04 意気投合?!
▲▽▲ぜかんいのあすらじ▽▲▽
「諦めんなよ・・・」(ヨウガ)
「こんな寒いなか、みんなシジミをトゥルってんだよ!!」
「ヨウガ・・・乱心か?」
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「翌日」
「今日は買い物かーー」
「また海で泳ぎたかったなあ」
「もう泳ぎたかないわい!」
「まあ・・・昨日のことなんて忘れましょうよ、レイアさん。」
そう、4人(匹なのか?)は買い物にきているのだ。
「まあ、着物はもってきたケド」
「ここで着物かい!せめて、もっと和風チックなとこできようや!」
「まあ、これも斬新でまたいいかも・・・」
「私は・・・持ってきてません(だってギリギリで入らなかったんですもの)」
前回、確かにリラは着物をきていた。やはり、きつかったのだろう。
もっと言うと挿絵にホンットにうすーーく書いてある。(ドヤッ
「まあ、おめーらが何着ようと楽しめれば問題ない・・・」
「フ、フンゴッ!(ど、どいてぇぇ!)」
「ん?」
真っ暗闇、俗に言う一寸先は闇状態で裏路地はあまり見えなかった。
が、何かがこっちに向かって走ってくるのはわかった。
「フンゴォォオオ!!(ニギャアアアア!!)」
「え?ぎ、ぎゃああああ!!」
『ドッッシーーン!!!!』
「い、いってえええ!!!」
「ちょ、ちょうどいい、かくまってくれ!(ササッ)」
そういうなり、フタチマルはサッとヨウガのうしろにかくれた。
「え?かくまうって・・」
ダダダダだダダダダだ・・
「ハァ、ハァ・・・おい、そこのバクフーン」
ルカリオだった。
「な、何だ?」
「フタチマルを見なかったか?アロハシャツ着て腰に刀をぶら下げているやつだが・・・」
ああ、こいつか。とヨウガはすぐにわかった。しかし、約束も約束なので・・
「おお、あいつならこの路地を・・」
「・・レグめ、俺のパンを奪いやがって・・・」
そういうなり、ルカリオはそのまんま走っていってしまった。
「・・・いったか?」
「ああ、いった。」
『レグ』と呼ばれたフタチマルは周囲を確認し、安全なことを確信すると・・
「うひゃー!たすかったze☆」
「申し遅れた!俺は『レグ・アルト』!レグとでも呼んでくれ!」
「よ、よろしくです〜・・」
リラは少しタジタジしていたが・・
「ほーお、『レグ』ねえ・・・いいセンスだ!」
「いやどこが?!」
ヨウガにとっちゃあ興味津々だった。
ユウも・・
「アロハ、イカスゥ〜!!」
「これならあそこで売ってるぞ?」
「フハハハハハ!!早速我が手の中に納めてやろう!」
「おっと、俺は『炎咲ヨウガ』!このグレイシアは・・」
「『流川レイア』です。よろしく。」
「んん〜?」
「んで俺が『最上ユウ』・・ってどうしたんだ?」
「いや、『流川』ねぇ・・」
「流川がどうしたんだ?」
「!・・いや!何でもない!よろしくぅ!」
「「こちらこそ!!」」
「よろしくです!」
一通り会話を終えて、ヨウガ、ユウ、リラ、そしてレグが商店街をすすんでいくも・・・
「あのフタチマル・・・」
レイアは少し考えた。
「もしかしてわたしの姉のことを・・?」
「おーい、レイアいくぞー♪」
「あ!!まってえええ!!」
すぐに考えるのをやめた。
「ここにもいたのね・・・」
続