03 ヨウガの楽しい石像建築
〜前回のあらすじ〜
レイアがヨウガを追ってる途中、現れたのはリ○ビタンD!
それを飲んでパワーうpを狙ったレイアだったが栓を開けた途端、
莫大な音と光!それは半径1qまでおよび、レイアはもちろん、
ヨウガまでもが気絶した!そこにユウが通りかかり、無事捕獲成功!
「「「作者テメェェェェェ!」」」
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「さて早速どこにたてようか?」
「町中〜!」
レイアは言う。
「はい乙」
ヨウガ、即却下。
「なにそれ〜!!」
「だってよお、そんなとこにたてたら酔っぱらいとか常習犯が来るだろ?何より家から遠いし」
「簡単に言うと、『遠い』『ウザい』『えんがちょ』だな」
「実に明確である」
「いろいろと待てゴルァ(#°д°)」
ネタばらしはいけませんよレイアさん。
続けざまにユウはいう。
「ラブh「却下。いっぺん地獄見てこい」
「・・・チッ」
「じゃあさ、河原の土手の前とかどう?よくあるじゃん」
「「いいかもしれないそれ」」
「さて、どうしたものか」
「どうやってつくろうか」
「材料がない(´・ω・)」
一番最初の問題、交番がない。どすんのこれ。
「木材でたてたほったて小屋でいいか?」
「一応?」
「永遠に「激しく却下」
「まー石像でいいから作りましょっか・・」
「だな」
◇以下、ダイジェストでお送りいたします◆
「セメントプリーズ」
「ヘイセメント」
「欧米か」
「あるぇ?木材・・・」
「炎を放て!」
「やめろぉぉぉぉぉ!!」
「石が・・・動いた・・?!」
「石の意思ってか」
「誰得」
「・・やっとできた〜〜!!」
「おおおおおおお」
「石像感パネェ」
そこには何もなかったはずなのに、僅か1時間ほどで家がたってしまった。
ここがポケモンらしいところか。
あとは全部否定!!ともあれ、ヨウガたちはその中へ入っていった。
・・・あれ?ところでちゃんとそこに「交番」を建てるっていう
連絡はちゃんとしたのかなぁ?・・・いや、そんなことは考えてはいけない。
お三方はその出来立てホカァホカァの交番に入っていく。
「くっさ!!!」
「セメント臭も ぱなかったっす」
「オrrrrrrrr」
新築、いや、鬼畜の臭いである。
セメント、セメント。時々木材。ん、鉄?ナイナイ。
で、もっとも大きいところが・・・
「レイア」
「なに?」
「風呂デケェ」
「知ってるけど何か?」
現実にそこには交番を建てるはずであったが・・・
その交番よりも三割ぐらい大きく「風呂場」らしきものが建てられていた。
サイズで言うなら、一般の銭湯よりも一回り大きいと言ったところか。
「絶対交番よりでかいって、浴場かってのバカヤロー」
「『よく浄化』できるな」←ユウ
「誰がうまいこといえと」
設計ミス?いいや、それはない。だってレイアの顔が「計画通り顔」だから。
・・・それは差し置いて内装は至って普通であった。
こちら側の世界の交番を連想してもらっても構わない。
しかし、一つこちら側の世界の交番には無いものが・・
「ここは小規模練習場でいいんだな?」
「ん、まぁそんなとこだな」
小規模練習場。えーと・・あ、あれだ。
ポケモンは技を使ったりする。例えばかえんほうしゃとかハイドロポンプとか・
しかしそんな技も少しひねったり(これからはオリジナル技、と表記)
技と技同氏を組み合わせたり(かえんぐるま+そらをとぶ 等)・・・
この世界はレギュレーション違反でもしない限り何でもあり、である。
さらには世間一般で言う「そーさらー」、つまり魔法を使えたり
生まれた時からある素質から成る「技術」(スキル、とも表記)があったり。
・・・長くなってしまったがそんなことをああだこうだして
練習したりする、それがこの小規模練習場。
「で、さぁ、位置的にはここで合ってるんだな?」
「問題ない。野菜室を少し改良しておっきくしてその程度だしな」
このバクフーンとウインディのことだから何かいろいろとやらかしそうである。
一方、グレイシアのレイアはというと?
「はぁー^お風呂は最高なんじゃー^」
一匹、お風呂に入っていた。
お湯とか電気とかはすでに引いてあるらしい。
ザパッ「さぁーて、と・・そろそろあがろうかな・・・」
ガラッ「あぁーあ、なんでこんなにでっかく作ったんだろ・・」
「「?!」」
「ちょ、な、何で入ってくるのよど変態!!」
「はぁ?!なんで今ここでお前がはいってるんだY」
「問答無用!『れいとうビーム』!!!」
「うわちょっとやめT」
・・・・にぎやかで何より。