03 師匠と弟子とPKと
〜前回のあらすじ〜
どっかの町中のゲームセンターに入ったヨウガたちご一行。
店の直前にポケモンのぬいぐるみがあってヨウガだけそれに釘付け!
そして夜7時頃やっととりおわったかと思うが、出費はなんと100000円!!
泣く泣く帰っていったそうだ。
(実際、作者がやったら・・・orz)
分かるぞヨウガ、その気持ち。うんうん。
「いやデタラメだろ?!」
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「「「ロコンがういてるーー?!」」」
「あれ?師匠!ここにすんでいたんですか!」
「「「はえ?」」」
リラの突然の爆弾発言により唖然とするヨウガたち。しかしそれとは関係なしに話は進んでいく。
「あらー・・・お久しぶりね、リラくーん」
「だから女の子でしょうが!っていいましたよね?!何年前か!!」
「あらら、ごめんね〜♪」
「ちょいちょいちょい!!」
「「何(ですか)?」」
ヨウガが話に割り込む。
「なんでロコンが浮いてるんだって!」
「あらまあ!ショ・・・んん?よく見たら違うわねえ…」
「いいからおりてこ・・・」
ヨウガがそこまで言うと今度は・・・
「ぎゃー!素敵だー!!今すぐお嫁に」
「やめなさい。」
興奮したユウをすかさずレイアが止める。
「へえー、ガイ君とそっくりねー。・・・親戚?」
「い、いつのまに!?つーか親父のことしってんの?」
と、ユウ。
「えー、昔の知り合いとか?」
「こらそこー、話をそらすでないぞー。」
「ああ、浮いてたわけ?リラ、説明しておくんなまし。」
「えーと、師匠は生まれながらPKっていう能力のもちぬしでして・・・」
「「ぴーけーって何??」」
「物体を触れずに動かす力です。例えば・・・」
[(ブスッ!ブスッ!)ギャアアアア!!!!]
「お、親父い?」
「いえ、ちょっと変なこと言ってたから成敗しただけよ。」
「け、けいしそうかーーーん!!!」
「・・・なるへそ、よーく分かった。」
「ところで、何しに私の館にきたの?」
「いや、ガイさんの命令でさ」
「へー、つまり調査してこいと」
「そうそう」
[俺が悪いみたいな感じだけどー]
「S.PKでも食らう?」
[ドウゾオハナシヲオツヅケクダサイオジョウサマ]
「よろしい。」
ロコンはガイをあっけなくしずめる。
「ところで名前は何なの?」
「スミレだけど何か?」
このロコンの名はスミレというらしい。
「俺はヨウガ。さっき俺の名前をまちがえただろ?なんでだ?」
「ショウちゃんのこと?あなたと同じバクフーンなんだけど、2回ぐらい来てるからねー。もっとも、もう来ないでしょうけど!」
「なんで?」
「知りたい?」
「うん。」
「教えるわけ無かろう、たわけもの!」
「はあああああ?!」
「それから、外の世界はどうなってんの?」
「お前、引きこもりなのか?」
「いきたくてもいけないからきいてんでしょうが!」
「・・・健全だけど。」
「なんでそんなこと聞くんですか?スミレさん」
(いっちゃっていいかしら、リラ)
(師匠のお好きに。)
「だって私・・・」
・・・・・『呪われた』ロコンですもの。