夕陽に照らされて1
サアアアアア・・・・
「う・・・・あ・・・・だめ・・意識が・・・・」
.。*゚ .*.。 ★ ゚ ..。*゚
ぱちぱちと炎に照らされる‘プクリン’をかたどった大きなテントの前に、
ギザギザの尻尾、ぴんと立った耳、黄色い体、そして何より少しはねた頭
の毛が目立つ、ピカチュウがいた。
「ふぅ・・・さて、今日こそ行くぞ・・俺・・」
ピカチュウは目の前にあった格子の張られた穴の上へと歩き出した。
「ポケモン発見!!ポケモン発見!!」
「誰の足型?誰の足型?」
「足型は、ピカチュウ!!足型はピカチュウ!!」
「うわっ!」
ピカチュウは思わず後ろに後ずさった。
「・・・・・・なんで俺って肝心な時に勇気が出ないんだ・・本当情け
ないな・・・」
ピカチュウは持っていたバッグ
手作りだよっ///から宝石を取り出し、
「この[お守り]があれば大丈夫と思ったんだけど」
そのまま海岸へ向かった。
暫くしてーー
「オイ、オマエあれ見てたか?」
「見てたに決まってんじゃん
ドヤッ」
「じゃ、分かってんな?狙うぞ」
「オウ」