06 癒し
〜前回のあらすじ〜
激戦の後、なんとか夕食にありつくも、その目に入ってきたものはまさにグル○レースの会場であり、レイア、ユウは『ポカーン』とするばかりだったが
ヨウガは別、食い物を見た瞬間ヤル気シュゥイッチがオン!!
たった一日で会場を廃墟にしたそうだ...
「きみだけのぉーヤル気シュゥイッチー♪」
...あれ?(ボコッてこない??)
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「リラちゃんとレイアちゃんは俺が守る!うおおおおおっ!!」
ダダダダダダダ
「私達はユウが足止めしている間にヨウガの蘇生をするわよ!」
「え?!死んじゃってるんですか?!」
「細かいことは気にせずに!まずは、え〜と・・・」
レイアは回復のしかたを考えた。しかし・・・
「分かんない!どーしよう!!」
「わ、私がやります!じゃあそこら辺の果実をあるだけ持ってきてください!」
おいおい、テキトーでいいのか?といってしまいそうな指事をだすリラ。
レイアはそんな顔でみていたがリラは
「大丈夫だ、問題ない。」といいそうな顔をしていたので、果実を集めることにした。
「何処にあるのかしら、見当もつかないわねここかな?」
レイアはそばにある細い穴へ入っていった。すると
「わ!いっぱいある!!片っ端からとっていこう!」
そういってレイアは果実をとっていった。・・・盗みではないのか?
「持ってきたわよ・・・ってえ?!何やってんの?!」
リラは手のひらから波紋のような物体を出していたのだ。しかも正体不明の技を出しているリラ本人も黙りこくっている。すると・・・
「・・・・さい」
「は?」
「実を・・・口の中へ」
「え、あ、わ、分かった!」
レイアは戸惑いながらも実を口の中に入れた。すると
「うっ、ぐふぁっ!がふっ!!」
ヨウガはその場でもがき苦しんだ。どうやら相当不味い実を飲ませてしまったようである。さらに不味いことに・・・
「ぐわあああああっ!!」
「!・・・まさかユウまで?!嘘でしょ?!」
「・・・ユウさん?」
不味い、いや不味いどころではない、最悪だ。
「はやくユウのところへ・・・」
「・・・今は・・回復に・・・」
「じゃあどうすればいいのよ!!」
その瞬間、レイアから緑の波導のような物体が流れでた。そして・・・
「ぐ・・・ふう・・・」
ヨウガの発作が止まったのである。そして・・・
「この調子なら・・・1分位で・・・」
そう、「あとすこしで回復処置が終わる」コールが出たのだ。そしてついに・・!
「ヨウガ復活ーーー!!!」
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「ほー、そんなことがあったんだー・・」
「ま、そういうことですよ。」
「・・・アンタ、少しは感謝しなさーーい!!」(怒)×2
「うわあっ!ご、ごめんなさいーっ!」
##########夜中##########
「了解、この四人をしまつすればいいのですね?」
そういって誰かがヨウガにしのびよっていった。
「・・・誰?」
誰かがはっとなり、後ろを振り返った。すると・・?
「・・・セルラお姉ちゃん?」
「・・・ッ!くそっ!」
彼女はとっさに麻酔銃を打った。
「・・・zzz」
・・命中したのを確認するとすぐにそのばを逃げ出した。彼女が思ったのは
懐かしさと罪悪感のみだった・・・