02 DIE事件
「ぜんかぁいの結末を50文字で!」
帰ったら仕事が一杯あって
巡回いって
事件解決して
古い友達とあって
手伝ってくれてそのあとうんたらかんたら
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「ああああようやく減ってきたああああ!!!」
「たぁいへぇんだたよぉーーー」
ヨウガとユウは山積みになった紙っきれのせいで
呂律が回らなく、憂鬱になっていた。
「これであと4/1ぐらいか?まあ結構残ってるがな」
「でも最初に比べると全然減ってますよ!」
そうシラギとリラが言ってくる。それを聞いて、レイアが一言。
「お腹減ったからなんか作ろっか?」
「「「・・・・・・」」」
それを聞いた三人は固まってしまった。三人、というのは
レイアの同級生だったヨウガ、ユウ、そしてカズヤのこと。
で、何で固まってるのか?
「い、いやー、コンビニ弁当でいいかなぁーと」
「そーそー!みんな疲れてるからその方がいいと思うよレイアちゃん!」
「まったくをもって同感だあんたら全員疲れてるっぽいから
俺もそれがいいと思う!!!!」
反論する三人。
「レイアさんの手料理か〜・・食べてみたいなぁ〜!」
「どういう料理かは別にして、俺も食ってみたい。まぁ不味いのは御免だがな」
賛成する二人。
(リラとシラギ、や、やめろぉ)
(レイアちゃんの料理は何回か食べたことはあるが・・)
(全部の料理に共通してる点が『2つ』だけあった・・)
(((『見た目は綺麗だけど味はまさに核爆弾も圧倒するほどの威力・・』)))
「俺・・まだ死にたくねぇよ・・・」
「おい!しっかりしろヨウガ!!」
「まだ食べるとは決まってないんだ!!」
「あの〜・・・」
「「「ふぁい??」」」
「もう作っちゃってますけど・・」
「「「え」」」
その瞬間、哀れな三匹の断末魔が聞こえたそうなそうじゃなかっただの・・・
その頃、厨房では・・
「ポフィンはどうやって・・あ、あった!!先に豆腐凝固剤を入れて、ラベンダー少々、トウガラシ十本、
・・・あ、くさや入れてみようカナー・・・」
・・・おぞましい。
「できた!!げきあまポフィン!どーだ!」
「いや、どーだと言われても・・」
「いただきまーす!」パク
ちょうどそこに一匹のロコンが入ってきた。
「ねーねーヨウガ達、依頼しに来たんだけど・・」
「ス、スミレさぁん?!」
「ワーイ!!スミレさんだーーー!!!」
「あら!このポフィン美味しそうね!いただいていい?」パク
「あ・・・(食ったよこの人・・)」
その時、リラが・・・
「うっ・・・」バタン!!!
急に泡を吹いて倒れてしまった。白目もむいている。と、いうことは・・・?
「・・・・個性的な・・味ね・・ハハハ・・」
あれ?!倒れない。
「・・・依頼・・って・・いうのは・・・」
(あっちゃ〜・・途切れ途切れだよ・・・)
(いや、よくブラックアウトしなかったもんだ・・・。)
ヨウガとカズヤはヒソヒソと誉めていた。ん、誉めていた?いや、
にしてはあわれみの目だなぁ・・
「『兵糧無の洞窟』・・に・・・いって・・ゲホッ、ゲホゲホ・・・うっ」
(((まさか・・・・)))
「おrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrr!!!!」
「スミレさん?!だ、大丈夫?!」
「な、何が起こったんだ、一体?!」
「うー・・ん・・・」
「リバースしたね・・・」
「ああ。思いっきりな」
「あの『量』だろ」
スミレは思いっきりリバースして、その顔にはもう
安らかな永遠の眠りについた人のような顔になっていた。
いや、とっくに死んでるけど。
「・・そう言えば、兵糧無の洞窟とかいってたよな、ユウ」
「ん?・・ああ、確かにいってたなぁ」
「調べて来ました」ドヤァ
「「早っ!!」」
「えーと・・・」
「えーと?」
「その洞窟にはぜんっぜん食糧が食べられる環境ではなくて、しかも
その周囲、半径1キロ圏内には家ひとつないもよう・・
ああ、あとこの洞窟の名前の由来だが、そこにはいった昔の軍隊は皆
次々と餓死していったところが多く、それ故そういう洞窟の呼び名になったそうだ
ああ、ついでにいうとそこには一面水晶に囲まれたへやもあってだなぁ・・」
「さすがカズ」
「情報量パネェ」
「・・・伝説の宝刀もあるそうだ」
「「おお?!」」
「刀の名前は、『青龍刄』というそうだ」
「わぁーそりゃーまーつよそうなこって」
「売ったら何万だろーなぁ・・・」
「ヨウガ達!!早くリラとスミレの看病手伝って!!」
「「いいや、元々お前が原因だろーが」」
「はぁーーい!!このユウ、素直に手伝いまーす!!!」
「「おいおい」」