02
「お! お前ら、ゲットはもういいのか?」
その後も軽く探したが、捕まえたいポケモンは特に居なかったため、アキトの所に行った。すると彼は既に草むらを出てカナエとともに座っていて、ガーディ達の頭をを撫でていた。
「ああ。ダイスケもいいのか?」
「おう。新しい仲間も増えたからな」
言いながら、先程捕まえたヤンヤンマを出す
「このポケモンは?」
「ヤンヤンマってんだ」
カナエにたずねられたため、ダイスケはそれに答えた。
「良かったなダイスケ! これで今はカナエが2匹、オレとダイスケが3匹か」
「だな。じゃあ今度3対3でバトルしねえか?」
「いいぜ! じゃあ……うわっ!」
アキトがリュックを持って立ち上がろうとすると、いきなりリュックが振動して、驚いた彼は危うく落としかけたがなんとかキャッチした。
「どうしたんだよいきなり」
ダイスケが不思議そうにたずねる。
「多分、タマゴが揺れたんだと思う」
「あー、そうか」
そういえば。思い出して納得した。
「よし! じゃあ、行こうぜ2人とも!」
「うん!」
「おう!」
そしてアキトはリュックをからい、気を取り直して言った。