夕陽に照らされて2
「宝石、ありがとな」
「ん?いいよそんなの」
ライガはシーアに宝石を見せて、
「これさ、俺の宝物なんだ。シーアが手伝ってくれな
かったら、取り返せなかった」
そう言ったライガの顔はとても輝いていた。暫くして、
「なあ!俺と探検隊やってくれないかっ!!」
「ふぇ!?た、探検隊!?なんで?」
「俺、前から探検隊になりたかったんだけど、いつも
肝心な時に勇気がでなくてさ。でも、シーアとなら
やれそうな気がするんだ。」
シーアは暫く考えた。そして、
「うん。やってみる。」
「やっぱ無理か・・・・って、いいのか!?」
「うん。ていうかライガが言い出したんだよ?」
「あ・・そだな。ありがと!」
こうして、シーアとライガの冒険が始まったのだった。