ポケットモンスターインフィニティ



















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第三章 新たな仲間、まもる為の強さ
第22話 オブシド鉱山、ジムリーダーを探せ
 206番道路を抜ければ、そこはオブシドシティ。 エイヘイ地方の西に位置する、この地方でも有数の鉱山街だ。 昼間という活気溢れる時間帯なのもあるだろう、前に後ろに喧騒が行き交いふと道路に目を向ければ未だにバッフロンの牽く牛車が闊歩していた。

「……それにしても、すごいな。まるで昔にタイムスリップしたみたいだ」

 この街の家屋は全て木造建築だ、それは先程まで休息を過ごさせてもらっていたポケモンセンターとて例外ではない。一歩外に出て振り返れば、そこまでもが街の雰囲気に合わせた木造の建築。
 昔と変わらぬ街並みは近代化を拒んだのか、はたまた必要が無かったのか……いずれにしろこの街の徹底した保全にはただただ感嘆が漏れるばかりだ。

「じゃあ行こうか」
「うん、レッツゴ〜ッ!」

 ノドカが元気に腕を振り上げる。
 ポケモン達の体力もオレ達の体力も、ポケモンセンターのおかげでもうすっかり元気になるまで回復出来た。……施設内の設備まで古くはないだろうか、なんて不安が杞憂に終わって、失礼ながらも安心したのはここだけの話だ。



 目下の目標はこの街でのポケモンジム挑戦。……なのだが、これは運が悪いのかなんなのか……運命というのはそう簡単に物事を運ばせてはくれないようだ。

「よお、久しぶりじゃねえか」

 ポケモンジムへの道中で、ばったり出くわしてしまった。
 黒い短髪、生意気そうなつり目。黒革のジャンバーに七分丈のジーンズ、両手首に赤いリストバンド。以前何度か会ったことがある、傲岸不遜な彼。

「お前は……自称優等生のレンジ!」
「自称じゃねえ、マジだ!」

 と叫んでから、レンジは腕を組んで相変わらず得意そうにふんぞり返る。
 レンジが来ると正直あまり良い気分にはならない。それは彼のことが人間的に苦手、というのもあるが、それ以上にどうも面倒なことになりそうだからだ。

「今度はなんだよ……」
「決まってんだろ。……てめえとの決着を付けに来たんだよ!」
「いや、オレが勝って終わっただろ」

 やけにもったいぶって叫んだそれには呆れてしまう。リベンジと言うなら納得出来るが、あくまで負けたことを認めずに戦いを求めているようだ。ツッコミを入れるが彼は全く意に介した素振りは見せない。

「それにお前もだ!」
「え、僕? ……あー、そういうことだね」

 更にソウスケまでもが目を付けられた、それは恐らく彼がレンジも狙っていたワシボンを捕まえたからだろう。ソウスケは困ったように肩を竦めてみせる。

「いいか、おれはてめえら雑魚に負けたなんて認めねえ! だからまずはジュンヤ、お前とポケモンをぶちのめしてそれを証明してやるよ!」
「けどオレ、これからポケモンジムに挑戦に行くから……」
「ったく、そんなに恐ろしいかよ、このおれが。ま、だろうなあ!」
「何言ってんだよお前、オレは用事があるって……」

 話は平行線だ、全く噛み合わずまるでドッジボールのように一方的に言葉がぶつかってくる。どう彼の言葉をかわして進むか、考えているとレイが一歩進み出た。

「ねえレンジくん、まずはボクとバトルしない?」

 彼は相変わらず親しみやすい笑顔を浮かべながらレンジに向かい合い、提案した。

「ああ? 誰だか知らねえが、おれはてめえなみてえな弱そうなやつとは」
「それならなおさら都合がいいよね。レンジくんは優秀な人なんだから、ボクみたいに弱いやつでウォーミングアップしてから万全の状態で戦いたいでしょ?」
「……お、おう、まあな」

 さすがのレンジも頭を掻きながら頷いており、その反応から察するに恐らく彼はおだてには弱い性分なのだろう。

「レイ……悪い、ありがとな」

 そっと耳打ちすると、彼は笑いながら
振り返った。

「気にしないでよ、親友なんだから」
「ああ、……だな」

 その好意を無駄にするわけにはいかない、ポケモンセンターに向かうレイとレンジとは逆の方向、ポケモンジムにオレ達は歩き出した。

「よく首を洗っておけよ! こいつを潰したら、次はてめえだ、ジュンヤ!」
「あはは……。ジュンヤ、御愁傷様……」
「本当にな……」

 わざわざ遠くから大きな声で宣言する彼に、ノドカが困ったような笑いを落とす。……レンジは相変わらず人を見下してくるし、溜め息ばかりが出てくるよ……。



 ゴツゴツとした岩壁は、良く見ると所々が光っている。聞くところによるとこの岩の中には進化の石やハートのウロコ、化石などのお宝が埋まっていることもあるようだ。

「なんかこうやってると、本当に探検してるみたいだな!」

 地面に落ちたみずのいしを拾い上げ、興奮で思わず声が上擦りがちにそんな感想が漏れだした。この鉱山は採掘が自由らしく、少々値は張るが探検セットの貸し出しも行われている。進化の石が手に入るかもしれないのだ、借りない手はない。
 ロックピックハンマーを握る手は既に手汗に塗れていて、こんな時、手袋をしていて良かったとつくづく思う。

「……ねえ、ジュンヤ。本当に目的は覚えてるのよね?」

 隣からは、今日何度目かになる困り半分の念押しが飛んできた。

「分かってるよ、スレートさんの捜索だろ」
「覚えてるんだ、良かった……」

 そう、ジュンヤ達も一応ただ遊びに来たわけではない。しっかり人探しという名目を掲げてこの鉱山に足を踏み入れたのだ。もっとも、名目は本当にただの名目に成り下がってしまったが。

「ここの壁が光っているよ、ジュンヤ!」
「グッジョブソウスケ!」

 暗い坑道を照らす電球の光を反射して、壁に埋められたお宝が輝く。
 ……本当に、覚えてはいるみたいなんだけどね。すっかりはしゃいでいる二人に、ノドカは思わず苦笑を零した。



 オブシドシティは、かつて一人の男が文字通り金鉱を掘り当て、それから麓に街が築き上げられていったらしい。
 この街にもポケモンジムがあるが、ジムリーダーは代々その男の子孫が受け継いでいるようで……。

『ごめん、今チーフは居ないんだ。あの人は多分今も採掘しているだろうから、いつか帰ってくるのを待っていてもらえないか』

 オブシドシティのジムリーダー、スレート。流石この街を築き上げた男の血を引くだけはある、隙あらば採掘に行く程の鉱物マニアらしい。
 先程訪れたポケモンジムではそう言われたが、いつかだなんて待ち切れる筈はない。彼らはジムに挑む為にこの鉱山でジムリーダーを探している最中だったのだ、一応は……。

「……」

 周囲を固める硬い岩盤を慎重に削り、岩盤を崩さないよう、対象を傷つけないよう、徐々に掘り出していく。その作業にはかなりの集中力を要し、ジュンヤも、すっかり無言で没頭してしまっていた。
 そんな彼の邪魔をするわけにはいかない、ノドカとソウスケは固唾を飲んでそれを見守る。ロックピックハンマーが岩盤を叩く高く鋭い音が一定のリズムを刻み続け、崩れないよう、細やかにこの空間の調和を守っていた。

「……な、なに?」

 しかし、均衡を崩す者というのはいつの世も突然に現れる。荒々しく地面を踏み鳴らす轟音が遠くから迫り、どんどん背後に近付いてくる。振り返ると、全身灰色の硬質な皮膚に包まれた巨体がこちらへ向かって爆走してきていた。

「……っ、に、逃げないと!」
「……これは、まさか……」

 角を翳して猪突猛進駆けるそれを止める術は無い、慌ててノドカとソウスケは飛び退るが、発掘に集中するあまりジュンヤは己の危機にも気付かず未だに全神経が岩盤に張り付けられていた。

「ジュンヤ、ジュンヤ早く! 」
「何をしているんだジュンヤ!」
「……やっぱり。この形は、多分……!」

 二人が必死に呼び掛けるが、彼はそれでも気付かず作業に没頭している。

「ジュンヤ! 危ないから逃げるよ、ほら!」

 だがこのまま放ってしまえば彼がぺちゃんこに潰されてしまう。慌てて駆け寄り揺さぶると、

「……なんだよ!? 今集中して……!」

 と振り返り怒鳴っている最中、ようやく自分に降りかからんとする危機に気付いたらしい。
 眼前には、灰色の巨体。一瞬でそのポケモンがサイホーンであると理解した、同時に今自分が予想を遥かに越える窮地に立たされていたことにも。

「うわぁあっ!?」

 ジュンヤは叫び、立ち上がった。そしてノドカを抱いて、弾かれるような勢いで横に飛ぶ。直後背後で轟いたのは鼓膜が破れそうになるほど重く大きな衝突音で……嫌でも岩盤の崩壊を悟らされた。

「……怪我は無いか、ノドカ」
「……うん、だいじょうぶ」

 幸いにもオレが下敷きになったおかげで、彼女に大した傷は無かっただろう。それでももしなにかあったら、と不安になって尋ねると彼女は地面に手を着いて上半身を持ち上げながら頷いた。

「……オレが気付かなかったせいで、ごめん。本当にありがとう、助かったよノドカ」
「ううん、ジュンヤが無事で良かった」

 まずノドカが起き上がり、次に駆け寄ってきたソウスケがジュンヤに手を貸して立ち上がらせると彼はサイホーンに向き直った。

「……よくも、オレの化石を台無しにしてくれたな」

 崩落の音で、化石がお釈迦になったのは理解出来ていた。しかし実際粉々になった岩盤を見ると、沸々と煮えたぎってくる何かが抑えきれずに叫び出した。

「懺悔の用意は出来ているか! 来いサイホーン、お前を捕まえてやる!」

 崩れた岩の中からようやく出て来て睨んでくるサイホーンに見栄を切り、モンスターボールを構える。

「行くぞ、ピカチュウ!」

 そして力任せに放り投げ、困惑気味にピカチュウが姿を現した。

「お前が力ならオレ達は速さだ!」

 サイホーンは力任せに突撃してくる、それを飛んで避けるが相手は壁にぶつかる寸前で曲がって、再び角を振り上げ向かってきた。

「ピカチュウ、サイホーンに飛び乗れ!」

 真正面から打ち合って敵う筈が無い、ならば安全圏から攻めるが吉に決まっている。突進するサイホーンにタイミングを合わせて跳躍し、背中に飛び乗り脊椎に沿って飛び出している突起にしがみついて跨がった。
 だがやはり敵に乗られるというのは不愉快なようだ、猛烈に背中を振り乱しながらサイホーンは走り出した。

「頼む、耐えてくれ……!」

 必死で突起にしがみつくがあまりにもぶんぶんと振り回されては堪えるのにも限界がある、とうとう前脚がすっぽぬけて投げ飛ばされてしまった。
 だが運が良かったようだ、そこに追撃が来ることはなく、サイホーンを見る……。違う、追撃しなかったのではない、出来なかったのだ。壁に激突した角が抜けないのだろうか、身動き出来なくなってしまっている。

「今だピカチュウ、かわらわり!」

 そんな大きな隙を見逃すわけにはいかない、相手が角を引き抜こうと苦戦している間に背中に飛び乗って、勢い良く尻尾を叩き付けた。さらにその反動で跳躍して距離を取る。

 サイホーンもようやく角が抜けたようで、恥と恨みの入り交じった瞳で睨み付けてくる。

「いや、今のは自分で壁にぶつかって角が……!」

 思わず先程のことを言い訳するが、どうやら聞き入れてはもらえないらしい。なんでだよ、と呟いてから気が付いた。……元々自分は被害者だ、なのにそんな理不尽に怒られるのはおかしいんじゃないか、と。
 しかしそんな些細なことはサイホーンの知るところでは無いのだろう、脚を踏み鳴らして角の先から岩石を発射する。

「ロックブラストか、避けろ!」 

 その技は複数回攻撃、一発一発の威力は低いが重なることで大きくなる。そんな攻撃を食らうわけにはいかない、地面を蹴り、駆ける。サイホーンを中心として円を描くように回るピカチュウ、その背後では的外れの岩石が弾け飛び細かい岩が散らされていた。
 それでも相手は追いかけるように回りながら岩を放ち、このままでは埒が空かない、とついにジュンヤとピカチュウが攻勢に転じる。

「接近するんだ!」

 何度も何度も岩が弾ける、それでも時に飛び、時には屈みながら必死に回避の軌跡を狭めて接近し、ついにその頭上へと躍り出る。

「かわらわりだ!」

 回転しながら、縦一閃に尻尾を振り下ろす。そしてサイホーンの頭に岩をも砕く尻尾の一撃を……。

「なっ……速い!?」

 サイホーンは岩石のように重く、力は強いが代わりに鈍い筈だ。それが眼下から姿を消し……虚空を切り裂くピカチュウに、怒りの鎚を叩き落とした。
 予想を越える速さでのバックステップ、しかし決して捉えられなかったわけではない。ただ素早い動きが想定外なだけであり、だからこそまんまととっしんの直撃を許してしまうこととなったのだ。

「ピカチュウ!」

 ピカチュウが壁に向かって一直線に突き飛ばされる、気付けば身体が動き出して跳んでいた。壁に衝突、その寸前には間に合って、身体をクッションがわりにして受け止められた。

「……ピカチュウ、大丈夫か?」

 ピカチュウは痛みに顔を歪めながらも頷いてから、オレのことを心配そうに見つめてくる。確かに身体を擦って痛いけど……このくらいポケモンの痛みに比べた
らどうってことはない。

「ああ、オレなら大丈夫だよ」

 と彼の小さな頭を撫でて地面に下ろし、立ち上がってからサイホーンを視線で捉えた。

「もう一度接近するんだ!」

 かわらわりを当てる、その為に。だが相手とてただ待っていてくれるわけがない、地面を強く踏みつけると、衝撃波が地面を走り始めた。

「じしんか、跳べ!」

 小柄で素早い分打たれ弱いピカチュウに効果抜群のその技は致命的だ、言われるまでもなく跳躍する彼に、じしんに弾き飛ばされた細かい礫が突き刺さってしまう。
 それは、先程のロックブラストの破片だ……。ピカチュウは急いで体を丸めたおかげで礫による致命傷を避けられたとはいえ、それでも受けた創傷は相当なものだ。
 先ほどのとっしんだけでもかなり堪えると言うのに、更に破片に打ち落とされてはその小さな体に対してダメージが大きすぎる。

「ピカチュウ!?」

 迂闊だった、足をすくわれるとはまさにこのことだろう。慌ててピカチュウに駆け寄るが、前脚を払って制されてしまう。

「お前……大丈夫なのか」

 ピカチュウはもう限界のはずだ、それでもなお立ち上がろうとしているが……相手も待ってはくれないらしい。角を高く振り上げて、土煙と重い足音を上げながら一直線に突っ込んできた。

「ピカチュウ!?」

 思わず叫ぶ。ピカチュウは必死に脚を持ち上げ避けようと身を屈めて力を溜めるが、痛みに耐えきれず脚を折ってしまう。
 ……このままだと、ピカチュウが! しかし今更走ったところで間に合わない、ならば残された選択肢は……。

「ピカチュウ、進化だ!」

 先ほどの発掘の成果を握り締めて、高く掲げる。それは稲妻を封じ込めた、翡翠色の透明な石だ。
 かみなりのいし、ピカチュウの進化に必要な道具。ピカチュウも迷うことなく頷いた、ジュンヤは握っていたかみなりのいしを彼に向かって勢い良く投げる。
 石が命中した瞬間に、ピカチュウの身体が蒼白の光に包まれた。それはみるみる形を変えていき、やがて変化が終わると振り払われた。

「行け、ライチュウ! かわらわりだ!」

 もうサイホーンは眼前まで迫っている、それはさながら暴走列車のごとき勢いだ。真正面から迎え撃つのは無謀と言うもの、ライチュウは長く伸びた尻尾の先の稲妻を掲げ、サイホーンの体側を強く殴り付けた。

「よし、いいぞ! 今だ、モンスターボール!」

 サイホーンは横転してしまい、ライチュウの真横の地面を滑る。
 そこを逃さず狙い撃つ! 投げたボールは対象を捉え、赤い光とともに飲み込んだ。球はまるで走り回るサイホーンのようにガタガタガタガタ激しく揺れたが、しばらくすらとようやく動きは収まっていった。

「よし、サイホーン、捕獲完了! ありがとな、ライチュウ!」

 とそれを拾い上げてから、ライチュウに駆け寄り抱き上げる。……。

「うわっ! ……お前、重くなったな!」

 進化した分身体が大きくなるのは当たり前なのだが、それでも予想以上の重さについ口走ってしまった。
 するとライチュウの長い尻尾がしゃなりとしなって、その先の稲妻がオレの腕へと当てられ……。

「ぐわああああっ!!」
「ちょっ、ジュンヤだいじょうぶ!?」

 どうやら、重いと言われて怒ったみたいだ……。尻尾から全身に電気を流し込まれて、オレは悲鳴を上げながら倒れてしまった。それを見てライチュウは満足そうに頷きながら、一匹でボールの中に戻ってしまった。

「うう、死ぬかと思った……」

 ノドカの手を借り立ち上がると、サイホーンに崩された壁が目に入った。……やはり何度見ても粉々に砕け、化石は跡形もなく無惨に散ってしまっている……。

「オレの、化石……」

 ソウスケが哀れんだ顔でオレの肩をポンと叩いた。ありがとう、その慰めが心に染みるよ……。

「そう気を落とすな。あんたトレーナーじゃろ、どうだ、代わりにわしとバトルなんてのは!」

 ……誰だろう、オレに対して言ってるんだよな。振り返ると、作業服を着た大柄の男性が立っていた。



 ココドラの鋼の身体が、大筒のような腕の先から放たれた炎で熱暴走を起こしながら横倒れになる。

「ありがとね、ボールに戻ってブーバーン」
「……なんだよ、お前! いくらなんでも、強すぎる……!」

 相対したレンジはココドラをボールに戻して、まるで逃げるかのように背を向けて慌てふためき走り出していった。

「やれやれ、やっぱり彼は弱かったね。まさかキミ一匹すら倒せないなんて……」

 と、レイも落胆を露にしながらブーバーンの入ったボールを眺める。

「まあ、しかたないか。さ、出ておいでゾロア」

 ジュンヤくん達がいつ帰ってくるか分からないけど、ボクとゾロアが笑顔で待っていてあげよう。
 ボールから飛び出したゾロアは、元気にレイの肩へと飛び乗った。

■筆者メッセージ
書き方変えてみましたが、読みやすくなったでしょうか。
せろん ( 2015/05/14(木) 01:54 )