さいしょのポケモンとかみのポケモン
さいしょのポケモン
「う〜ん…こ、ここは?」

ボクが新しい命を創り始めて一ヶ月。遂に生まれたその子の姿は薄い桃色の体に、長い尻尾、青い目の小さな生命。キョトンとした顔でボクを見つめてくる。

「はじめまして。キミは…」

「?はじめまして!えっと、なまえ、ひつようですよね?かみさまが、きめてください!」

えっ?名前…か…どうしよう…う〜ん、可愛い名前がいいよね。じゃあ…

「…ミュウ

「?もういちどいいですか?」

「…ミュウって、どうかな」

目の前の彼女は小さくその名を呟き、くるっと回ってこう言った。

「こんにちは!ミュウっていいます!よろしくおねがいします!」

「えっと、ボクは…」

「かみさまも、ないんですか?なまえ」

「うん…恥ずかしいけど…」

「なら、わたしがつけてあげます!いいですよね!」

ミュウの勢いに気圧されるも、ボクは少し嬉しくて、とびっきりの笑顔で

「ありがとう、ミュウ」

「どういたしまして!アルセウス!」


月光少女 ( 2015/05/31(日) 11:19 )