03 重要機密
前回のあらすじ
え?あらすじ?う〜ん、いいよ今回はめんどくさゲフンゲフンいそがしいし・・・・
あ、そうそう、うまい煎餅買ってきて今食ってるんだけど・・・
どう?いる??
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「で、兵糧無の洞窟にいるんだけど・・・」
ヨウガはそう言って回りをみる。そこにはなんと・・・
「なんでこんなビルっぽい建物がたってるんだぁぁああぁ?!」
いや、それはもうおっきくて太くて立派なもので。
今、変なの想像した人、正直にでて来なさい。
「お、よう!!」
「が、ガイさん!これはどういうこっちゃ?!」
「て言うか何で親父がいるんだよ」
「私は早く帰りたいわ」
「まあまあお三方、少し重要なことがあってだな・・まあついてくるがいい」
何その上から目線。っていうか重要なことって何?
そしてその怪しい雰囲気満載のビルの中の渡り廊下。結構長い作りになっていた。
「ねえヨウガ」
「なんだ?」
「リラとカズヤとかなんでいないの?」
「ん〜・・患者と看病?」
「??」
(ま、おめえが原因だがな)
良くは言えないがヨウガ、ユウ、レイアの三人だけで来ている。
そっちの仕事はカズ(本名カズヤ)がやってくれるだろうし・・・
と、そう言っている間に怪しげな部屋についた。
「こっから先は重要機密だからな。絶対見たことは誰にも言うな。」
「重要機密・・・?ってなんだガイさん」
「ああ。何でも入室は条件を満たしてないと絶対に入れないらしい」
「条件?なにそれ美味しいの?」
「まあ見てみろ」ガチャ
開けた扉の先には見覚えのある刀がひとつガラス張りの大型ディスプレイの
中に入っていた。
「ん・・何処かで・・・あ」
「まさか・・・親父が?!」
「ああ。取ってきたんだ。あの洞窟から」
「で・・・でもなんでガイさんがやったの?」
「む〜・・レイアちゃんいいところをついた。
なんでも『きょうはくじょう』ってかかれた果たし状が届いてな」
「で?」
「盗まれないために俺が取ってきたんだ。で、決行日が今日。」
「いいタイミングにきたな俺。」
と、ユウが言う。ほんっとにいいタイミングだ。
「せっかく来たんだからどうだ?張り込むか?」
「おいおい」
「お願いだよ〜(プルルル)・・ちょっと待ってろ」
「いや〜張り込みといえばパンにモーモーミルクだよな〜」
「あんたどっからそんなこと覚えたのよ」
「ちょうどいいぞヨウガ、三人分。」
「あるの?!やたぁ!」
「スマン、ちょっと用事ができた!今日の張り込みは任せるぞ!」
「「「え¨ぇ¨?!」」」
「それじゃ、バババーイ♪」ビュオン!
「ちょっと・・・」 ガシャーン!
ガイは窓ガラスを割って何処かへ逝った。全く、警視総官としてらしからぬ
行動だ。
「全くもう・・どうしてこうも警察のお偉いさんは変人ばっかりなんだ?!」
「レイア、諦めろ。」
「そういうやつなんだよ。世の中は。」
「いや絶対にないって」
ピク・・「ん」
「どしたユウ」
「いや・・・何でもない・・」
「早くこっからでようよ〜」
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一方その頃ガイは。
「いや〜シャバの空気はうまいねぇ」ビュオン! ビュオン!
「そろそろ来てるか?果たし状バカのあいつら」
「ま、これも成長の一貫だ。許せ、我が息子たち」クスッ
「死ぬなよ・・・?」