プロローグ
02
ー30分後ー

ーアララギ博士の研究所ー

?「ふう〜ようやく着いた。どんなパートナーが待って居るのかな?」

少女は、ワクワクしながら、そう言い、ドアを開ける。

?「アララギ博士、居ますか?」

少女は、大きめの声で、叫んだ。

アララギ「あら、もう来たのね?」

アララギ博士は、少女に返事を返した。

?「あ、今行きます!」

少女は返事をして、アララギ博士が居る所に向かう。

アララギ「貴方が新人トレーナのルナちゃんね?待ってたわよ!」

アララギは、笑顔で、そう少女にそう言う。

ルナ「どれだけこの日を楽しみに待ってたか…!」

少女・・・いや、ルナは元気よくこう言った。

アララギ「ふふっ、それ程、楽しみだったのね? 
さて、改めて、ルナちゃん! ようこそ、アララギ研究所へ!」

アララギは、微笑んでから、息を引き締めてこう言う。

ルナ「はい!!」

ルナは、元気よく返事をした。

アララギ「貴方は今日から新人トレーナとしての旅が始まります!!
     そして、貴方のパートナーとなるポケモンを選んで頂戴!!」

アララギは、勢いよくルナにそう言った。

ルナ「はい、分りました!!」

ルナは、敬礼して、そう言った。

アララギ「最初のポケモンとなる子達を
     今から出すから良く見て決めるのよ?」

アララギは、そう言って、机の上の3つのモンスターボールの内、ひとつ取る。

ルナ「はい、分りました!! 宜しくお願いします!!」

ルナは、頷いて、そう言う。

アララギ「まずは、草タイプのツタージャ!!」

アララギは、そう言い、モンスターボールを投げる。

ツタージャ『…タージャ』

ツタージャは、クールに出て来て、ルナを見つめる。

ルナ「何かクールで真面目でカッこ良さそう!!」

ルナは、瞳をキラキラさせてそう言う。

アララギ「次は、炎タイプのポカブ!!」

アララギは、二体目をモンスターボールから出す。

ポカブ「カブカブ!」

ポカブは、元気良く走り回り、ルナを見つめる。

ルナ「元気がいっぱいで素敵!!」

ルナは、またもや瞳をキラキラさせてそう言う。

アララギ「最後は、水タイプのミジュマル!!」

ミジュマル「ミジュ・・・ミジュマ!」

ミジュマルは、ポーっとして居たが、ハッとしてルナを見つめる。

ルナ「ふふっ、何か慌てん坊さんね(クスクス)」

ルナはクスクスと笑う。

アララギ「さあ、ルナちゃん。選んで頂戴!」

アララギは、元気よくルナにこう言う。

ルナ「私は―――」

夢咲菜月 ( 2016/08/25(木) 18:48 )