05 LOVEパワー奮闘記 後編!
〜前回のあらすじ〜
9番トラ走る!現在一位爆走中!走る!走る!風のごとく走るゥ!!前方に崖発見、しかし飛ぶ!お嬢さんがherp me!槍のごとく近いて抱く!森の中におつる!オカマばっかいる!カ○バッカか、カ○バッカなのか(笑)
「作者ァァ!!!」(怒)
ひゃああ、逃げろおお!・・・イャァァァァ
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「ざっと19匹ぐらいか、でも絶対に通さない!」
ユウは敵を数えたあと、静かに身構えた。もちろん、ユウだってひとたびやろうと思えばそれなりの力は出せる。だがユウの底力を知らない敵たちは・・
「ヒャハハハッ!これを相手に倒せるわけねえんだよ、この常識知らずが!」
(ブチッ!!!) 何かが切れる音がした。さっき暴言をはいたエアムードが辺りを見回す。だが...
「早い?!どこにいる?!」
そう、既に見失っていたのだった。しかも敵全員が。
「ここだ!『オーバーヒート』!!」
「うぐあっ!」
エアムードに続けて後ろにいた仲間っぽいポケモンたちが4、5匹巻き添えを食らう。エアムードも負けるかと言わんばかりのスピードで接近して...
「こいつはどうだ!『つばめがえし』!」
「があっ!?」
ユウは少し後ろにノックバックしてしまい、さらに...
「もういっちょお!『エアスラッシュ』!」
追撃をかけてきたのだ。ユウは....
「くそ、『みだれひっか・・・』」
ズババババババババ、と裂けるような音がなり、悲痛にもそれはレイア、リラのところまで聞こえてきた。
「!・・・まさか、ユウまで?!嘘でしょ?!」
「・・・ユウさん?」
「ヒャハ!たてつこうとするからこうなったんだ!悪く思うなよォ!!」
そして数秒間たったのち、いきなりエアムードの後方から音がした。
「いったろ?絶対通さねえって」
ユウだった。いきなりの登場にエアムードも驚かない訳がなく
「ハア?!あ、あのとき確かに切り刻んだはず!」
「ん?ああ、ありゃ倒木だ。つっても自分で倒した木だがな」
はっとなりエアムードがあたりを見ると確かに木が荒く切り刻まれたあとがあり、ユウだと思って切ったのは木の木片だった。
「さて、話も終わったし、いくぞ!」
「!まさk」
「『オーバードライブ』!!」
瞬間、ユウがあり得ない大きさの炎に包まれ、『しんそく』並の早さで移動したかと思うと、まわりにはエアムード意外“何もなくなっていたのだ
「あいつらは?!」
「吹っ飛んだ」
「は?」
「吹っ飛んだっていっただろうが!!」
「しええええっ!お、俺の名はリュウだ!おおお覚えてろよ!!!」
そう言い残すとリュウといったエアムードは逃げていった。
「ふう、後は・・・レイアちゃーん、リラちゃーん、待っててねー・・・ッ?!」
ユウは右肩に何かが突き刺さるような感触を感じた。
「麻酔針かよ・・・zzz」
そして同時に高台から呟くように何かをいっている者・・・見た限りイーブイ系に近い・・・がいた。よく見ると片手に狙撃銃をもっていた。
「こんな弱い麻酔で一撃まさかさっきの攻撃で『覚醒』してて疲れていたのか・・・?いや、まさかね・・・」
またソイツはそう言い残すとどこかに去っていった。
ーーーーーーーーーーーー5分後ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「ヨウガ復活ーーー!!!」
「・・・もう死ぬほど心配したんだからね?!」
「・・・キュウ」
「なんでリラが気絶してるんだ?」
「あ、いや、それは・・・」
「ユウは?」
「あ」
レイアはそれだけ言うと流星の如くユウのいる方向へ向かった。
「あ!いた!・・・って大丈夫なの?!」
「あと五分・・・zzz・・・」
その直後、妙に変な断末魔が聞こえととか聞こえなかったとか?
P.M.7:00ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「キャンピファイアーだーっ!」
「コーラもってこいコーラ!!」
「あんたたちもテント張り、手伝いなさいよ!」
「あ、花火の準備できましたよー!」
「ちょ、リラ」
なんにせよやる気マンマン。
「そう言えばリラ、あの時何で気絶してたんだ?」
「ああ、それですか?それはですね」
「(ボカン!)うおっ!ヨウガ、見ろ!焼き肉だ!」
「おお!早速食おう!」
「・・・聞いてますか?」
「ん?ああ、ごめんごめん。それで?」
続く