11 奇妙なスイリ 後編
わーにん!!わーにん!!
今回は流血表現があります、それでもおkな方はどぞ
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「犯人貴女ですよ、レイアさん。いや・・・レイアさんと呼ぶべきかなぁ?」
「わ、私じゃ無いわよ!!」
「そうだ!なんでレイアちゃんが!!」
(あれ、俺空気・・・?)←カズヤ
「レイア、ユウ、まず話を聞こう・・で?なんでレイア犯人なん?」
「いえ・・実はヨウガさんの証言で確信したんですよ」
「ふぇ?!」
「では質問をひとつ。『朝御飯は美味しかったですか』?」
「ん、ああ、美味しかった・・あ」
そう、ここでホシナタは気づいた。
ヨウガの証言から『朝御飯は美味しい』
リラの証言から『お世辞にも美味しいとは言えない』・・・
「分かりましたか?明らかに矛盾です。」
「・・・あ〜〜!!そう言うことか!!じゃあここにいるレイアちゃんは?!」
「もうひとつ。
『今まで銃声は聞こえましたか?』」
「・・・・全部分かった。と、いうことは・・・」
「ここにいるレイアさんは・・・『偽物』♪」
「・・・・」カチッ
「・・・!!伏せろホシナタさん!!」
「ふぁい?」
ドォンッ!!
「あぐぅっ!!」
ヨウガはレイアを見た。銃を握っていた。煙が銃口から出ていてさっきの呻き声・・
・・・完全にうたれてます本当にありがとうございます・・じゃない!
ホシナタさんは?!
「くぁ・・・」
地面に突っ伏していた。顔色も悪い。
「大丈夫か?!ホシナタさn」
バゥ・・・ン
「うへぇ、今度は煙かよ!!」
「げほっ、さ、催涙・・・」
スモークグレネード・・・だねこれ。
少しして煙が引いて・・・
「ホシナタさんッ?!」
リラがすぐに仰向けにする。が・・・
「心臓を・・・そ、即死・・」
「んな!?そんな馬鹿な?!」
あの一瞬で心臓を撃ち抜く技術。
そんなの某マンガで出ている超一級のスナイパーぐらいにしかできない早業だ。
「目ェ覚ませ!!ホシナタさん!」
「うぅ・・・いったたたた・・・」
「「・・・・あれ?」」
「た、助かった〜・・こうなることを予想して
心臓部分にこんなのを仕掛けたんです」ホレ
「・・・・ペンダント?!」
ペンダント、というのも鉄でできたなんと言うかあれだ、
ほら、中に写真が入ってるやつ。
あれはボロボロになっていたがホシナタは軽く脳震盪が起こっただけだった。
「ふぃ〜・・・さすがにマグナムで来るとは・・ちょっと予想外ですネ」
「・・・・っていうか早くあいつを追わないと!!」
「あ、そうでしたね」
「は、早く追いましょう!!」
「あーーー!!!レイアは!?」
「あーもー、僕が探します!!」
「がってん!ユウ、追うぞ!!」
「おうよ!!」
(俺空気・・)←カズヤ
そういいながら彼らは散り散りになって行動し始めた。
「じゃ、リラさん、カズヤさん、レイアさんを探しますか」
「は、はい!!」
「・・・わかった」
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「レイアさ〜〜ん!!どこですかぁ〜〜〜?!」
「ん、これは・・:・」
ホシナタが何かをハケーンした。
「・・・・足跡?これまた露骨な」
「たどっていきますか?」
「手がかりはそれしかありませんし・・・・・そうしましょう」
リラたちは足跡をたどることにした。
が・・・・
「・・・・あるぇ?」ヨロッ ドサァッ
「だ、だいじょぶですかぁ?!」
「あ〜・・・頭いたい・・・」
「じゃさっきのあのダメージ・・」
「しっかりと通ってたみたいですね」
「おいおい、大丈夫かよ?」
「リラさん、先いってて下さい。あとでいきますから」
「・・・・はぃ」
リラはまた歩き出した。ホシナタは座ったまんま。
「じゃ俺は残るかな」
と、シラギ。
「ああ、有り難うございます。じゃ、寝て大丈夫ですNE」
「え?」
「大丈夫・・・です、15分ぐらい・・・ですから」
「え、ちょ、おい」
それだけ言うとホシナタは軽く横になった。で気絶?かな??
「あ〜あ〜、『軽い脳震盪』って結構重かったんじゃないの?」
しばらくして。
「うわ・・・蔵・・?」
足跡の先には蔵があった。デカイ。夜だからか余計デカくみえる。
「・・・・・寝息?」
スー・・・スー・・・と聞こえてくる。まさか。
「レイアさぁんッ?!」バァンッ!
勢いよく扉を開ける。がすぐに閉めた。なぜなら・・・・
「ハ・・・・ス・・・『スッパダカ』・・・?!」カァァァァ
みるみるうちにリラの顔が赤面していった。スッパだったのだ。
「あれ?リラさぁん?」
ホシナタとカズヤがやってきた。
(驚いたな、ホントに15分で起きたよこの人・・・)
「どうしたんですか?リラさん」
「パンツナンテナカッタンヤパンツナンテナカッタンヤ」ブツブツ
「え?どれどれ」ギィー
「・・・・えっちぃのみちゃったんですね、きっと」
「俺も・・・「ダメですよ!」
「(´・ω・`)ショアーン」
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「ヨウガ!いたぞ!!」
「つかまえろーっ!!」wktk
「しっつこ・・・!!」
ヨウガとユウはまだ追っていた。しかも屋根づたいに。だってあの方飛んでるんだもん。
「やば、町抜けるぞ!!」
「先に屋根なし・・・・やば」
どこまでおってるのか。町を抜けるということは相当おってるぞこの方たち。
「あー!!なくなった!!」
「くっそ!あと少し!!!!」
「逃げ切った・・・・・・?」
逃亡犯が安心したその時。
「うらぁ!!!!」ビュッ!
「い、いしっころ?!」
ヨウガは逃すまいと石を投げつけた!
しかもかなり早いしコントロールもなかなか。
あたんじゃね?これ。
「くっそ・・・!!」
間一髪でかわされた。が交わした先に・・・
「森・・!!回避できないッ!!」ドガァァン!!!
「お」
「やったぜ。」
ヨウガとユウは拳をコンと合わせた。
「ママーヤネノウエデナニカヒカッテルヨー」
「マァオオキイヒカリネー」
「ん」
「俺らじゃね?」
「目立つな」
「背景でっかい三日月とか空気読みすぎやでぇ」
「ってか刀は?」
「・・・・アッーーー!!」
二人は墜落したところに走っていきましたとさ。
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「ここって・・・・」
「ああ、この下・・・」
墜落した所の下は何と・・・・
「洞窟じゃん。あの広いとこ」
「ジンさんとあったところか」
「だな」
「おりるか?」
「もうボタンはふみたくないが・・そうすっか」
「だと思った。」
〜洞窟中央部〜
墜落したやつは案の定リーフィアだった。で、誰かと話していたが・・
「た、たすかったわ・・・墜落した所がここで・・・」
「どうしたんだよセルラwwwいつもすんなり帰ってくんのに」
「いや、あのキュウコンの隙がなくて」
「まさに『サルも木から落ちる』だな」
「・・・」イラァ
「さっさとかえるぞ、用はすんだろう」
「んだな」
「ええ」
「・・・・なぁユウ」
「・・・・」
「見たことないか?あのフタチマルと・・・・」
「ルカリオ。」
「そうそう」
「確かにどこかで・・・あ」ガラァッ!
いわの うえに いた 状態。
何と崩れてしまったようだ。
「ユウ!大丈夫か?!」
「あ、あっぶな〜〜・・・」
「『ソウルマシンガン』っ!!」
「「あ」」
ドガガガガガガガガガァ!!
いきなりあんな高速で波導弾が飛んでくるもんだから。二人は
まっ逆さまに落ちていった。
ドシィーーーン!!
「いでぇぇぇ!!!」
「セスジガイカレマシタ〜・・・いだだだあぃ!!」
チャ
「「ふぁ」」
ビシュウゥゥッ
「ミサイルや」
「\(^o^)/」
ちゅどーーーーん!!
「うっわー・・・・」
「あぶあぶ、しんでたわ・・・ぁ」
ブンッ
「うおぁ!!」
「ヨウガ?!」
誰かが切りかかってきた。早すぎ。
常人ではない。これは断言できる。
「ちょ」ブォン!!
「まって」シュッ!!
「ややや!!!」ブンッ!!
「ぬぬぬ・・・白羽取り!!」パッシイァ
「ッ・・・!!止めやがった・・!!」
真剣白羽取り。相手は驚いた。
で?
「正体は・・・ってファッ?!」
「ッ!!」
ヨウガとユウは凍り付いた。
何故なら犯人は・・・
「レグ?!」
「ラルゴ?!」
「「・・と、誰?」」
「ヨ、ヨウガじゃねぇか」
「・・・・予想外」
「あら、RPG-7でもきかなかったとは・・・」
「ま・・・まず刀離せ。」
「お、おう。」
「馬鹿!離すな!!」
「あ、やべ」パッ
ヨウガが刀を手放した次の瞬間
「フンッ!!」バッコォ
「ぐぁ!!」
ヨウガはさっきまで遠くにいたはずのラルゴに殴り飛ばされた。
「ヨウガぁ!!」
「他人の心配してる暇があるとは・・」バキィ!!
「ッ!!」
ユウもなぐり飛ばされた。結構威力があったが・・・
「くっそ・・・・いてぇ」
「おい、いきなり殴り飛ばすかラルゴ」
「ん、じゃないと早く帰れないからな」
「やろぉどういうこったい!!」
と、ヨウガ。
「いや、いろいろ訳があってだなぁヨウガ・・」
「はい、あなたのお望みの刀」
「今渡すかよコンチキショウ」
レグはなんと・・・
蒼龍刀を受け取っていた。
「え・・・?」
「レグ、ちょうどいいしためしぎりにしたら?その子達」
「おいッ、ユウ」
「・・・・・」
「き、気絶してる場合かッ!」
一撃K.O.であった。
頭からなんか軽く血を流していた。
しかもなんか美形。いや、種族的にも(ウインディだからネ)だけど・・
とにかくヤバイ。
「すまんな、見られちゃ駄目なんだ。・・・犠牲っちゃあ人聞きが悪いが・・」
「・・・死んでもらおうか?」
「そっちの方が人聞き悪ぃだろ(;°д°)!!!」
「あばよ、ヨウガ」
「くっ、『爆裂パンチ』!!」
ヨウガはレグの手元を狙った。それが幸いし・・・
「うお?!」ガキィ
うまく刀の切る先を変えることができた。で、その切られた先には・・
「!!」
ラルゴがいた。
(やったか?)
やった。やった。そう思った。レグの顔を見ると・・
なんとにやけていた。なぜなら・・。