01 暗黒の館で
〜前回のあらすじ〜
ある日、久しぶりに家でくつろいでいたところ、なんと頭上にハエが!!
ハエたたきで落としても落としても復活している。全員総動員して
マシンガン、ショットガンなどなど使ってもよけていく。そんな中ハエが急接近!
コンマ単位の速度で近づいてくるが、ハエたたきで叩き落としたという・・・。
「ハエに変身してレイアちゃんのスカートの中へ・・・」
「すみませーん、ここに痴漢がいまーす。」(棒)
「すみません、もうしません。」
・:・:・:・:・:・:・:・:・:・:・:・:・:・:・:・:・:・:・:・
「今回私の家に集まってもらったのはほかでもない!」
「鼻血、大丈夫ですか?警視総監・・・」
「ティッシュつめたから問題ない。・・・暗黒の館を調べてきてほしいのだ!」
「えー、まじかよー」 「もう私、そんな元気ないですお〜」
「(ブッ)ま、まあ、ただ無防備に逝ってもらうわけではない。サポーターを用意した」
「・・・誰だ?そのサポータっていうのは、まさか父さん一人っつーのは・・・」
「ない!・・・まあ総司令を務めるのは私だがな」
(ユウ、大丈夫なのか?親父さん)
(気は確かだと思うけど無理じゃね?) ヒソヒソ・・・
「・・・じゃあサポーターの紹介といこうか。まずは・・・」
[俺だ俺だ俺だ俺だ俺だ(ブツッ)]
「まあ無線越しだがコイツの名はガルザっていうんだ。種族は確か・・・」
[レントラー。なんか鍵の開錠とかそういうので専門的だからよろしく!]
「完全に理系と文系の合わさりね。」
「・・・だそうだ。んで次はメルガだ。種族はメガニウムだ。」
「こんにちは。えーと、けがの治療とかで訪ねたいのがあったら構わず私に言ってね」
「この人だけここにいるのね。(メスだけいるのか・・おえっ)」
「あとは・・・ほい」
そういってガイはあるものをなげた。
「無線機・・ですか?」
「ああそうだ。それでサポートするから決してなくすんじゃないぞ。そいじゃ場所の説明をする。ここから裏山が見えるな?」
「・・ああ。んで?」
「そこをずっとまっすぐいくときっと暗黒の館につくはずだ。」
「けっこう近いのね。」
「・・・というわけだ。・・・逝って来い。」
「さっきからからかってんのか?」
バキ場騎馬キバキ!!!!とむごい音が間もなく聞こえてきたという。
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「・・・さて、問題の館についたわけだが、」
「鍵が開かないじゃないの!!!」
「行き止まりか?」
「そうみたいですね・・・」
ヨウガらは暗黒の館の前にいる。しかし鍵がかかっているのだ。
「こんな時こそ無線機でガルザに!」 ピロロンピロロン
[(ピー)なんだ?用か?]
「鍵が開かないんだ。どうすれば?」
[そこの館は昔のタイプのものだろ?]
「ああ。」
[なら手っ取り早い。・・・レイアだっけ、その子のヘアピンで開けられるはずだ。]
「・・・よし、やってみよう・・・」
がちゃがちゃ・・・
「つ、つった!いでででででで」
ガチャガチャ・・・
「わわわわわ!きたきた!!」
・・・カチャッ
「ごかーいじょー!!」
「わーなかって結構広いのね・・」
「綺麗だな・・・まるでレイアちゃんとリラちゃん、いやそれにはダントツで劣るか・・・」
「へー」
と、ぶっしょくしていると奥の部屋からガタン!と音が聞こえた。
「・・・あのドアからだぞ、いくk」
[まて、皆!]
「なんだ?ガイさん」
[準備はできているのか?]
「突撃―!!!!!」
[あ、まて(ブッ)]
ヨウガは勢いよくドアを開けた。すると待ち構えていたのは・・・?
つづく