さいしょのポケモンとかみのポケモン
旅立ち
「う〜ん…」

さっきからずっと何を考えてるかって?えっと…あ、そうだ。

この大きな世界にボクとミュウの二人だけじゃ…やっぱり虚しい。

「どうすれば…」

ボクは今、ミュウを創ってすぐだったから新しい生命を創るのはそうとうな時間と労力が必要だ。それ以下のことならすぐにできるんだけど。

「ど〜うし〜たの?神さまぁ?」

「うわぁ!」

ビックリしたぁ…ボクはミュウにアルセウスという名を付けてもらったけど、依然として彼女の神さま呼びは続いてる。まあ可愛いけど。

「いや…二人だけって、どう思う?」

「?」

「こんな広い世界の中で、二人だけしか居ない。他の誰も、他の何も無い場所で...二人ってやっぱり...」

ボクの言葉を聞いたミュウは、こう言った。

「なら、神さまが私を増やせばいいんじゃないの?」

何気無くいったであろうその提案は、ボクにとっては不思議でしかなかった。

「どういうこと?」

「神さまが私を増やして、私はね、新しい私になるの!」

なるほど。やっと理解できた。I can understand.

「それで、この世界をもっと良くするってことだね?」

「うん!」

ボクは腕を振った。増やす位なら出来る。すると、みるみるうちにミュウが増えて、飛んでいく。

「旅立ち...」

そう呟いたボクは、ミュウ達によって世界がもう一度創られていることを感じた。

■筆者メッセージ
この章は終わった!
月光少女 ( 2015/07/20(月) 19:17 )