きたい」
星川から池袋ね。じゃあ相鉄乗って横浜でそっから‥
「この世界には電車は無いよ。移動は基本歩き。」
‥‥マジかっ!現代社会は便利だったんだ。
「‥わかった。でも、どうしてイケブクロに行くの?」
「えっ?それは‥きっと誰かいるからだよ!そこは比較的都会だからね。そのあとも動きやすいしね。」
何だか裏があるような気もするが、ブイを信じよう。
「わかった。じゃあ10:00になったらイケブクロに向かって‥」
『GO!』
「じゃあ、朝御飯までちょっと‥」
『それはダメ!!!』
「ぎゃあああ!!!」
‥‥だから死ぬって(泣)















ぎゃおす ( 2012/09/23(日) 11:49 )