02 戦闘!マスキッパ軍団!
〜前回のあらすじ〜
ヨウガらは何かの組織に招かれるようにBANANA農園に入って行くがその瞬間ゆかに置いてあった時限○カ弾
が作動、たちまち4人は...お察しください・・・そしてその状態は3日続いたらしい...
「ふえらぁ〜い」
こんな感じデス・・・
:・:・:::・:・:・:・:・:・・:・:・:・:・:・:・:・:・:・:]:・・:・:・:・
(この状況でどうするか・・・一番広範囲でできる技が一番か?じゃあまずは...)
「『かえんほうしゃ』あ!」
ヨウガは炎をはいた。
もちろん広範囲でやることを目的としているため通常の倍の大きさ。
なので質量的に威力は落ちているはずであるが・・
「グアアアア!」 「ギャアアアア!」
一気に二匹仕留めることができたのである。
威力が落ちているはずなのになぜかたおすことのできる威力にとどまっていた。
これはいけるかもしれない。そう心の隙を作ってしまった直後であった。
それを狙ったかのように群れの中の一匹が・・・
「キパアアア!!!」 「うわあっ!!」
噛みついてきたのだ。窮鼠猫を噛む。
いや、この場合いったいどちらが猫なのか?
そんなことよりも今の技はどくのきば。
不運なことに追加効果の猛毒がヨウガを襲う。
「くそっ!猛毒が...っ」
猛毒がまわってきた。興奮しているからか、まわるのが通常よりも早い。
しかしそれとは裏腹にマスキッパは襲いかかってくる。
「キパア!」 「うう...『炎のパンチ』!!」
ガツッ!!
死力を振り絞って出した一撃はなんとか仕留められる威力を保っていた。
しかしそれが血流を良くしてしまったらしく・・
「目眩.....が....」
もうヨウガの体力は限界・・もとい瀕死状態に近づいていた。
でもそんなことで諦めさせないのが主人公補正。
・・・補正?いや、これは天性とでも言っておいた方がいいのか?
「アアアアアアッ!!」
「俺はッ!」
諦めたくない、負けたくない。
そう強く思った瞬間、ヨウガの拳が光った。
「こんなところで.....ッ」
朦朧とする意識の中、集中力を限界まで、いやそれをさらに超えて
練りだした波紋・・・もとい波導(らしきもの)を拳に集中させる。
それによって集まったエネルギーを一つに集中させ放つ一撃。
・・・を地面にたたきつけた。
「くたばってたまるか!『ボルケーノ』!!」
すると地面の中から炎...いやマグマの柱が吹き出した!
いったいどういう原理かは全く持ってわからないが、
先ほど拳に集中させた波導が役に立っているのは
寸分の狂いもなく役に立っていることは間違いなさそうだった。
「ギャアアァアァアァアア!!!!」
マスキッパたちはそのマグマの柱の餌食となり、
それに突き上げられて次々とふっとばされていく。
「これで.....全員.....だ......ッ....」
そんな中、意識の限界をさらにこえた限界をむかえたヨウガも
猛毒が回り、遂に地面に突っ伏してしまった。
sideレイア
「キャアアアっ!」
<ドスン!>
「いってててて...まさかあんなところにワープスイッチがあったなんて...今度から注意しなきゃ (カチッ) ん?カチッ???」
不運の連続はお約束。偶然過ぎるが。
そしてその罠は後ろからおおきな岩がごろごろ迫ってくる・・
インディージョンズ(ハイリスク)であった。
「あ....」
くぁwせdrftgyふじこlp!!
その名の通り声にならない悲鳴をあげながら岩から逃げる。
(もうなんなのこれ!デイビージョーンズ?ノンノン、インヂーヂョーンズ!嫌だいやだイヤだイヤダイヤアアアアアアア!!!!!)
もしもここにパニクリ度数を表せるものがあるなら
おそらく史上最高の度数を示しているだろう。
それぐらい危険な状況の中、走って走って走りまくる。
全力だという証拠として二足歩行ではなく四足歩行。
「嘘!行き止まり!!」
レイアはとっさに後ろを見た、
願わくば消えてなくなっていてほしかったが
現実は現実。やはり大きな岩。
「嫌だ!死にだぐだい!!」←パニック 大泣き
もう岩は目前、レイアは目をつむり、死を覚悟する。
その中でいろいろな走馬灯が走り抜ける。
そのジャンルの中、唯一レイアに語りかけているものは
ヨウガとユウ。親友、というものは死の淵に追いやられても思い出すものなのか?
そしてーーーー。
「ーーーっ!!」
続く?