01 限りないジャングル
〜前回のあらすじ〜
レイアはヨウガのためにチョコを作った。高台にてチョコを渡すも
チョコの中身はBOMBER MAN(爆弾)でありヨウガの口の中で
生チョコトリュフが大爆発!口の中、チョコだらけであり
一週間口の粘りが取れなかったらしい…
「ヨウガ!炎のパンチ!!」
「了解!くらえブースター(作者)!」
ゑ?ギャアアアアアア!!!
・:・:・:・:・:・:・:・:・:・:・:・:・:・:・:・:・:・:・:・
「ぎゃああ!まだ追ってきやがる!」
ヨウガは依然逃げているまま。
この生命あふれる(少々溢れすぎ)森(という名のジャングル)の中、だれに追われているかというと・・
「キッパアアアア!!」
・・中核人物というものはいつもアクシデントの連続に見舞われるのである。
それがどんな状況であっても。げんじぃつとはひじょおうである。
・・マスキッパの群れからジャングルの中を逃走中である。なぜジャングルか?
それは三時間前にさかのぼる…
\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\三時間前\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\
「あー、なんか暇だなー」
「まったく、ちゃんと仕事しなさい!!」
「そうだ!レイアちゃんの言うとおりにしろ!!」
「そうですよ、ヨウ…(トゥルルルルル)はい、ポケ市三丁目交番です。
ハイ、え?!…わかりました、すぐ向かいます!(ガチャ)ゆ、誘拐事件
です!!!」
「「「えええええええ!!!」」」
「は、犯人の要求は5000円を持ってポケ市一丁目のバナナ農場に
入ることらしいです!」
「良心的じゃねーか・・いや!とにかく行こう!出発じゃあ!…あるぇ?誰もいない・・・?」
:・:・:・:・・30分後::・:・・::・:・:・:・:・:・:・:・:・:・:
「ここが問題のバナナ農場ね…」
「なにか嫌な予感がします…」
「レイアちゃんとリラちゃんは命に代えても守る!」
「・・・俺は?」
『(ピーガガガ)四人とも、気を付けて入ってください、あとは自由にd…」
おそらく上司と思われるものから注意が入る。
そりゃあ犯人の行動は依然としてわかっていない。
そのため突入する側のこちらとしても十分注意してから
突入および制圧をしなければならないのだが…
「行くzo!!突入だー!」
「「「おおーっ!!!」」」
『あっ、こらまちなs(ブツン)』
・・・・そんなものお構いなしに突入していく四人組。
インテリや上司がいながらも無視して突入していく様は
まさにアホのキワーミである。
「おらおらおらおらーっ!」
<ばんっ!!> 〔ピッ〕
「『ピッ』って何?今の音??・・・・イヤーな予感が・・・」
レイアとリラはおそるおそる下を見た。
しかし時すでに遅し。
ワープスイッチなる罠は既に作動した後。
・・・なぜワープスイッチなるものがバナナ農園に?
人質は?犯人は?
・・・しかしそんなことは考えられない。
「ワープスイッチです!」
「早くどかなk」
シュン! シュン!シュン! シュン!
「きゃーっ!!」
「わーっ!!」
「レイアちゃーん!リラちゃーん!!」
「うおおーーっ!!」
・・・そして今に至るわけだ。
「くそ、逃げ場がねえ!相手にしやら……あ」
絶体絶命、ざっと20匹ぐらいマスキッパがいる。
ああ、オワタ。
「で…でも!やるっきゃねえ!何もしないで死ぬのよりはましだ!
くらえーーっ!」
ヨウガはマスカット・・じゃなくてマスキッパに
ストレートを食らわせた。その威力はさすが、
元学校内一位の威力は伊達じゃなく・・・
「ギャアアッ!!!」
一撃で沈めることができた。
しかし一匹。まだまだ残りはいる。仮に今のが
リーダーだとしても(そんなことはない)数で終わる。
(こんな時にみんながいれば…くそっ!)
ただし彼はまだあきらめてはいなかった。
高校生活やデート、警察になった目的のアイドルにあうというものも果たせていないし
さらに言うと彼は今とても腹が減っていた。
成仏なんてできない。
「不幸上等!!やってやろうじゃねーかコン畜生!!!」
そういうとヨウガはそのマスキッパの群れに身を投じていった…