18 シードじゃんけん別れ道
もう何言いたいかわかるよね
「ぶううううぅぅぅぅるるるるらああああああぁぁぁぁあぁぁぁあぁあ!!!」
なにやってんだヨウガ
「新手の文字かせg」
ヤメロ!!
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[それでは代表三人前へ!]
「ふははははは!行く先は優勝だ!!」
「あんたなんかにわたすかい!」
「この状況で私たちが負ける確率は・・ぜr」
[それでは手を前に!]
ちなみに代表者とは上からヨウガ、レイア、レグである。
どうみても代表戦ですどうもありがとうございました。
(此方には勝つ自信アリアリなんだよ!言わば絶対勝利!!かかってこいや!!!)
なぜこんなに自信があるかと言うと・・時は遡り一時間前。
「なにしてんだ公衆電話で、ヨウガ・・」
「だまらっしゃい!こちとらアドバイs・・・ああ、もしもし、ガルザさんか?」
{あの・・間違い電w・・ってその声ヨウガか?!}
「・・へぁ?!かくいうお前、カズじゃないか?!なんで?!」
「ヨウガ、電話番号のさいごのもじ」
「・・・・あ」
最後の文字が『4』ではなく、『5』になってたのだ。
{久しぶりだなぁヨウガ、いつぶりだ?・・・っつうことはユウ、いるのか??}
「なんでわかったの?!」
{『おまえあるところユウあり』だからな}
「不快だ!切る!!」
{まままままてって!どうせじゃんけんだろう}
「何でわかってんの?!」(本日二回目)
{耳を済ましたら『じゃあああんけえええん!!!』ってきこえたからな。}
「・・・・おい」
「お前だろうがバカハムスター!」
{だったら哲学を教えて・・いや、いわば必勝法だな}
「んなもんあるのか」
{あるともさ。まず・・}
{パーであいこになったら次は何を出す?チョキじゃダメだ。単純すぎる。
何故か?実は相手の脳内に『パー』の選択肢はすでに消えている。前とおんなじものを出すなんてそんなものお前ぐらいの馬鹿しかいないからな。遠回しに言えば低確率ってかんじだ。
じゃあとは『グー』か『チョキ』だ。勝つにはどっちを出す?・・晩年60のお前でもわかるだろう?}
「お前天才か」
「でもそれじゃ最初はダメじゃないか?掛け声から・・」
{そこだ。『最初はグー』だろ?既に『グー』であいこになってる。
だから『パー』、『チョキ』、・・・ふふ、もうわかったろう}
「なるへそ、わかった。」
「昔から雑学には抜かりがないなカズ」
{いやいや暇だからこういうのを常々考えてるのさ。じゃあな!}(ブツッ)
「・・・すげえゃ」
「でも間違い電話だろ」
ー通話料10000円になりますー
「ゲッ」
「アッ」
「ずっとこの狭い空間にこのまんまか?」
「ギッチギチだぜおい・・・だが心配無用!」
「???」
「親父の警察手帳をこっそり盗んできた!」
「パネェ」
「あとはかざせば・・」
ーーーーー奮闘中ーーーーー
「いだだだだあだだだ!!」
「動くなヨウガ!」
「いてえよユウ!」
「くっそおこれでもか!」
「わわわ///変なとこさわるな///」
「してねーよ」(怒
ーーーーーーーーーーーーー
(シフォン!)
「よし・・ったあ?!」
「ななななな?!」
ダバン!!と勢いよくドアが開いた。さっきまでギュウギュウ詰めだったので
とうぜんその中身はこれまた勢いよく転倒・・・
「「ぎゃあああ!!」」
ダン!ダダダダン!!
「ってててて・・・」
「おいユウ」
「ぁあ?」
「・・・もう変なことするなよ///?」
「し ね ー よ」(激怒プンプン丸
((策は・・・無い。))
[それでは!最初はグー、じゃーんけーん・・・]
「フヒヒヒヒヒッヒ」
「ったく・・」
「あちゃあ・・・」
[ポン!!!]
『チョキ』「んっ?」
『チョキ』「ありゃ」
『チョキ』「うっわ」
[あいこで!]
<かかった!!>キュピピピーン
『パー』「フ/\/\ハハ/\/\ノ\ノ\/\/\!!」←高笑い
『グー』「あっ」
『グー』「げっ」
[というわけでヨウガペアがシードとなりました!
レイアペア、アルトペアは試合があります!健闘を祈る!!]
わあああああああああ!!!!!
「よっしゃあああああああ!!!!」
「・・・勝てるわけあるかーーい!!!」
「まあ手加減すっから・・・な?」
「ざまあねえなレイア!!!」
♪( ぷ ち )♭
「ジャアアアアカアアアマアアアシイイイイイ!!!!!」
「「ぎゃあああああ!!!!」」
その後スタジアムの真ん中には巨大な氷山が出来ましたとさ♪
めでたしめでたし♪
「「めでたかねえわボケ!!」」