09 ザ・修行 〜レイア&リラ編〜
あらすじっと
「どうも、僕です。」シタァ・・
「なにしてんのよ、あ、どうも、私です。」ォォォォォォ・・・
「もういきたくないよぉ〜・・・」
ズリズリズリ・・・
「・・・今のリオルとイーブイ」
「「誰だ(よ)・・・・??」」
作者にもわかりかねます。
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「おもいよーーぅ」
「しーしょーーー!!」
なんなのこれ、厚く、重い、厚重すぎるわ。
これがホントの「熱い思い」ってわけ?冗談じゃない・・
「あんたたち、頑張ってるわねー」
「しょーーー!!」
おもい、ですよぉ、私、の、身長、なんぼか、わかるんです、かああああぁぁぁ?!
「頑張ってるから、昔話でもしてあげようかしら・・」
「ふぇ?」
「ふぁい?」
昔話って・・桃○郎とか一寸○師とか?
いや、そんな話どうでもいいですがな、正直。
「私が冒険好きだったのは知ってる?」
わー、しゃべるの辛い。じゃあ首で・・
「」ブンブン
「」ウンウン
「まあ・・それでね、ある日、一匹の極悪犯罪者に出会ったの。」
へぇ〜、極悪犯罪者ね・・・やヴぁい、死ぬじゃん。スミレさんみたいな体つきの人じゃあ。
「その犯罪者は死んだような目で、死神?っぽさがいかにもプンプンしてた『グラエナ』だっただも。」
「だも」ってなんだよ「だも」って。
「そしてこの・・(ブウン)いま手に持ってるむしとりあみ一本で倒したの」
はあ?!どんだけだよ、「むしとりあみ」て・・頑丈かww頑丈なのかwww
「でも私は冒険家、逮捕なんか出来ない。んで連行するかどうかまよったの。その瞬間・・」
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ガラガラガラ!!
「きゃ、土砂崩れ!」
ー私は下敷きになりそうだった。そしたら・・ー
「!・・いかん、危ない!」
守ってくれたのはなんと・・
「・・・グラエナ?」
グラエナだった。しかも彼は・・
「ちっ、ちゃんとした名前がある・・」
「じゃあ、名前は・・・?」
私は興味本意で名を聞いてみた。彼は・・
「オレの名は・・・ だ」
「へえ・・いい名前ね・・」
「それより・・帰れないじゃん」
「・・・あらら」
彼と私は洞窟でしばらく過ごすことにした。途中、トラブルはあったわ・・
「ちょっと、ここにあったポケ缶は?!」
「・・わりとイケルな」
「テメエか!!」
でも、とても楽しい洞窟生活だったわ・・そして
ガラガラガラ
「救助ね・・」
「イカンな・・」
「え?」
「俺は全国指名手配の犯罪者だ。表に出るわけにゃいかない・・。」
「潔く捕まってやろうかな・・」
「じゃあ隠れて!」
「?」
「いいから、あとこれ、私の住所!!」
「・・・?」
彼にはまだわかってなかった。私の気持ちが。
好きになってた、のよ・・
「だ、大丈夫ですか?あの犯罪者もいると・・」
(終わったな・・)
「彼は私を助けてその後、クレバスに落ちて死にました。」
(・・・!!)
「と、言いますと?」
「ちゃんと、聞こえたんです。奴の地面に叩き落とされた音、が・・」
「お気をわるくされたでしょう・・さあ、こちらへ・・」
(かばいやがって・・・)
そして・・・
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「今日はここまで。重量上げ頑張んな!!」
「ううーーーー」
「重ぃいーーー」
冗談抜きで重いから。わりとマジで。
つーかスミレさんにもいたんだ。彼氏ww
「『バング』」
「ふんのぉ?!んんんんん?!?」
「文句いったから重さ2倍〜!」
「おそろし、やーーーっ!!」
「ンガアアアアアア!!」
〜二時間後〜
「ほい終了!」
「ギャー!!」
「オモ、カッタ・・」
「じゃあレイアはかき氷、リラは魔法学勉強!」
「えええええ!!」
「終わってないんですか?!」
「文句言わずにやれお!」
「でもかき氷って?」
「フフ・・・『フィールバーグ』!」
ゴゴゴゴゴ・・・ドッッカアアアン!!!
「ひょ、氷山?!」
「ええ、これを自分で作った道具で壊しなさい。」
「まさか、じぶんの氷で?!」
「あったり前よ!!猶予は一週間、どれだけ削れるか!!」
「鬼だ・・」
一日目はこんなペースでした★チッ・・・