探検隊ツヨイネの航海録












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八章 蒼海の王子?
54話 亀の怪盗
―ルカリオサイド―
「ひ、避難ってどこにするの!?」
僕はニョロトノに聞いた。
「とりあえずは神殿の外に出ましょう!」
ニョロトノは僕達の先を行き、住民というかマナフィのお手伝いさんみたいなポケモン達に指示している。
そういえば…マナフィが凄い大人っぽくなったけどなんだったんだろう?
「ねえニョロトノ。マナフィが凄い変わったけどなんだったの?」
「実は姫は二重人格者なのです。きっかけはわかりませんが急にあのような感じになるのです」
「ふーん…なるほど…」














―イーブイサイド―
「こっちです!」
マナフィに案内され、俺とエルはクリスタルルームまで走る。螺旋階段を駆け降り、長い廊下を走り抜け、10分程度でクリスタルルームに着いた。
「ヒャハハハ!!これ全部クリスタルだぜ!」
部屋の中から高笑いが聞こえてくる。ドアの取っ手を押し、中に入る。そこには3匹のポケモンがクリスタルを袋に入れていた。
「おい!テメエら何してんだ!」
大声で叫ぶとくるりとこちらを向いた。
「あぁん?んだこら?俺達が誰だか知ってんのか?」
「盗人」「コソ泥」
俺とエルは言葉は違えども同じことを言った。
「む、まあ確かにそうだな…」
「ボス!しっかりしてくださいよ!」
「そうだったな。俺はカメックス!」
「オイラはカメール!」
「ぼ、僕はゼニガメです!」
「三匹揃って!【怪盗タートルズ】だ!」
ガッハッハッ、とカメックスが大笑いする。
「マナフィ、君は下がっててくれ」
エルがマナフィに指示を出す。マナフィはこくりと頷き、後ろのほうに下がった。そして怪盗達はクリスタルの詰まった袋を置き、戦闘の準備をした。
「盗んだ物は返してもらうぜ!」
俺は一番弱そうなゼニガメに波導弾を撃った。しかし、高速スピンで弾き返された。
「うわっ!」
しゃがんで回避する。今度はエルが《シャイニングブロー》で殴った。が、これも高速スピンによって弾かれた。その一瞬をつき、カメックスの捨て身タックルがエルにヒットした。
「ぐあっ!」
エルは弧を描きながら宙を舞い俺の隣に落ちた。
「大丈夫か!?」
「うん…あのゼニガメが厄介だね」
「じゃあ作戦は、俺が波導弾を撃つからエルは《空間回廊》をゼニガメの前に開いて背中に当たるようににしてくれ」
「任せて」
「どうだ?作戦会議は終わったか?」
カメールがニヤニヤ笑っている。
「まあな…波導弾!」
「バカめ!何度や━━」
「《空間回廊》!」
ゼニガメの前に穴が開き、波導弾を吸収する。そして呆気にとられているゼニガメの背後に別の穴が開きそこから波導弾が飛び出した。
「ゼニガメ!後ろだ!」
「え? がはっ!!」
カメックスの叫びも虚しく波導弾は振り向いたゼニガメの顔面に当たり、彼は気絶した。
「これでイーブンだな。でも、5秒で2対1にしてやるぜ!」
俺は電光石火で突っ込みカメールの頭を掴む。そして、勢いよく壁に投げつける。マッハ1程度の速度で飛んだカメールは壁にめり込み気絶した。
「タイムは?」
「ジャスト5秒」
「っし!」
「波乗り!」
俺とエルが話している隙にカメックスは波乗りで俺達を攻撃してきた。俺は《雷槍》を創り、波目掛けて投げた。
「うぎゃああああ!!!」
カメックスは断末魔の叫び声をあげて気絶した。
「勝った!」
「マナフィ!もう来ても大丈夫だよ」
俺達はハイタッチをして喜んだ。
「早く!クリスタルを拾って全て嵌め込んでください!」
『おう!』
俺達は急いでクリスタルを広い集めた。

■筆者メッセージ
―ツヨイネ雑談たいむ―
グレイシア「最近、イーブイとのふれあいが少ない」
ロコン「最近、イーブイとイチャイチャしてない」
アブソル「最近、イーブイがかまってくれない」
アブ・ロコ・グレ
『どうにかしなさい!!』
作者「ええー…僕にはどうすることも…」
グレイシア「それをどうにかするのが作者でしょ!」
作者「あぅ…わ、わかったよぉ…神殿から出たらイチャつかせてやるから」
アブソル「話しのわかる作者でよかったわ」
ロコン「これからも私達の要望に応えなさいよ」
作者「りょーかい」
だんご3 ( 2016/10/17(月) 00:19 )