06 蒼い?炎とジャパニーズ☆ソード
「刀なくしちゃったあああああぁあぁぁあ!!」
「「エエェェェ(´д`)ェェェエエ」」
いきなりデオチ・・・と思われているであろうが、本当に緊急事態、英語で
エマ〜★ジェンシー☆的なことが今まさにここで起こっている。
「どおすんのよおおおっ!」
「いやいやいや俺じゃないって」
「ユウッ!!」
「お、俺ェ?!違う違う!」
そうあわてふためいていた三人の前に、一人のジイさん・・もとい紳士が現れた。
「これこれ君たち」
「「「ふぁい?!」」」
「その刀はわしがもっとるよ」ホレ
そう言うとじいs・・紳士が刀を見せた。この鞘に青龍が上っているような蒼い色合い。
まさに『青龍刀』そのものだった。
「ジイサン・・・名前は?」
「まぁまあ、着いてきなさい。あやしいもんじゃないじゃろ?のぅ?」
「お、おぅ・・・」(ダイケンキ・・にしては年食ってるじゃねーか・・)
「は、はぃ・・」(誰だコイツ)
「あ、あぁ・・」(ジョジ●ョ見よう・・)
ねぇねぇ、考えてることバラバラだけどそんなんでいいの?そう考えながら、暗い洞窟の中を進むダイケンキは口を開く。
「ワシの名はゲン・・苦楽園口ヶゲンじゃ」
「クラガケン・・で、何でその刀を?て言うか何?その刀」
「私も気になる。教えてくださりますか?」
「おぉ、いいとも。この刀はのォ・・」
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「・・・そういうことじゃ。」
(((なっが!!)))
要するに、じいs・・・紳士様の代に代々伝わる刀でその紳士様も
「じゃぱにぃず@そぉど」の使い手だったとか。
「でもな、その刀は使い手を選び、真に使いこなした物にしかその能力の真価を発揮しないのじゃよ」
「つまり・・・s」
「最高に『ハイ』ってやつだァ!!」
「・・・そういうことなのか。」
「そういうことになるじゃろな、ウム」
「そういってる間についたぞえ」
「「「???」」」
洞窟を出たらーーー
「ーーーそこはむらでしたーーーっておぃィ!!」
「なんじゃ?ああ、このむらの名はな・・なんじゃっけ?」
「「「オイイイイイ!!!」」」
「じいさん!ボケも大概にしなさい!!ここは日暮村。由来?シラネ。
わたしは師範の『鞍瓦 愛』って言うの。」
「ピ、ピカチュウ?師範??どうなってんのよ?」
「このすっとぼけしたじいさんは・・」
「鞍瓦 忍。二つ名はあs」
「すっとぼけじいさんでいいわよもう」
「何を?!わしゃだって通りなぐらい・・」ゴキッ
うなじを一発、小手でトン。
「黙っちゃった・・・少しやっただけなのに」
「えーと・・俺が運ぶか?家まで・・」
「あ、ウィンディさん、お願いします・・・ところで名前は?」
「最上 優。」
「流川 レイアっていうの。」
「炎咲 陽。初対面のやつらは全員漢字を『テル』って読むけどほんとは『ヨウガ』って読むんだぜ?」
「炎咲・・・まあいいわ、こちらへ・・」
ヨウガは思う、平和でのどかだけど、なんかあの壁っていうか『じゃぱにいずうぉぅる』の奥から声が聞こえてくるなー・・と。
そしてその一方。リラとカズヤはというと。
「・・へぇ。その洞窟の奥を抜けると村があるんですか?」
「はぁい!そのとぉりです!!」
(なんだ、このうさん臭い感じ・・・)
「その村にはですねぇ、スッごく強い人がいてですね、通り名は『阿修羅の忍』・・あ、申し遅れました。私、
『星向 阿利小』というものですぅ!」
というも、このキュウコン、川から流れてきた所を助け、
食べ物をあげたらこうなったらしい。
にしてもこの満面の笑み。無邪気すぎる・・ッ!
「と、年は何歳で?」
「デーモン小暮閣下様と同じ年齢・・・」
「?!」
「ジョーダンですよ、ジョーダン!23くらいだったと思います!」
ホシナタ アリサ。23でこの笑み。まったく、謎は深まるばかり・・・?
そうリラがメモってた・・・という。