ポケモン不思議のダンジョン 想いの探検隊 - chapter2探検隊とは
豚に真珠(それ言ったらあかん)
sideライガ


「さて、今日は依頼をやってもらう」

そう言ったペリルが指したのは掲示板。小さなスペースに所狭しと紙が貼ってあり、そうとうな威圧感を放っていた。

「ここにある依頼は全て不思議のダンジョンでの依頼となる」

「不思議の…ダンジョン?」

「不思議のダンジョンも知らないのかお前は。いいだろうこのワタシが教えてやろう。
 ふしg「不思議のダンジョンっていうのはな、入る度に地形が変わり、落ちている道具 も変わるし、そこで倒れたらポケ…金も全額無くなってバッグの中の道具も減るってい う、それこそ不思議なダンジョンなんだ」…」

 音符鶏?知らんな。

「なんだ、知ってたのか。じゃあ今日はワタシが依頼を特別に選んでやろう」

 なんだこの恩着せがましい鶏は。

「♪〜♪〜おっ、これなんかどうだ?」

 こんにちは。バネブーのピグと申します。実は私の大事な頭の真珠が無くなってしま  い、目撃された湿った岩場という所には敵がうようよいるらしく、私、そんな恐ろしい 所にはいけませーん!!と、いう訳で真珠を取ってきて下さい!お願いします!

「…………ってこれはないだろ流石に」

「ぶ…豚に…し、真珠…www

「シーアそれ言ったらあかん」

「とりま行け」

「「ハーイ(棒)」」

この後、シーアとライガの顔が同時に赤くなったのは、言うまでもない。


湿った岩場

「うわぁ…いかにも水タイプとか岩タイプ居そう…」

「オーバーキルするか?」

「一話で終わらせたい作者の事も考えようか」

 シーアが最近メタい…

「電気ショック電気ショック電気ショック電気ショック電…」

「グラスミキサーグラスミキサーグラスミキサーグ…」

奥地

「早いな」

「そこがオーバーキルのいい所」

 おっ、真珠だ。売ったら何円なんだろ…

シーアは、ライガが真珠を取ったのを確認すると、バッジをかざした。


「ほわあああ!ありがとうございますぅ!私、この真珠がないと落ち着かなくて…本当に ありがとうございます!そうだ、このお礼です!」

そう言ってピグがオラシオンに渡したのは、なんと2000ポケだった。

「え…マジかよ。2000って結構な大金だぜ?」

「いえいえ、この真珠に比べれば安いもんですよ?」

「良かったな。だが…」

そう言ってペリルはライガからポケを取り上げ、

「その殆どはギルドの取り分だから…お前たちの分は…」

返ってきたのは200ポケ。

「こんなもんかな」

「「はあああああああああ!!!!????」」


しかし、その日の夜ご飯はたまらなく美味しかったらしい。

























「ペリルひどい(´・ω・`)」

月光少女 ( 2015/05/04(月) 21:50 )