02 爆走、そして…
〜―前回のあらすじー〜
ある日突然レイアが「コンビニいけ」といいそこにいけば一万円もらえると
きいたヨウガは早速向かったが一万円ではなく一ナン円であったことにヨウガは
大激怒、帰宅後むしゃくしゃしてICHIGO大福を食するもマズくて床にたたきつけた!
結果「あんこ」という悪魔が大噴火、ヨウガ,レイアの顔に飛び散り一日中そのまま
でいるハメになった…
「「ゑ?」」
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「いっけねー遅刻だ!!」
なにしてんねんこんなあさっぱらから(^p^)
ともかく見切り発車感ならぬデ落ち感満載の爆走中(笑)のヨウガ。
2次試験2次試験〜なんて急いでる。
「ヨウガ!まちなさーい!」
後を追うレイア。見切り発車感のあるヨウガを追って早10年。
まだまだ引退はできなさそうだ。
「ん?チャリ・・・ユウ?!」
「おお〜ヨウガ、おそよう」
「おう、おそよう・・・って試験は?!」
「あーそれがだね〜・・」
こいつがユウ。ウインディ。イケメン臭漂うイケメン。いや、二枚目?いいや、イケメン。
「ヨウガ!・・私たち受かってるんだって・・」ゼェゼェハァハァ
「そう言うこと。試験は受けなくていいってよ」
「^p^」おっ
「じゃあ憧れの・・」
「警察官に・・・?」
「わぁい」
ヨウガ、ユウは喜びを噛み締めていた。
がレイアはさも同然、といったように「わぁい」としかいわなかった。
490・・・ぐらいだっけ?やっぱ化け物だよ、アンタ。
「で、これからのことなんだが・・」
「え?」
「続けろ、ユウ」
「俺の親父に相談してみたら好き勝手して交番たてていいってよぉ」
「mjk」
ユウの親はなんと警視総官、さらに実力もピカイチの精鋭だとか。
証拠に、ビルから町の交差点に落ちてきた鉄骨を
「蹴り一発」で星の王子様にしたんだとか。
やはり警視総官は伊達じゃない。
「で、どこにたてるんだ・・・?」
「さぁな、それはあとで決める。」
「ねぇ、リーダーとかどうすんの?」
まぁこの世界では活動するものには「りーだぁー」とかいう、
いわゆる先導役が必要である。コッチでいう会社の社長とか
工事現場の総監督とか・・?
ともかく、それを決めなければ何も始まらない。
そしてお三方が出した結論は・・
「そりゃあきまってるだろ」
「え?誰?」
「ヨウガ。」
「へ、俺?」ポカーン
なぜ選ばれたのだろう、ヨウガ。
「やったーーー!!」
糞ハムスターもおだてりゃ何とやら、ヨウガは大喜びしていた。
そんな彼を尻目に選んだお二方はこう囁く。
(ユウ)
(何?レイアちゃん)
(なんでヨウガ?)
(特にないがあいつならな)
(おkおk把握した)
今ここに交番主(迫真)ヨウガの誕生である。